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Grokを使って情報漏えいしないための注意

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ざっくり言うと

いちばんの基本は、顧客名や社外秘をそのままGrokに貼らないことです。

そのうえで、使っている画面ごとに気をつける場所が変わります。X上のGrokなら「シェア」の操作です。Office / Google Workspaceのアドイン(ExcelやOutlookに機能を足す追加プログラム)なら、つないだメールやファイルの参照範囲です。

習慣にしたいのは、次の4つです。

  1. 名前や金額は伏せ字にしてから貼る(マスキング)
  2. 学習に使われたくない相談はPrivate Chatで行う
  3. Xへつながる「シェア」ボタンを安易に押さない
  4. 何をつなぐのか、会社のルールで使ってよいのかを確認する

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正確には

データの扱いは、xAI公式のFAQとプライバシーポリシー、消費者向けの利用規約(※原文:Consumer Terms)に書かれています。2026年8月25日に確認した時点で、この規約は2026年6月26日に発効したものです。

Grokに入力した内容とGrokからの応答は、モデルの学習やサービス改善に使われる場合があります。入力した内容には、プロンプト(AIへの指示文)、検索に使った言葉、添付したファイルなどが含まれます(用語集:プロンプト)。

一方、Private Chat(プライベートチャット)での会話は、モデルの学習に使われません。削除したチャットとPrivate Chatの会話は、30日以内にxAIのシステムから削除されます。ただし、安全・セキュリティ・法的要請などの例外はあります。

X上のGrokについては、Xのヘルプが別に案内しています。Xアカウントの公開データやGrokとのやり取りを、学習や微調整に使わせない設定(オプトアウト)があります。

たどり方はこうです。Xの設定(Settings and privacy)を開き、Privacy & Safetyへ進みます。次に選ぶのは、Data sharing and personalizationという項目です。その中にあるGrok & Third-party Collaboratorsが、切り替えの場所になります。2026年8月25日にX公式ヘルプで確認したたどり方です。

2026年7月に発表された公式アドインでは、次のものを参照できると案内されています。

  • Excelからは、最近のメール、SharePoint、Google Driveを参照できます
  • Outlookからは、メールのスレッドや添付ファイルが対象です
  • Google Workspaceからは、開いているSheets・Slides・Docsに加えて、コネクタ経由の最近のメールやGoogle Driveも対象になります

便利になるぶん、仕事のデータがGrokへ渡る入口も増えます。つなぐ前に、どんな権限を渡すのかを確かめてください。

貼る前に自分へ聞く3つの質問

  1. 社外の人に見せても大丈夫な情報か
  2. お客さんの名前や連絡先が混ざっていないか
  3. 契約金額や社内の数字が入っていないか

ひとつでも引っかかったら、伏せ字にしてから貼ってください。伏せ字にできないなら、貼らずに済む聞き方を考えてみましょう。

「シェア」ボタンは公開につながる

Private Chatと、学習に使わせない設定

学習に使われたくない相談は、Private Chatで行うのが安心です。とはいえ、機密情報を入れてよいという意味ではありません。Private Chatや削除済みの会話も、消えるまでに最長30日かかるからです。

grok.comやGrokアプリには、Settings > Data / Data Controls > Improve the Modelのようなデータの設定があります。X上のGrokで見るのは、先ほどのGrok & Third-party Collaboratorsです。どちらを使っているかで、開く場所が変わります。

オプトアウトは、学習に使わせないための設定です。会話をその場で消す機能ではありません。機密度の高い情報は、設定に頼らず「そもそも貼らない」を守ってください。

メニューやアイコンの場所は、時期によって変わることがあります。見当たらないときは、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで確かめてください。

アドインをつなぐ前に確かめること

アドインやコネクタ(Google DriveやSharePointなどをつなぐ仕組み)は、会社が許可したアカウントだけに接続します。

  • 導入する前に、会社のAI利用ルールと管理者の許可を確認する
  • 個人用のアカウントと仕事用のアカウントを取り違えない
  • 質問する前に、開いているメール・添付・ファイルが対象として適切か確認する
  • Google DriveやSharePointなどのコネクタは、必要なときだけ有効にし、渡す権限を確認する
  • Grokの答えを共有リンクやXへ出す前に、参照元の機密情報が残っていないか確認する

通常のチャットと、X上のGrokと、Office / Google Workspaceのアドインでは、入口も共有の操作も違います。いま使っている画面に合わせて、確かめる場所を切り替えてください。

会社で使うなら、先に許可を取る

他人の情報は、本人か会社の許可を取ってから

お客さんからもらったメール、取引先の見積書、同僚の個人情報。これらは自分の情報ではありません。Grokに貼る前に、本人や会社の許可が必要です。伏せ字にした場合でも、他人の情報を預かっているという意識は持っておきましょう。

やってみよう

ステップ1:貼る前に3秒止まる

Ctrl+Vを押す前に、3秒だけ手を止めてください。「これ、Xのタイムラインに流れても困らないかな?」と自分に聞きます。困ると感じたら、そのまま貼らずにステップ2へ進みましょう。

ステップ2:置き換えのメモを用意する

毎回ゼロから考えると続きません。次のような置き換えパターンをメモ帳に持っておくと、手が早くなります。

会社名 → A社・B社
人名 → Bさん・X氏
金額 → 「数百万円規模」または「(伏せる)」
日付 → 「先日」
メールアドレス → example@example.com

ステップ3:設定を一度だけ見直す

最初に1回だけ確認しておけば十分です。操作の正確な場所は時期で変わるので、迷ったら公式ヘルプを開いてください。

  1. Private Chatの入り方(ゴーストアイコンなど)を覚える
  2. 過去のチャットに機密が混ざっていないか流し見し、あれば手動で削除する
  3. Xの設定にあるGrok & Third-party Collaboratorsを開いて、状態を確認する
  4. grok.comやGrokアプリを使うなら、Data Controls / Improve the Modelの設定も確認する
  5. 業務で使うなら、会社契約のプランに切り替える

「便利だから貼る」より、「貼らずに済む聞き方」を探すほうが、結局は安全で早いです。

「うちの顧客リストを要約して」ではなく、「顧客リストを要約するときに気をつけることを教えて」と聞いてみてください。本物のデータを渡さずに、考え方だけ受け取れます。

伏せ字、Private Chat、「シェア」への注意、つなぐ権限と会社ルールの確認。この4つが、Grokを安全に使う基本の構えです。

よくある質問

Q. Grokに貼る前に、何を確かめればいいですか?
A. 3つ自分に聞きます。社外の人に見せても大丈夫な情報か、お客さんの名前や連絡先が混ざっていないか、契約金額や社内の数字が入っていないかです。
Q. Grokのシェアボタンは、押しても大丈夫ですか?
A. 顧客の情報が入ったチャットでは押さないでください。共有リンクは、リンクを知っている人なら開けます。公開のSNSに貼れば、検索エンジンに登録される可能性もあります。
Q. アドインをつなぐときの注意は何ですか?
A. 導入する前に会社のAI利用ルールと管理者の許可を確認し、個人用と仕事用のアカウントを取り違えないことです。コネクタは必要なときだけ有効にし、渡す権限を確認します。
Q. 学習に使われたくない相談は、どうすればいいですか?
A. Private Chatで相談してください。その会話はモデルの学習に使われません。ただし機密情報を入れてよいという意味ではないので、そもそも貼らないことを優先してください。

公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:

参考ソース

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