ホームページがGoogle検索に出ないのはなぜ?原因を順番に確認しよう

ホームページを公開したのに、検索しても自分のサイトが出てこないと、設定を間違えたのではと不安になります。
ただ、「検索に出ない」と見える状態は一つではありません。
公開したばかりで、Googleがまだページを見つけていないことがあります。
検索結果へ載せない設定が、ページに残っていることもあります。
登録は済んでいて、検索した言葉では順位が低いだけ、ということも少なくありません。
最初に分けるのは、「まだ登録されていない」のか、「登録済みだけれど見つけにくい」のかです。
ここを分けないままタイトルや文章だけを直しても、原因が別の場所にあれば直りません。
自分で確かめられる場所と制作者へ頼む場所を分けて、検索した言葉から順番に見ていきます。
Search Consoleに出た未登録の理由ごとの詳しい対処は「インデックスされない原因は?Search Consoleの理由別に対処法を整理」に分けています。
1. まず「どの検索で出ないのか」を確認する
最初にやるのは、「検索に出ない」という状況をもう少し具体的にすることです。
会社名で検索して見つからない状態と、一般的な検索語で上位に出てこない状態とでは、確かめる場所が違うからです。
試す検索は3種類に分けます。
確認する検索 | 入力例 | 見たいこと |
|---|---|---|
会社名・屋号 | Attrait | サイトやトップページが会社名と結び付いているか |
ページのタイトル | ホームページ公開前チェック完全ガイド | そのページを題名に近い言葉で見つけられるか |
一般的な検索語 | ホームページ 公開前 チェック | 同じテーマの他のページと比べたときの表示順位 |
会社名でもページのタイトルでも見つからないなら、Googleがそのページをまだ把握できていない可能性があります。
その場合は、誰でもページを開ける状態か、検索除外の設定が残っていないか、Googleへ登録されているかを、このあとの手順で順番に見ていきます。
会社名では見つかるのに一般的な検索語で出てこないなら、登録そのものは済んでいます。
こちらは、ページの内容が検索した人の目的に合っているか、同じ言葉で上位に出ている他のページと何が違うかを見る問題です。
なお、検索結果は、検索した時間、場所、端末、最近の検索履歴などで変わります。
自分の検索画面に出ないことと、Googleに登録されていないことは、同じではありません。
自分のサイトが実際にどんな言葉で表示されたかは、Search Consoleの検索パフォーマンス レポートで分かります。
検索された言葉は「クエリ」、表示されたURLは「ページ」という項目です。
ここを見ると、自分が想定していなかった言葉で、すでに検索結果へ出ていたと分かることもあります。
「何と検索したか」「どのURLを探したか」「いつ確かめたか」をメモに残しておくと、登録されていない問題なのか、順位が低いだけなのかを分けやすくなります。
検索から見つけてもらうまでの全体像を先に押さえたいときは、「小規模事業者のSEO入門|何を整えるか全体像を5分野で整理」が入口になります。
2. ページが誰でも開ける状態か確認する
次に見るのは、お客様もGoogleも同じ公開URLを開ける状態かどうかです。
このとき使うのは、管理画面の編集用URLやプレビュー用URLではなく、お客様へ案内している完全な公開URLです。
ブラウザのメニューから「新しいシークレット ウィンドウ」または「新しいプライベートウィンドウ」を開くと、ログイン情報を引き継がないので、初めてサイトを訪れた人と同じ状態でページを開けます。
アドレス欄へ完全な公開URLを入力して開いたら、見るのは次の3点です。
- ログインやパスワードの入力を求められないか
- 「404」や「500」などのエラー画面が出ていないか
- 公開したはずの内容がそのまま表示されているか
公開のときに確認用パスワードを外し忘れていると、お客様もGoogleもページの中身を見られません。
URLを変えたのに古いリンクが残っていて、目的のページへたどり着けないこともよくあります。
ここで確かめるのは、検索結果へ出したい公開ページだけです。
会員限定ページや個人情報を含むページは、認証が付いているのが正しい状態です。
シークレット画面では開けるのに、Search Consoleのライブテスト(「公開 URL をテスト」で今のページを取得する機能)では取得できないこともあります。
その場合は、サーバー側でアクセスを制限しているか、一時的なエラーが起きている可能性があります。
対象URLと画面に出た結果を制作者や管理会社へ伝えると、原因を調べてもらえます。
3. noindex・robots.txt・canonicalを確認する
公開ページが開けるなら、次は検索への掲載やGoogleの巡回に関わる設定です。
検索へ出したいページなのに、検索から除外する設定が残っていることがあります。
その場合は、ページの内容を直す前に、設定の方が先です。
名前だけでも知っておきたいのは、次の3つです。
設定 | 役割 |
|---|---|
| 「このページを検索結果に載せないでください」とGoogleへ伝える設定 |
| Googlebot(Googleの巡回プログラム)などが、サイト内のどのURLを見に来てよいかを指定するファイル |
| 内容が同じか、よく似たページが複数あるとき、どれを代表のURLにしたいかをGoogleへ伝える設定 |
ひとまとめに「検索除外の設定」と呼ばれがちですが、この3つは役割が違います。
Googleのnoindexに関する公式資料では、Googlebotがnoindexを読み取るには、そのページをクロール(巡回して読み込むこと)できる必要があると説明されています。
つまり、robots.txtでクロールを止めてしまうと、noindexの指定そのものが読まれません。
そのため、robots.txtでクロールを止めることは、ページを検索結果から確実に消す方法にはなりません。
canonicalも、正規URLに関する公式資料で、サイト側が希望するURLを示しても、Googleが別のURLを正規版として選ぶ場合があると説明されています。
検索に出ないからといって、3つの設定をまとめて外すのは避けたいところです。
問い合わせ完了ページや内容が重複しているページなど、意図して検索対象から外しているURLもあります。
設定を自分で消す前に、対象URLと、そのページをどう扱いたいのかを制作者へ伝えて相談すると、意図した設定を壊さずに済みます。
設定の意味や、Search Consoleに出る未登録理由ごとの確かめ方は、「インデックスされない原因は?Search Consoleの理由別に対処法を整理」で詳しく説明しています。
4. Search ConsoleのURL検査でGoogle側の状態を見る
ページを開けること、検索除外の設定が残っていないことを確かめたら、Google Search ConsoleのURL検査で、Googleがそのページをどう見ているかを調べます。
URL検査で最初に出るのは、Googleが前回そのページを読み込んだ時点の登録状況です。
今公開されているページをGoogleが取得できるかどうかは、「公開 URL をテスト」を押して別に確かめます。
Googleの検索の仕組みに関する公式資料では、検索結果に出るまでの流れを、クロール、インデックス登録、検索結果の表示という3段階に分けて説明しています。
同じ資料には、基本事項に沿ってサイトを作っても、この3段階を必ず通るとは限らないとも説明されています。
結果画面には似た言葉が並ぶので、見る順番はこうです。
- Search Consoleを開き、画面左上のプロパティ選択欄から、確かめたいサイトを選ぶ
- 画面上部の「URL検査」欄へ完全な公開URLを入力してEnterキーを押し、いちばん上に出るステータスとその理由を読む
- 「ページのインデックス登録」の欄を開き、前回のクロール、ページの取得、「クロールを許可?」、「インデックス登録を許可?」、ユーザーが指定した正規URL、Googleが選択した正規URLを見る
- 前回のクロール後にページを直した場合は「公開 URL をテスト」をクリックし、今のページでクロール、ページの取得、インデックス登録ができるかを見る
- 問題を直して再登録を頼む場合は、「インデックス登録をリクエスト」をクリックし、受け付けられたかどうかを見る
それぞれの項目が何を表しているかは、GoogleのURL検査ツールの公式ヘルプに載っています。
登録状況の見方、公開URLのテスト方法、正規URLの確かめ方まであるので、迷ったら開く場所です。
「URLはGoogleに登録されています」と表示されても、それは登録が済んでいるという意味です。
どんな検索語でも上位に出る、という意味ではありません。
反対に「登録されていません」と出た場合も、理由を読まないまま登録リクエストを何度も送るだけでは直りません。
表示された理由ごとに、次に確かめる先が変わります。
- 「URLがGoogleに認識されていません」:サイト内のリンクやサイトマップから、そのURLへたどり着けるかを見る
- 「クロールを許可?」が「いいえ」:
robots.txtでそのURLへのアクセスを止めていないかを見る(「3. noindex・robots.txt・canonicalを確認する」) - ページの取得に失敗している:エラーの内容、認証の設定、サーバーの状態を見る(「2. ページが誰でも開ける状態か確認する」)
- 「インデックス登録を許可?」が「いいえ」:意図しない
noindexが入っていないかを見る(「3. noindex・robots.txt・canonicalを確認する」) - 取得できているのに未登録:重複するURL、正規URL、ページ内容、内部リンクを見直す
「クロール済み - インデックス未登録」「検出 - インデックス未登録」「重複」「noindex」など、Search Consoleに出る理由ごとの対処は、「インデックスされない原因は?Search Consoleの理由別に対処法を整理」にまとめています。
URL検査で手がかりになるのは、結果の見出しよりも、「なぜその状態なのか」と「前回のクロール後にページを直していないか」の2つです。
公式ヘルプには、インデックス登録をリクエストしても、必ずGoogleへ登録されるわけではないとも書かれています。
リクエストを繰り返すより、表示された理由を一つずつ解消する方が近道です。
Search Console自体をまだ設定していない、または画面の見方から確かめたい場合は、「Google Search Consoleの始め方|初心者が最初に見る3つの画面」が先です。
5. インデックス済みなら検索意図と内容を見直す
対象URLが登録済みなら、次は「その検索語で選ばれるページになっているか」です。
ここまでは「検索へ出せる状態か」という話で、ここからは「その言葉で検索した人にとって役立つページか」という別の問題になります。
まず、その言葉を検索した人が何を知りたくて、次に何をしたいのかを考えます。
たとえば「税理士 地域名」と検索する人は、相談できる事務所を比べて選びたいのかもしれません。
一方で「確定申告 必要書類」と検索する人は、手続きに何をそろえればいいかを知りたいはずです。
同じ事業に関係する言葉でも、検索した人が探している物は同じではありません。
登録済みのページを開いて見るのは、次の項目です。
- 何について書いたページかが分かるタイトルとH1(ページの一番大きな見出し)になっているか
- 検索した人が最初に知りたい答えを、冒頭で示しているか
- 誰向けか、どの地域が対象か、どんな条件かを書いているか
- 判断に必要な理由、手順、具体例、注意点がそろっているか
- 一つの検索目的に絞った内容になっているか
- 読み終えた人が次に見たいサービスページや関連記事へ、自然につながっているか
足すのは文章の量ではなく、検索した人が判断できずに困る部分への具体的な答えです。
自分が想定したキーワードだけでなく、検索パフォーマンスレポートに実際に出た検索語を見ると、何を足せばいいかが見えてきます。
記事で狙う検索語の決め方は「ブログのSEOキーワードはどう選ぶ?初心者向けの決め方」、登録後に検索流入を伸ばす基本は「検索流入を増やしたい人へ|まず見直したい5つの基本」で扱っています。
サイト内に同じ検索目的を狙ったページが複数あるなら、どのページを代表にするかを先に決めます。
役割が重なる記事をそのまま増やすと、どれも中途半端な内容になります。
新しい記事を足すのは、一つにまとめる、扱う範囲を分ける、内部リンクで関係を整理する、のどれかで整えてからです。
地域名を含む検索で見つけてほしい場合も、地名を繰り返し書くだけでは伝わりません。
伝わるのは、実際に対応している地域、所在地、訪問できる範囲、その地域での事例を正確に書いたときです。
まとめ|「検索に出ない」を5段階で切り分ける
Google検索に出ないときに見る順番は、この5つです。
- 会社名・ページのタイトル・一般的な検索語に分けて、どの検索で出ないのかをはっきりさせる
- シークレット画面から完全な公開URLを開き、認証もエラーもなく表示されるかを確かめる
noindex・robots.txt・canonicalの役割と、そのページで何を意図した設定かを制作者へ確かめる- Search ConsoleのURL検査で、登録状況とその理由、前回のクロール、正規URLを見る
- 登録済みのページは、検索した言葉とタイトル、本文、対象地域、検索の目的が合っているかを見直す
この順番なら、「登録されていない問題」と「登録済みだが見つけにくい問題」を混ぜずに進められます。
まず一つやるなら、探しているページの完全な公開URLを用意して、Search ConsoleのURL検査で今の登録状況を見るところからです。
Search Consoleで具体的な未登録理由が出たら、その先は「インデックスされない原因は?Search Consoleの理由別に対処法を整理」で理由ごとに追えます。
登録や検索語だけでなく、ページの表示や導線まで整えたいときは、Attraitのホームページ改善でご相談いただけます。
