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Claudeを使う前に知っておきたい注意点

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ざっくり言うと

Claudeは、長い文章の下ごしらえを任せられる頼もしい相手です。ただ、堂々と事実を間違えることがあり、貼った内容の扱いもプランと設定で変わります。

もうひとつ、Claudeには前提を書き置きしておける欄があり、ここに書いた社外秘はそのあとの会話にずっと付いて回ります。

まずは「うのみにしない」「見られて困るものは渡さない」「決めるのは自分」。この3つから始めれば大丈夫です。

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正確には

Claudeを使う前に押さえておきたいことは、6つあります。最後に、書いたものを公開する前の著作権チェックも添えます。

もっともらしい顔で、事実を間違えることがあります

ハルシネーションとは、実際とは違う内容を、いかにも本当らしく書いてしまうことです。

Anthropicのヘルプセンターにも、同じ説明があります。誤った答えや誤解を招く答えが返ることはあり、それは生成AIの限界に伴う副作用だ、という内容です。

しかも文章の見た目は整っているので、うっかり見逃してしまうんですよね。

貼った内容の扱いは、プランと設定で変わります

Anthropicのプライバシー関連ページでは、入力と出力の扱いが利用形態や設定によって変わることが案内されています。モデル改善に使うかどうかを、設定で管理できることも書かれています。

大枠は次のとおりです。公開時点の公式情報をもとにした一般的な整理で、細かい条件は変わることがあります。

  • 入力と出力がサービス改善やモデル改善に使われるかは、利用形態・設定・安全性レビューなどで変わる
  • モデル改善に使うかどうかを切り替える設定が案内されている
  • 切り替えをオフにしても、安全性の確認や、自分で送ったフィードバックなど、別の目的で扱われる場合がある
  • 保持期間や対象の範囲は、規約・プライバシーポリシー・設定画面で変わる

設定の細かい仕様や保持期間は、更新のたびに変わります。使い始める前に、この記事の下の「参考ソース」にある公式ページと、Claudeの設定画面をのぞいておいてください。

指示欄に書いたことは、そのあとの会話にずっと効きます

Claudeには、答え方の前提を書き置きしておける欄があり、左下の自分のイニシャルから Settings を開くと Instructions for Claude が見つかります。ここに書いた内容は、Claudeとのすべての会話に効きます

案件ごとに変えたいルールなら、プロジェクトの中だけで効く Project instructions(プロジェクト指示)があります。「A社向けは正式名称で書く」のような前提は、こちらが置き場所です。

便利なぶん、置くものは選んでください。全体の指示に依頼者の名前や契約金額を書くと、そのあとのどの会話にも載り続けます。文体を伝えたいだけなら、「A社」「金額A」と置き換えた例で足ります。

くわしい書き分けは、Claudeの口調を整える3つの方法の記事にまとめています。

共有したプロジェクトでは、置いた資料も相手に届きます

Projects(プロジェクト)は、案件ごとにチャットをまとめておける作業場です。参考資料を置くナレッジベースは、そのプロジェクトの中のすべてのチャットで使われます。

2026年7月29日時点では、Team・Enterpriseでプロジェクトを組織のメンバーへ共有できます。共有相手は、権限に応じてプロジェクトの内容・ナレッジ・指示を確認できます。

一方、個々のチャットは初期状態では非公開です。手動で共有しない限り、ほかのメンバーからは見えません。ただし、その中身をナレッジベースへ入れた時点で、共有相手が使える範囲に入ります。

顧問先の個人情報や、未公開の人事・契約の資料を置く前に、共有相手と権限を確かめてください。プロジェクトはサイドバーの「Projects」から開けます(claude.ai/projects)。

便利な置き場所ほど、置くものを選ぶ。指示欄もナレッジベースも、ここは同じです。しくみの詳しい話は、ClaudeのProjects機能でチャットをまとめるの記事にあります。

法律・医療・税務の答えは、予習までにとどめてください

Claudeは法律や医療、税務の質問にも、筋の通った答えを返します。論点の整理や下調べには十分役立ちますが、最終判断には使わないでください。

アカウントとログインの守り方

Claudeのログイン画面では、メールに届く安全なログインリンクか、Googleログインを使います。Claude専用のパスワードは作れません。そのため、実際に守るのはメールとGoogleアカウントのほうです。

  • 届いたログインリンクや認証コードを、ほかの人へ転送しない
  • Claudeで使っているメールとGoogleアカウントのログインを固める
  • AppleのHide My Emailで登録したなら、発行された@privaterelay.appleid.comのアドレスをContinue with emailで使う
  • 共用の端末を使ったら、席を立つ前にログアウトする
  • 過去のチャットに残った個人情報を、ときどき見直して整理する

Claudeの文章をそのまま公開する前に

ブログや納品物に使うなら、公開の前に著作権まわりを一度だけ見ておきましょう。

  • 元にした文章と読み比べ、そっくりな出力になっていないか確かめる
  • 他の人が書いた文章を入力するときは、Claudeで処理してよい権利・ライセンス・許可があるか確かめる
  • 出来上がったものを公開・再配布するときも、第三者の著作権などを侵していないか確かめる
  • 商用利用や再配布の細かい条件は適用される規約で変わるので、その時点の公式規約を見ておく

注意点

指示や資料をきれいに整えても、答えの中身まで正しくなるわけではありません。Instructions for Claude やプロジェクト指示で決められるのは、答え方の方針と形までです。固有名詞・数字・法律・料金は、文章が整っているときほど自分で確かめてください。

資料を入れたプロジェクトでも、ハルシネーションは起きます。アップロードしたPDFの数字を、微妙に読み違えることもあります。ファイルを渡してあるから安心、とはいきません。

プランごとの条件や設定の名前も、更新で変わります。「Team・Enterpriseでプロジェクトを共有できる」は、2026年7月29日時点の公式ヘルプの内容です。ここに書いたことと自分の画面が食い違ったら、画面の表示のほうを信じてください。

やってみよう

使い始める日にやる6つ

締めに

6つ並べましたが、身構えなくて大丈夫です。どれも、送信ボタンの前のひと呼吸と、ときどきの見直しで足ります。

うのみにしない。見られて困るものは渡さない。決めるのは自分。この3つを頭に置いておけば、Claudeは毎日の書類仕事を軽くしてくれる相談相手になります。

まずは Instructions for Claude を開いて、依頼者の名前や金額が残っていないかだけ見てみてください。それだけでも、ひとつ安心が増えます。

よくある質問

Q. Claudeの指示欄に書いた内容は、どこまで効きますか?
A. Instructions for Claudeに書いた内容は、Claudeとのすべての会話に効きます。案件ごとに変えたい前提は、そのプロジェクトの中だけで効くProject instructionsへ置いてください。
Q. Claudeのプロジェクトを共有すると、相手には何が見えますか?
A. プロジェクトを共有できるのはTeamとEnterpriseで、共有相手は権限に応じて内容・ナレッジ・指示を確認できます。個々のチャットは初期状態では非公開ですが、ナレッジベースへ入れた時点で共有相手が使える範囲に入ります。
Q. Claudeに法律や税務のことを相談してもいいですか?
A. 下調べと論点の整理までなら役立ちます。最終判断には使わないでください。契約やもめごとは弁護士・行政書士へ、申告や節税は税理士へ、体調や薬は医師・薬剤師へ相談してください。
Q. AIが書いた文章を、そのまま公開してもいいですか?
A. 公開の前に著作権まわりを一度だけ確かめてください。元にした文章とそっくりになっていないか、他の人の文章を入力してよい権利があるか、商用利用や再配布の条件がその時点の公式規約でどうなっているかです。

公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:

参考ソース

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