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Claudeを使って情報漏えいしないための注意

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ざっくり言うと

Claudeにも、そのまま貼らないほうがいい情報があります。人の名前、契約、お金、パスワードが出てきたら、送信の前に一度手を止めてください。

やることは3つです。名前を伏せてから貼る。設定を一度だけ見直す。機密度が高い相談はIncognito chatで。この三段構えなら、便利さをあきらめずにリスクを下げられます。

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正確には

AIへの指示文(プロンプト)やアップロードしたファイルが学習に使われるかどうかは、プランと設定で変わります。どれくらいの期間残るかも、やはりプランと設定しだいです。ここを勘違いしたまま使うと、気づかないうちに情報を渡してしまいます

プランによって、はじめの設定が違います

Anthropicのプライバシーセンター(※原文:Anthropic Privacy Center)には、こう書かれています。

  • Free・Pro・Maxなどの個人向けプラン
    学習に使ってよいかを自分で選べます。オフにすると、新しいチャットやコーディングセッションに加えて、保存済みの会話も今後の学習には使われません
  • Team・Enterprise・APIなどの商用プラン:チャットもコーディングセッションも、初期状態では学習に使われません。自分からDevelopment Partner Programに参加した場合や、内容をフィードバックとして報告した場合などは別です

そのまま貼らないほうがいい情報

個人プランなら「学習に使わない」へ切り替えられます

Anthropicのプライバシーセンターによると、個人向けプラン(Free・Pro・Max)で学習をオフにする手順は3つです。

  1. プロフィールアイコンから「Settings」(設定)を開きます
  2. 「Privacy」(プライバシー)を選びます
  3. 「Help improve Claude」(モデル改善に協力する)のトグルをオフにします

オフにすると、これからの新しいチャットやコーディングセッションだけでなく、それまでに保存されていた会話も、今後のモデル学習には使われません。削除した会話も同じで、将来のモデル学習には回りません。

ただし、オフにする前までさかのぼって取り消せるわけではありません。モデル改善をオンにしていた間に始めた会話や再開した会話は、モデル学習パイプラインに残ることがあります。すでに進行中の学習処理や、学習済みのモデルまでは取り消せません。

残る期間は、状況によって変わります

同じくプライバシーセンターによると、個人向けプラン(Free・Pro・Max)でのデータの保存期間は次のとおりです。

  • 学習に使ってよいとした場合
    新しく始めた会話や再開した会話、コーディングセッションは、最長5年間モデル学習パイプラインに保持されることがあります
  • 会話を削除した場合
    チャット履歴からすぐ消えます。サーバーに残っている分も、通常30日以内に削除されます
  • 自動の安全システムがUsage Policy違反として印を付けた場合:入力と出力が最長2年です。trust and safetyの分類スコアは、最長7年保持されることがあります
  • 法令対応・紛争解決・Usage Policy違反への対処が必要な場合:必要に応じて別途保持されることがあります

履歴も残したくないときは、Incognito chatを使いましょう

Incognito chat(インコグニートチャット)は、その場かぎりの会話をするための機能です。Claudeのヘルプセンター(※原文:Claude Help Center)には、次のように説明されています。

  • 画面のゴーストアイコンをクリックすると開けます
  • チャット履歴に保存されません(閉じたら開き直せません)
  • モデル学習にも使われません。プライバシー設定でモデル改善をオンにしていても使われません
  • チャット検索やメモリなど、過去の会話をたどる機能からも参照されません
  • ただし安全対策などのため、初期設定では30日間保持されます(Enterpriseでは組織の保持設定に従う場合があります)
  • プロジェクトの中では使えません。プロジェクトの外で新しいチャットを始めるときに切り替えてください

Incognito chatは、機密度が高めの相談の窓口として使えます。とはいえ、機密度が高い情報はそもそも貼らない。この前提は変わりません。

Team・Enterpriseでは、Incognito chatも組織のデータ書き出しに含まれ、Ownerが確認できる場合があります。EnterpriseではCompliance APIの対象にもなります。つまり、組織の管理者から会話を隠すための機能ではありません。会社の保持設定と社内ルールを優先してください。

会社で続けて使うなら、法人プランのほうが安全です

Anthropicのプライバシーセンターによると、商用プラン(Claude for Work、API、Claude Govなど)の扱いは次のとおりです。

  • 入力と出力は、初期状態ではモデル学習に使われません
  • Enterpriseプランでは、契約や管理者の設定で、データの保存期間を独自に決められる場合があります。既定値や設定できるかどうかは、管理画面と契約内容、公式ヘルプで確かめてください
  • データの管理権限は、組織のPrimary Owner(主管理者)が持ちます

Covered Models(対象モデル)の30日保持は、Team・Enterprise・APIのすべてに一律で適用されるわけではありません。対象は、Claude ConsoleのZDR(データを保持しない設定)ワークスペースと、Claude EnterpriseでZDRを使うClaude Codeです。AWS Bedrock・Google Cloud Agent Platform・Microsoft FoundryのZDR環境で対象モデルを使う組織も当てはまります。Free・Pro・Maxはこの変更の対象外で、その他の組織にも変更はありません。

つないだ外部サービスは、設定から切り離しましょう

外部サービスとの連携も、2026年7月8日発効の個人向けプライバシーポリシーに書かれている内容のひとつです。コネクターなどの接続先へは、入力と出力、操作の指示が送られます。送られた内容は、接続先のポリシーに従って処理される場合があります。

しかも一部の連携は、設定で無効にするか切断するまで、アクセスが続く場合があります。「モデル改善をオフにした」「関連するチャットを削除した」だけでは、外部サービスとの接続まで解除されるとは限りません。使っていない連携は、設定から切断してください。

プラン構成や設定画面の名前、データの保存期間は変わることがあります。設定を変える前に、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで確かめてください。

やってみよう

最低限おさえる3ステップの安全策

名前を伏せる、設定を見直す、必要ならIncognito chat。この3つが習慣になれば、Claudeとは頼れるアシスタントのまま、長く付き合えます。まずは名前を伏せるところから始めてみてください!

よくある質問

Q. Claudeに貼らないほうがいい情報は何ですか?
A. 顧客の個人情報、社員の氏名や人事評価、取引先との契約書ドラフト、パスワードやAPIキーなどの認証情報、開発中の仕様や売上のような未公開情報です。
Q. Claudeの個人プランでも、学習に使わせない設定はできますか?
A. できます。Settings → Privacy の「Help improve Claude」をオフにすると、新しい会話も保存済みの会話も、今後のモデル学習には使われません。
Q. 履歴そのものを残したくないときは?
A. プロジェクトの外で新しいチャットを開き、ゴーストアイコンからIncognito chatに切り替えます。履歴に残らず学習にも使われませんが、安全対策のため初期設定では30日間保持されます。
Q. 会社でClaudeを使うなら、どのプランが安全ですか?
A. Team・Enterprise・APIなどの商用プランです。入力と出力が初期状態ではモデル学習に使われず、Enterpriseでは契約や管理者の設定で保存期間を決められる場合があります。

公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:

参考ソース

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