商品ページ改善チェックリスト|説明・画像・価格・購入導線を総点検

商品ページを改善しようと思っても、確認する場所が多くて、どこから手を付ければよいか迷いますよね。
商品の説明文だけを直しても、画像や送料の表示、購入手続きに問題が残っていると、お客様の迷いは消えません。
反対に、文字の色や飾りといった細かな見た目まで一度に直そうとすると、作業が終わりません。
直しきれないまま、改善そのものが止まってしまいます。
そこでこの記事では、お客様が買うかどうかを判断するときに影響の大きい項目だけを、チェックリストにまとめました。
商品の価値と対象者、説明と画像、価格・配送・返品、信頼と購入操作、検索と関連導線の五つに分けています。
まずは商品を一つ選び、実際のスマートフォン画面を見ながら順番に確認していきましょう。
1. 商品の価値と対象者

最初に確認するのは、「どんな人に向けた商品で、何を判断してほしいのか」がページから伝わるかどうかです。
商品ページの上のほうを中心に、次の項目を見てみましょう。
- どんな人の、どんな悩みに向く商品か分かる
- いつ、どこで、どのように使う商品か分かる
- 使うと何がどう便利になるのか、具体的に分かる
- 主な特徴が、使う人にとってどんな利点になるのか分かる
- 自分の店で扱う似た商品との違いを比べられる
- 向かない人、使えない環境、購入前にそろえておくものが分かる
- 効果や結果を保証するような表現を使っていない
チェックが付かない項目が多いときは、「どんな人が、どんな場面で使う商品なのか」を一文で書き出してみましょう。
商品の魅力を強い言葉へ書き換える前に、四つの点が事実どおりに伝わっているかを確認しましょう。誰に向く商品か、どんな場面で使うか、選ぶ理由は何か、どんな人には向かないかの四つです。
商品の価値が伝わらない原因をもっと詳しく知りたい方は、「ECの商品ページが売れない7つの原因|まず確認したいポイント」を読んでみてください。
2. 説明と画像

次は、お客様が購入前に手に取って確かめられない部分を、文章と画像で補えているかを確認しましょう。
まずは説明文の項目です。
- サイズ、重さ、容量、素材など、必要な仕様がそろっている
- 基本の使い方、設置方法、手入れの方法が分かる
- どこまでが本体で、何が付属品か、何が別売りかを区別できる
- 色や種類ごとの違いと、選び方の目安が分かる
- 使用上の注意や、商品ごとの色や形のわずかな違いを購入前に確認できる
- 専門用語には短い説明を添えている
- 長い説明を、見出し、短い段落、表、箇条書きで整理している
続けて、画像も確認しましょう。
- 一枚目の写真で、商品の全体と主な色が分かる
- 正面、背面、側面など、必要な角度の写真がそろっている
- 素材、縫い目、ボタンといった細かい部分を拡大して見られる
- 実際に測った寸法と、身近な物と並べた写真から大きさを判断できる
- 内容物と付属品を一枚の写真で確認できる
- 持つ、着る、置くなど、実際に使っている場面の写真がある
- 実物と大きく違って見えるような色や形の加工をしていない
チェックが付かなかった項目は、お客様から届いた問い合わせや、購入後によく聞かれる質問と見比べて、直す順番を決めましょう。
説明文の組み立て方は、「ネットショップの商品説明は何を書く?購入につながる基本の組み立て方」で紹介しています。
どんなカットを撮ればよいかは、「ECの商品画像はどう撮る?商品の魅力と安心感を伝える基本」で説明しています。
3. 価格・配送・返品

購入直前の行き違いを減らすため、お客様が実際に支払う金額と取引の条件を、探さなくても見つかる場所に置きましょう。
条件を書く場所は商品ページだけではありません。
利用ガイド、カート、注文の最終確認画面でも同じ内容になっているか確認してください。
- 商品価格と、その価格が税込みかどうかが分かる
- 送料と、送料が無料になる条件が分かる
- 手数料などの追加費用がかかる場合、いくら、どんなときにかかるかが分かる
- 発送までの目安の日数と、配送方法を確認できる
- 到着日をはっきり示せない場合、その理由とお客様が状況を確認する方法が分かる
- 返品や交換を受け付ける条件、期間、連絡方法が分かる
- 返品時の送料など、どちらが費用を負担するかが分かる
- 支払い方法と、どの操作で注文が確定するのかを確認できる
- 商品ページ、利用ガイド、購入画面で条件が食い違っていない
消費者庁の特定商取引法ガイド「通信販売」では、通信販売の広告に載せる項目と、注文の最終確認画面に表示する項目が案内されています。
必要な表示は、販売する商品や販売方法によって変わります。
自分の店ではどう書けばよいか判断できないときは、公的な相談窓口や専門家へ確認しましょう。
送料や返品の条件を変更したときは、古い内容が残りやすい場所も見直してください。
画像に入れた文字、よくある質問、注文時の自動返信メールなどです。
4. 信頼と購入操作

ここで確認するのは、お客様が安心して注文できる情報がそろっているかどうかです。
あわせて、購入操作を最後まで進められるかも試しましょう。
まずは、お店を信頼してもらうための情報です。
- 商品ページから、運営している事業者の情報を載せたページへ移動できる
- 問い合わせ方法と、対応できる時間帯や返信の目安が分かる
- 価格、配送、返品などのよくある質問のページへたどり着ける
- レビューや実績が実在し、お客様に誤解させる見せ方をしていない
- 個人情報の扱いや支払いに関する案内を、購入前に読める
次に、自分のスマートフォンで購入操作を試してみましょう。
- 色、サイズ、数量など、注文に必要な項目を選べる
- 在庫切れの商品や、選べない色とサイズの組み合わせは、その理由が分かる
- 購入ボタンを押したあと、カートへ入ったことが画面で分かる
- カートの中で商品、数量、金額を確認したり変更したりできる
- 入力欄が何のためのものか、どれが必須か、入力を間違えたときの直し方が分かる
- 前の画面へ戻ったときに、選んだ内容や入力した文字が必要以上に消えない
- 注文を確定する前に、商品、数量、金額、配送先を見直せる
- 注文完了画面が表示され、購入者と運営者の両方に通知が届く
テストで入力する個人情報や決済情報は必要最小限にし、記録用のスクリーンショットへ写り込まないよう注意しましょう。
購入ボタンが表示されているだけで「ちゃんと買える」と判断せず、商品の選択、カート、情報の入力、注文内容の確認、完了画面、通知まで自分でたどってみましょう。
カートや決済画面まで含めて購入操作をテストする方法は、「ECサイトで商品が購入されないのはなぜ?離脱ポイントの見つけ方」で確認できます。
5. 検索と関連導線

最後に、その商品を必要としている人が商品ページを見つけられるかを確認しましょう。
商品ページから関連する情報へ移動できるかも、あわせて見てください。
- 商品名を見ただけで、どんな種類の商品で、何に使うのかを想像できる
- 検索結果に出るページタイトルと、画面に表示される見出しが商品の内容に合っている
- 自分の店で書いた説明があり、仕入先の紹介文をそのまま貼っただけになっていない
- URLが分かりやすく、公開後に理由なく変わらないよう管理している
- 画像のファイル名と、画像の内容を文字で説明した代替テキストが、写っている内容に合っている
- その商品に合ったカテゴリのページから、商品ページへ移動できる
- 比較、選び方、使い方などの記事から、関係する商品ページへ案内している
- 関連商品として並べる商品は、用途や条件が近い理由を説明できる
- 売りたい商品のページへ、サイト内のほかのページからリンクを張っている
GoogleのSEOスターターガイドでは、検索結果から見つけてもらうためのサイトづくりの基本が案内されています。
まずはページを見る人のことを第一に考え、そのうえで検索エンジンが内容を見つけて理解しやすい状態にする、という考え方です。
チェックの結果は、三つに分けると直す順番を決めやすくなります。そもそも購入できない問題、購入を判断する情報が足りない問題、検索や運用で改善したい点の三つです。
まとめ

商品ページを総点検するときに見る分野を振り返ります。
- 誰に向く商品か、どんな場面で使うか、何が便利か、どんな人には向かないかが伝わる
- 説明文と画像で、仕様、細かい部分、大きさ、内容物を判断できる
- 価格、送料、配送、返品の条件を購入前に確認できる
- 運営者の情報を確認でき、スマートフォンで注文を最後まで完了できる
- 検索結果、カテゴリ、記事、関連商品から商品ページへ移動できる
- 見つかった問題を重要度で分け、直す順番を決めている
まずは、お客様が注文できない問題に印を付けてください。
その中から一つだけ選び、今日直す項目にしましょう!
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