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ChatGPTを使って情報漏えいしないための注意

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ざっくり言うと

ChatGPTには、そのまま貼らないほうがいい情報があります。人の名前、契約、お金、パスワードが出てきたら、送信する前に一度手を止めてください。

やることは2つだけです。名前を伏せてから貼る。設定を一度だけ見直す。この2つで、便利さはそのままに、漏えいの心配をぐっと減らせます。

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正確には

AIへの指示文(プロンプト)やアップロードしたファイルが学習に使われるかどうかは、プランと設定で変わります。ここを勘違いしたまま使うと、気づかないうちに情報を渡してしまいます。

個人プランと法人プランでは、最初の設定が違います

  • 無料プラン・Plus・Proなどの個人向けプラン
    初期状態では学習に使われることがあります。設定(Data Controls)で「使わせない」に切り替えられます
  • ChatGPT Business・Enterprise・Edu・API:初期状態で学習に使われません。組織のほうから「使ってよい」と申し出ない限り、入力も出力もモデルの学習には回りません

そのまま貼らないほうがいい情報

個人プランなら「学習に使わない」に切り替えられます

OpenAIヘルプセンターによると、個人向けプランで学習をオフにする手順は3つです。

  1. プロフィールアイコンから「Settings」(設定)を開きます
  2. 「Data Controls」(データコントロール)を選びます
  3. 「Improve the model for everyone」(モデル改善に協力する)のトグルをオフにします

オフにすると、そのあとの新しい会話は学習に使われません。チャット履歴はそのまま残せます。「見返したいから履歴は消したくない、でも学習には使ってほしくない」という使い方ができます。

履歴も残したくないときは、Temporary Chatを使いましょう

Temporary Chat(一時チャット)は、その場かぎりの会話をするための機能です。次の3つが、通常のチャットと違います。

  • チャット履歴に残りません
  • メモリー(前の会話の内容を覚えておく仕組み)を参照せず、新しいメモリーも作りません
  • モデルの学習にも使われません

なお、OpenAIヘルプでは、安全確認などの目的で最大30日保持される場合があると説明されています。履歴を残したくない相談の窓口として使えますが、機密度が高い情報はそもそも貼らない。この前提は変わりません。

会社で続けて使うなら、法人プランのほうが安全です

OpenAI公式の「Enterprise privacy」「Business data privacy」のページには、こう書かれています。

  • ChatGPT Business・Enterprise・Edu・APIでのやりとりは、初期状態で学習に使われません
  • データは保存中も通信中も暗号化されます
  • データの持ち主は、契約した組織です

プラン構成や設定画面の名前、データの保持期間は変わることがあります。設定を変える前に、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで確かめてください。

ファイルと音声も、文字入力と同じ基準で

OpenAI公式ヘルプによると、Libraryに保存されたファイルは、元のチャットを削除しても自動では消えない場合があります。要らないアップロードファイルは、チャットを消して終わりにせず、Libraryからも消えたか確かめましょう。

音声入力やDictationも、話した内容を音声データとしてモデルへ送り、文字にします。会議名・顧客名・社外秘の話は、声に出す前に、文字で打つときと同じように名前を伏せてください。

他人の健康情報は、普通のチャットに貼らない

Health in ChatGPTは、対象になっている人が自分の医療記録やApple Healthをつないで使う機能です。つないだデータと、それを使った会話は、モデルの学習にも広告の出し分けにも使われません。

ただし、これは顧客・従業員・家族の健康情報を普通のチャットへ入力してよい、という意味ではありません。本人以外の情報を扱うときは、本人の同意・会社のルール・法令を確かめたうえで、原則としてそのまま入力しない運用を続けてください。

やってみよう

最低限おさえる3ステップの安全策

名前を伏せる、設定を見直す、必要ならTemporary Chat。この3つが習慣になれば、ChatGPTは横の席の頼れる助っ人のまま、長く付き合えます。まずは名前を伏せるところから始めてみてください!

ChatGPTで情報漏えいを防ぐ手順

貼る前に仮名化し、個人プランではデータ設定を確認し、必要に応じて一時チャットを使います。

  1. STEP 1

    入力前に仮名化する

    会社名・氏名・金額・メールアドレスなどを、A社・担当者X・¥XXX,XXX・xxx@example.comのようなダミー値に置き換えます。

  2. STEP 2

    データ設定を確認する

    個人プランではSettingsのData Controls周辺を確認し、モデル改善に使わせるかどうかの設定を見直します。

  3. STEP 3

    機密度が高い相談はTemporary Chatを使う

    履歴やMemoryに残したくない相談ではTemporary Chatを選びます。それでもパスワードやAPIキーは入力しません。

よくある質問

Q. ChatGPTに顧客情報を貼ってもいいですか?
A. 顧客名・住所・メールアドレス・契約金額・口座情報は、そのまま貼らないでください。相談したいときは、A社・担当者X・XXX,XXX円のように名前を伏せてから貼ります。
Q. ChatGPTに入力した内容は、学習に使われますか?
A. 個人向けプランは、初期状態では学習に使われることがあります。SettingsのData Controlsで切り替えられます。Business・Enterprise・Edu・APIは、初期状態では使われません。
Q. 学習に使わない設定にすれば、何を入力してもいいですか?
A. いいえ。設定は大切ですが、パスワード・APIキー・社外秘の資料・未公開の契約書は、設定に関係なく入力しない運用が安全です。
Q. 履歴も残したくない相談は、どうすればいいですか?
A. Temporary Chatを使うと、履歴にもメモリーにも残さずに相談できます。ただし機密度が高い情報は、そもそも貼らないことを優先してください。

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参考ソース

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