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Grokのデータって誰が見てるの?(プライバシーの基本)

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ざっくり言うと

Grokに打ち込んだ内容は、運営会社のxAIに届きます。届いた内容は、AIの学習に使われることがある、という仕組みです。

Grokには、もうひとつの入り口があります。X(旧Twitter)に載せた公開投稿や、X上のGrokでのやりとりも、学習やパーソナライズ(表示を自分向けに調整すること)の対象になることがあります。

どちらも、これから先の扱いは設定で切り替え可能です。まず一度、両方の設定を開いて見ておきましょう。

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マイナンバー、パスワード、他人の個人情報、社外秘の資料のような機密の情報は、そのまま貼らないでください。

正確には

Grokのデータの扱いは、まず2つに分けて考えると分かりやすくなります。Grokに直接打ち込んだデータと、X上の自分の投稿です。仕事用の連携機能を使う人は、これにもうひとつ経路が増えます。

設定の場所も、同じように2つに分かれています。grok.comとGrokアプリの設定、X上のGrokとXの設定は、それぞれ別に確認してください。

xAIのFAQでも、X上でGrokを使うときはX側の規約とプライバシーポリシーを見るよう案内されています。片方だけ見て安心せず、チャットの学習利用と、Xの公開投稿の共有に、両方とも目を通しましょう。

よくある勘違いは、「自分はGrokに打ち込んでいないから関係ない」と思ってしまうことです。GrokはX上の公開投稿とも関わります。Xに投稿している人は、Grokを直接使っていなくても、設定を見ておく価値があります。

2026年6月26日付で更新されたxAIの個人向け利用規約(※原文:Consumer Terms)では、次の4つの扱いが整理されています。

  • ユーザーが入力した内容(※原文:User Content)
  • AIが代わりに操作を進める機能(※原文:Agentic Actions)
  • 他社サービスとの連携
  • データ設定

チャットに打ち込んだ内容の扱い

xAIの公式FAQと利用規約には、こう書かれています。Grokに入力したチャット、検索、添付ファイル、結果などは、AIモデルの学習・微調整やサービス改善に使われる場合があります。微調整は、できあがったAIに追加で学習させて、性質を調整することです。

同時に、この利用を切り替える設定も用意されています。Grokのアプリ・Web版では、Settings > Data Controls / Dataから「Improve the model」を選んだり外したりできる仕組みです。

2026年8月25日に確認したプライバシーポリシー(Effective: April 4, 2026)では、消えるまでの期間も決まっています。チャットを削除した場合と、プライベートチャット機能を使った場合は、原則として30日以内にxAIのシステムから削除されます。ただし、安全・セキュリティ・法的な理由などの例外もあることは覚えておいてください。

プライベートチャットの内容は、学習には使われません。使い方と切り替えの場所は、Grokの履歴の管理にまとめています。

会話を人が見る場合もあります。xAI公式FAQでは、限られた権限を持つ人が会話を確認する場合があると説明されています。目的は次のとおりです。

  • モデル改善
  • セキュリティ調査
  • 誤用の調査
  • 法的義務への対応

センシティブな情報については、xAIは、個人を特定したり機微な情報を推測したりする目的での学習は行わないと明記しています。

ただし、「30日以内に消える」「学習に使わない設定がある」は、何を貼っても安全という意味ではありません。送信した時点で、内容は一度xAIのサーバーを通っています。機密の情報は、最初から貼らないでください。

Xに載せた自分の投稿の扱い

GrokはxAIが作っていて、X(旧Twitter)と同じグループのサービスです。X上の公開投稿(誰でも見られるポスト)は、GrokやほかのAIモデルの学習に使われる場合があると、公式に説明されています。

Grokを使ったことがなくても、Xに投稿しているだけで学習の対象になることがあります。ここがGrokならではの特徴です。

これもX側の設定で、これから先の学習・パーソナライズ利用を切り替えられます。X公式ヘルプの「Grokについて」(※原文:About Grok)では、次の順で開くよう案内されています。

まず「Settings and privacy」を開き、「Privacy & Safety」へ進んでください。次に「Data sharing and personalization」という項目を選ぶと、その中に「Grok & Third-party Collaborators」があります。

ここで、公開データやGrokとのやりとりを学習・微調整に使うかどうかを選べます。メニュー名や項目の場所はアップデートで変わるので、最新の手順はX公式ヘルプで確かめてください。

もうひとつの経路:メールや文書につなぐ機能

2026年7月には、Outlook向けのアドインと、Google Workspace向けのアドオンが発表されました。アドイン・アドオンは、いつも使うソフトに後から足す拡張機能です。ここではGrokが、メールのスレッド、添付ファイル、開いている文書や表を参照します。コネクタ(外のサービスにつなぐしくみ)を有効にした場合は、最近のメールやGoogle Driveのファイルを使える機能も案内されています。

これは、Xの公開投稿とは別のデータの経路です。仕事用のアカウントをつなぐ前に、会社の利用許可、接続先、渡す権限を確認してください。

住んでいる国・地域による違い

xAIは、ヨーロッパ(EEA・英国・スイス)向けに、追加のプライバシーポリシー(※原文:Europe Privacy Policy Addendum)を別に用意しています。日本を含むほかの地域には、グローバル版のポリシーが当てはまります。

国や地域によって、設定項目の出方や規約の細かい部分が違うことがあります。自分の住んでいる国でどのポリシーが当てはまるかは、xAI公式サイトで確かめるのがおすすめです。

メニュー名、対応する国、保持期間、プランの仕様は、これから変わることがあります。細かいところは、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで確認してください。

やってみよう

安心して使い始める3ステップ

設定は、まず一度確かめれば大丈夫です。ただ、表示や条件は変わることがあるので、気になったときにもう一度開いてみてください。

会社の業務でGrokを使うときは、まず会社のIT部門や利用ルールを確認してください。ふだんXに投稿している会社のアカウントと、業務で使うAIが、同じ枠組みでデータをやり取りする可能性があります。個人で使うときよりも、一段慎重に進めておくと安心です。

よくある質問

Q. Grokに打ち込んだチャットは、AIの学習に使われますか?
A. 使われる場合があります。対象になるのは、チャット・検索・添付ファイル・結果で、モデルの学習や微調整、サービス改善に使われます。アプリとWeb版の設定にある「Improve the model」で切り替えられます。
Q. Grokを使っていなくても、Xの投稿が学習に使われることはありますか?
A. あります。X上の公開投稿は、GrokやほかのAIモデルの学習に使われる場合があると公式に説明されています。Xの設定の「Grok & Third-party Collaborators」で切り替えられます。
Q. Grokの会話を削除したら、データはいつ消えますか?
A. 削除を指定した会話とプライベートチャットは、原則として30日以内にxAIのシステムから削除されます。ただし、安全・セキュリティ・法的な理由などの例外もあります。
Q. Grokの学習設定を今からオフにすれば、これまでの分も対象から外れますか?
A. さかのぼっては消えません。すでに学習に使われた分はそのままで、オフにすると、それ以降の新しいデータが対象から外れます。鍵アカウントにすると、公開ポストとしての対象からは外れます。

公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:

参考ソース

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