Geminiの音声会話モードで「話して相談」する
この記事は約7分で読めます
ざっくり言うと
Geminiのスマホアプリには、声を使う方法が2つあります。マイクボタンで質問を音声入力する方法と、声で会話を続けるGemini Liveです。
うれしいのは、手がふさがっていても相談できることです。家事の合間、外出の前後、散歩の休憩中。キーボードを開けない時間が、そのまま相談の時間になります。
ただし、音声や文字起こしは設定に応じて保存されます。機密情報は声に出さないようにしましょう。
イメージ
特に助かるのは、手がふさがっているときです。
- 食器を洗いながら「今晩のおかず、冷蔵庫にある鶏むね肉でなにか提案して」
- ベンチで休みながら「明日のプレゼンの導入、3パターン考えてくれる?」
- 家を出る前に「○○駅近くで、子連れで行けるカフェ教えて」
「キーボードを開く気力はないけれど、ちょっと話は聞いてほしい」。そんなときに気軽に呼び出せます。移動中に使うときも、画面の操作や周囲の確認がおろそかになる場面では使わないでください。
正確には
Geminiのモバイルアプリでは、入力欄のマイクボタンを押して声で質問できます。Google公式のヘルプによれば、音声入力の間、マイクは最大5分間開いたままになり、話した内容を聞き取ります。
もうひとつがGemini Liveです。より自然な会話のキャッチボールができて、割り込み・中断・話題変更を会話の流れのままこなせます。くわしい使い方は、Gemini Liveで音声会話するにまとめています。
Gemini Liveは、現時点では18歳以上のログインユーザーが対象です。使えるのはAndroid・iPhone・iPadのモバイルアプリで、ウェブアプリとGoogleメッセージでは利用できません。
マイクボタンの音声入力とGemini Liveは、役割が違います
- マイクボタンの音声入力
タップして話すと、話した内容が文字に変わり、テキストの質問として送られます(音声認識の技術を使います) - Gemini Live(自然会話モード)
話しかけると声で答えが返ってくる、自由なキャッチボール型の会話です。アプリを裏に回したり画面をロックしたりしても続けられます
最初はマイクボタンの音声入力から試すのがおすすめです。慣れてからLiveに進むと、電話で相談している感覚に近づきます。
提供範囲・対応プラットフォーム・声の種類は、時期や地域で変わります。いまの状況は、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで確かめてください。
「Hey Google」で呼び出せる端末もあります
Android端末などでは、設定をオンにしておくと「Hey Google」と話しかけるだけでGeminiを呼び出せますが、対応する言語と端末は限られています。端末のロックが外れているときと、ロック中のときとで、できることが違う場合もあります。
対応していない端末でも、マイクボタンをタップする方法は使えます。詳しい条件は、公式ヘルプ「Geminiモバイルアプリを使いはじめる」(※原文:Get started with the Gemini mobile app)に書かれているとおりです。
やってみよう
ステップ1:マイクボタンを押して質問してみる
- Geminiのスマホアプリを開きます
- 入力欄の右側にあるマイクのアイコンをタップします
- そのまま普通にしゃべります(例:「今日の夜ごはん、冷蔵庫に鶏むね肉とキャベツがあるんだけど、なに作れる?」)
- 話し終わったら少し待ちます。文字起こしされた質問として送信されます
最初の練習はこれだけで十分です。打たずに済む気楽さを、まず味わってみてください。
ステップ2:Gemini Liveで会話してみる
- Geminiアプリ内のLive(またはそれに相当する音声会話モード)のアイコンをタップします
- 「ちょっと相談に乗ってほしいんだけど」と切り出して、そのまましゃべります
- Geminiが声で答え始めたら、気になったところで割り込んで「いやそれより〜」と話を変えてみます
- 終わるときは、画面の終了ボタンを押して、通話を切るように閉じます
メニューの位置や名前は、アプリの更新で変わります。見つからないときは、公式ヘルプ「Gemini Liveと自然に話す」で今の画面を確かめてください。
ステップ3:プライバシー設定を一度ながめておく
- Geminiアプリの設定メニューから「Gemini Apps Activity」を開きます
- 「Keep Activity」がオンとオフのどちらになっているか確かめます
- 過去のチャット(音声を含む)を確認・削除できることを知っておきます
- 「音声とGemini Liveの動画・画面共有をGoogleサービスの改善に使う」設定のオン・オフも見ておきます
設定を変えなくてもかまいません。何が保存され、どこで確認・削除できるのかを知っておくだけで十分です。
注意点
そのうえで、声に出さないものを先に決めておきましょう。
- 会社の機密情報やお客様の個人情報は声に出さない
- パスワード・クレジットカード番号・マイナンバーは絶対に話さない
- 家族の病歴のようなセンシティブな個人情報も控える
履歴の確認・削除と、保存期間の設定変更は、Gemini Apps Activityから行えます。開き方は、上のステップ3のとおりです。
送る前に、文字起こしをひと目だけ確かめる
音声入力は、周りの音や聞き取り違いで、こちらの意図とちがう質問として送られることがあります。大事な依頼の前には、画面に出た文字起こしを確かめるクセをつけておくと安心です。
締めに
キーボードを打つのがしんどい日、考えがまとまらないまま話して整理したい日。そんなときは、マイクボタンを押すのがいちばん速い方法です。慣れてくると、電話をかける感覚でGeminiに相談できるようになります。
ただし、音声と文字起こしが設定に応じて保存されることだけは、最後まで忘れないでください。
よくある質問
- Q. マイクボタンの音声入力とGemini Liveは何が違いますか?
- A. マイクボタンは、話した内容を文字に変えてテキストの質問として送る音声入力です。Gemini Liveは声で答えが返ってくる会話モードで、アプリを裏に回したり画面をロックしたりしても続けられます。
- Q. Gemini Liveでは、話の途中で割り込めますか?
- A. 割り込めます。Geminiがしゃべっている最中に話しかけて止められます。自分のマイクだけ一時的にミュートすることもできます。
- Q. 音声で話した内容も保存されますか?
- A. 「Keep Activity」がオンのあいだは、文字起こしも音声も画面共有も保存されます。パスワードやお客様の情報は声に出さず、履歴はGeminiアプリのGemini Apps Activityで確かめてください。
- Q. 「Hey Google」と話しかけてGeminiを呼び出せますか?
- A. 設定をオンにしたAndroid端末などでは呼び出せますが、対応する言語と端末は限られます。端末がロック中かどうかでできることが変わる場合もあり、対応していない端末ではマイクのアイコンをタップして使います。
公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:
参考ソース
- Gemini Apps Help - Talk naturally with Gemini Live (Android)(公式情報)
- Gemini Apps Help - Talk naturally with Gemini Live (iPhone & iPad)(公式情報)
- Gemini Apps Help - Get started with the Gemini mobile app(公式情報)
- Gemini Apps Help - Change Gemini's voice(公式情報)
- Gemini Apps Help - Manage & delete your activity in Gemini Apps(公式情報)
- Gemini Apps Help - Gemini Apps Privacy Hub(公式情報)
この教科書は無料で全文公開しています。仕事で使えるところまで進みたい方は、実習と資料がそろった生徒プランをどうぞ。
あわせて読みたい
- ChatGPT | 便利な機能・小ワザ約8分
ChatGPTの音声会話モードで「話して相談」する
ChatGPTの音声会話モード(Voice)は、スマホアプリ・Web・対応デスクトップ環境で使えます。画面を見られない移動の前後や家事の合間に、声で相談する使い方と注意点をやさしく解説します。内容を見る - Grok | 便利な機能・小ワザ約11分
GrokでExcel・CSVを整理してもらう
ExcelやCSVの表記ゆれ・重複・列の整理は、Grokに渡せば下書きまで進みます。ExcelやGoogle Sheetsを開いたまま頼める公式アドイン、頼み方の型、顧客リストを扱うときの注意をまとめました。内容を見る - AI基礎 | 使う前に知っておくこと約6分
情報漏洩のリスクと対策
AIに打ち込んだ文章は、インターネットを通って運営会社のサーバーへ届きます。情報が外に出る3つの経路、入れてよい情報と入れない情報の線引き、今日からできる5つの対策を、公的機関と各社の公式情報をもとに超訳します。内容を見る