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ClaudeでExcel・CSVを整理してもらう

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ざっくり言うと

ClaudeにExcelやCSVを預けると、集計も重複の洗い出しもやってくれます。整理した結果を、新しいExcelファイルとして書き出すこともできます。

渡し方は2つあります。ブラウザのClaudeにアップロードするか、Excelのサイドバーから直接頼むかです。XLSXをアップロードするときだけ、「Code execution and file creation」という設定を先に有効にしてください。

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正確には

Claudeは、アップロードしたファイルを読んで中身を分析できます。CSVは、そのまま渡して大丈夫です。XLSX(Excel)を上げるときは、「Code execution and file creation」という設定を先に有効にしてください。

読み取るだけではありません。公式ヘルプ「Create and edit files with Claude」によると、Claudeはファイルを新しく作ることも、編集することもできます。対応するのはExcelファイル(.xlsx)・PowerPoint(.pptx)・Word(.docx)・PDFです。整理した結果を、ダウンロードできるファイルで受け取れます。

Excel・CSVで頼めることは、たとえば次のとおりです。

  • 中身の下見(列名・行数・データの型・空欄の有無)
  • 集計(月別・科目別・取引先別など、観点は自由に指定)
  • 並べ替えと絞り込み(「金額の大きい順に20件」など)
  • 重複・表記ゆれの検出(「○○株式会社」と「(株)○○」を同じ会社として扱うか提案)
  • グラフ化(棒グラフ・折れ線・円グラフなど、ふつうの言葉で頼めば大丈夫)
  • 別ファイルとの比較(「先月のCSVと、今月のCSVで何が変わった?」)
  • 集計結果を新しいExcelファイル(.xlsx)として書き出し

Excelを開いたまま頼める「Claude for Excel」

Microsoft Excelのサイドバーから、ファイルを開いたままClaudeに頼める入り口があります。2026年7月27日時点では、Pro / Max / Team / Enterprise向けです。

選んだ範囲を、そのまま読ませられます。ピボットテーブル(集計表を作るExcelの機能)・条件付き書式・並べ替え・フィルタは、Excelそのものの操作として適用してもらえます。集計のあとの体裁づくりまで、開いているブックの中で片づくわけです。

ブラウザ版にファイルを上げるのと、ExcelからClaudeを呼ぶのとで、できることは近いです。違うのは入り口だけ、と押さえておけば大丈夫です。細かい条件は、公式ヘルプ「Use Claude for Excel」に書かれています。

対応するファイル形式、1ファイルあたりのサイズ上限、プランごとの違いは、機能の更新でちょいちょい変わります。自分の契約プランで何ができるかは、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで確かめてください。公式ヘルプ「Upload files to Claude」と「Create and edit files with Claude」に、更新情報がまとまっています。

ファイルにするほどでもない表は、貼るだけで通じます

5〜10行くらいの表なら、Excelで範囲をコピーして、Claudeの入力欄に貼るだけでも読み取ってくれます。

以下の表を、勘定科目別・月別の集計表に直してください。
(ここに表を貼る)

社内ルールでの禁止など、ファイルを添付できない場面でもこの手なら使えます。いちばん手早いやり方として覚えておいてください。

毎月同じルールで整理させるなら、Projectsに置く

Projectsは、案件やテーマごとにチャットをまとめておける作業場です。ここには2つの置き場があります。

  • ナレッジベース
    参考資料をアップロードしておく場所。入れた資料は、そのプロジェクト内のすべてのチャットで使われる
  • プロジェクト指示
    そのプロジェクトの中だけで効く前提やルールを書いておく欄

毎月の帳簿整理では、この2つがそのまま効きます。自社や事務所で使っている勘定科目一覧と、取引先名の表記ゆれ対応表を、ナレッジベースへ入れておいてください。プロジェクト指示には「科目名は一覧の表記にそろえる」と1行入れておきましょう。

すると、毎月のCSVを添付するだけで、同じルールの集計表が返ってきます。「うちは交通費と旅費をこう分けていて…」の説明を、月イチでくり返さずに済むわけです。

Projectsは無料プランでも使えます。2026年7月29日時点では、Freeが最大5プロジェクト、Pro($20/月)以上は数の制限なしです。

ひとつだけ気をつけてください。あるチャットで決めたことは、ナレッジベースに追加しない限り、別のチャットへは伝わりません。表記ゆれの新しい判断が出たら、その都度ナレッジベースの対応表を更新してください。

読み取りやすい表、つまずきやすい表

  • 複数シートが入り組んだExcel
    シート間の参照や複雑なピボットは、取り違えることがある
  • セルを結合した表
    人が見やすいように作り込んだレイアウトは、AIには読みにくい
  • 画像として貼られた表
    そもそも数値のデータではないので、読み取りの精度が落ちる

いちばん精度が出るのは、1行に1件ぶんのデータが入っていて、列名が1行目にあり、余計な装飾のない表です。顧問先から届くCSVも、まずこの形に直してから渡すと安定します。

注意点

機微なデータは、そのまま渡さない

やってみよう

よくある4つの場面と、そのまま使える頼み方

パターン1: 顧問先の経費CSVを、科目別・月別に集計する

添付したCSVは、顧問先から届いた経費の明細です。
勘定科目別×月別の集計表を作ってください。
金額の合計・件数・1件あたりの平均を並べてください。
集計のあとに、金額の大きい科目の上位3つもコメントしてください。

パターン2: 請求台帳の重複と表記ゆれを整える

添付したのは請求台帳です。
1. 二重計上や重複が疑われる行を挙げてください(取引先名の表記ゆれも含みます)
2. 統一案を「正式名称→ゆれパターン」の形で出してください
3. 統一後の一覧のプレビュー(上から20行)も見せてください

「(株)」と「株式会社」のような書き方の違いは、集計に入る前に整理してもらいましょう。

パターン3: 前月との差を洗い出す

CSVを2つ添付しました。前月分と今月分の経費明細です。
- 科目ごとの増減を、表にしてください
- 増減が大きい上位5科目を挙げてください
- 今月から出てきた取引先があれば、リストにしてください

集計で止めず、「気になる点はある?」まで聞くのがコツです。

パターン4: 請求書のテンプレートを作ってもらう

士業事務所向けの、シンプルな請求書テンプレートをExcelで作ってください。
入れる項目: 請求先・請求日・請求番号・品目・数量・単価・小計・消費税・合計・振込先
数量×単価と合計の計算式まで入れて、ダウンロードできるファイルにしてください。

Claudeは、そのままダウンロードできるExcelファイルまで作れます(公式ヘルプ「Create and edit files with Claude」で案内されている機能です)。

Excelを開いたまま仕上げるとき

Claude for Excelを使うなら、ブックを閉じずに同じことを頼めます。集計したい範囲を選び、サイドバーのClaudeに「この範囲を勘定科目別に集計して、ピボットテーブルにして」と伝えるだけです。条件付き書式や並べ替えも、続けて頼めます。

ただし、扱うブックは必ずコピーにしてください。理由は、このあとの「注意点」にまとめてあります。

毎月の帳簿整理を、いつもの流れに載せる

一度きりの整理なら、ここまでで十分です。毎月くり返す作業なら、Projectsに載せておくとラクになります。

  1. Claudeのサイドバーから「Projects」を開く(直接開くなら claude.ai/projects
  2. 右上の「+ New Project」を押し、「◯◯商事 月次経理」のように名前を付ける
  3. 勘定科目一覧と、取引先名の表記ゆれ対応表をナレッジベースにアップロードする
  4. プロジェクト指示に「科目名は一覧の表記にそろえる」「判断がつかない行は保留として別表に出す」と書く

翌月からは、このプロジェクトの中で新しいチャットを開き、その月のCSVを添付するだけです。前提の説明は要りません。

なお、プロジェクト名と説明は整理用で、Claudeは中身を参照しません。守ってほしいルールは、必ずプロジェクト指示かナレッジベースへ入れてください。

最初の答えがイマイチだったときの追加の頼み方

データの整理は、1回で決まらないのがふつうです。会話で詰めていきましょう。

  • 「列名の意味を、1つずつ簡単に説明して」
  • 「この集計を、棒グラフにして」
  • 「空欄や、桁がおかしい値が混じっていないか調べて」
  • 「集計に使った計算式と手順も見せて」

いちばん効くのは最後の一言です。次の「注意点」で説明する検算が、ぐっとラクになります。

締めに

Excel・CSVの整理は、時短の効果をいちばん実感しやすい使い方です。毎月3時間かけていた集計が、ファイルの添付と1行の指示で済むようになれば、本業に回せる時間がぐっと増えます。

まずは、自分で作ったダミーのCSVで慣れてください。機微な情報を抜いた、形だけまねた表で十分です。Claude for Excelで練習するときは、外部からもらった表やダウンロードしたファイルを使わないでください。

慣れてきたら、毎月くり返している整理をProjectsへ移してみましょう。ルールを1回書いておけば、来月の自分がラクになります。書き出した集計結果は元データと照らし合わせ、変わったところを確認してから共有してください

よくある質問

Q. ClaudeにExcelファイルをそのまま渡せますか?
A. CSVはそのままアップロードできます。XLSXを渡すときだけ、先に「Code execution and file creation」の設定を有効にしてください。数行の表なら、コピーして入力欄に貼るだけでも読み取れます。
Q. Claudeが出した集計の数字は、そのまま使っていいですか?
A. 必ず元データで検算してください。どの列をどう計算したか手順を出させる、1か月分だけ手で合計する、金額の総合計が元の合計と一致するか見る。どれか1つでも致命的な間違いは防げます。
Q. うまく読み取れないExcelの表はありますか?
A. セルを結合した表、複数シートが入り組んだブック、画像として貼られた表は苦手です。1行に1件、列名は1行目、余計な装飾なしの形に直してから渡すと精度が上がります。
Q. Excelを開いたまま、Claudeに頼めますか?
A. Claude for Excelを使うと、サイドバーから選んだ範囲を読ませて、ピボットテーブルや条件付き書式まで反映できます。Pro・Max・Team・Enterprise向けで、扱うブックは必ずコピーにしてください。

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参考ソース

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