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ChatGPTで複数の選択肢を比較してもらう書き方

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ざっくり言うと

「AとB、どっちがいい?」とだけ聞くと、返ってくるのは「用途によります」くらいの答えです。

比べたい観点を自分で決めて渡し、表の形で出してもらう。それだけで、返ってくる答えが見比べられる材料に変わります。

ChatGPTには、その表を画面の右側に開いて、気になる行だけ直せるCanvasという機能もあります。1回の答えで終わらせず、表を育てていくのがコツです。

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正確には

ChatGPTは、大規模言語モデル(LLM)を使った対話型のAIです。指示が具体的なほど、欲しい形に近い答えが返ってきます

OpenAI公式が出している指示文(プロンプト)の書き方ガイドにも、こう書かれています。目的・出力の形式・誰に向けた文章かを具体的に指定すると、答えの質が上がります。

比較を頼むときは、次の3つの型を押さえておけば十分です。

比較表は、1回で完成しなくていい

最初に出てきた比較表は、たいてい詰めが甘いです。料金の書き方が雑だったり、聞きたい観点が抜けていたりします。

ふつうのチャットで「ここを直して」と頼むと、書き直された表の全文がもう一度流れてきます。どこが変わったのか分かりません。3回も直せば、どれが最新か見失います。

Canvasは、ChatGPTの画面の右側に「書き直せる文書」が開く機能です。比較表をここに開けば、直したい行だけを選んで指示できます。選んだところ以外には手が入りません。

しかも、自分でその場にタイプして書き換えられます。公式サイトで調べた料金を、その手で表に打ち込めるということです。ここが、候補を絞り込むときに効いてきます。

Canvasは、長めの内容を作ろうとすると自動で開きます。OpenAI公式が挙げているのは、10行を超えるような長さのときなどです。開かなかったら、指示文に「use canvas」と書き添えてください。

行ごとに直すときの言い方

  • 「サポートの行だけ、電話・メール・チャットのどれに対応しているかが分かる書き方に直して」
  • 「『予約台帳と連動できるか』の観点を1行足して」
  • 「候補にC社も入れたいので、列を1つ足して」
  • 「使い方の覚えやすさの行を、もう少し具体的に書き直して」

言い方は、直したい場所と、どう直すか。この2つがそろっていれば通じます。

Canvasには「長さを変える」「読みやすくする」「最終仕上げ」といったショートカットのメニューもあります。表の説明文を短く整えたいときは、これを押すだけでも進みます。

使える環境を先に確かめる

2026年7月27日に確認したOpenAI公式ヘルプでは、CanvasはWeb版・Windows版・macOS版のChatGPTで使えると案内されています。iOS・Android・スマホのWebは、今後対応予定とのことです。また、"pro-series models"(高性能なProシリーズのモデル)では使えないと明記されています。

対応プランや細かい動きは、アップデートで変わります。自分の環境で何ができるかは、記事の最後の「参考ソース」の公式ヘルプで確かめてください。

注意点

やってみよう

まずはBefore / Afterを見比べる

同じ相談でも、頼み方ひとつで返ってくるものが変わります。

うまくいかない頼み方(Before)

レジ、A社とB社どっちがいい?

これだと「お店によります」で終わります。

観点を4つ、表の形を3列、セルの長さを1〜2行まで指定しました。さらに、数字を推測させない条件も付けてあります。ここまで書けば、そのまま検討に使える表が返ってきます。

Canvasで比較表を育てる

出てきた表を、そのまま鵜呑みにしないでください。ここからが本番です!

  1. 表がCanvasに開いたら、まず全体をひととおり眺める
  2. 気になる行を選び、「サポートの行だけ、対応時間が分かる書き方に直して」と頼む
  3. 「予約の受付に使えるか」の観点を1行足してもらう
  4. あとから見つけたC社を、「列を1つ足して」と頼んで表に加える
  5. 月額料金の行は、公式サイトで調べた数字を自分でタイプして入れ直す
  6. 見送ると決めた会社の列を消し、「この表をもとに、12席のカフェならどちらが向いていますか」と聞く

2から5を何度か行き来するうちに、表が自分の店の事情に合ったものへ変わっていきます。1回の質問と回答で終わらせず、行き来しながら育てていくのがコツです。候補を絞り込む作業では、ここがいちばん効きます。

仕入先を比べるときも、同じ形で

コーヒー豆の仕入先を2社で迷っているときも、やることは同じです。

コーヒー豆の仕入先を、X社とY社で比べたいです。
次の観点で表にしてください。

- 1kgあたりの価格
- 最低注文量
- 発注から届くまでの日数
- 焙煎日の指定ができるか

条件:
- 表は「観点 / X社 / Y社」の3列にする
- 私が渡した資料に書かれていないことは「資料に記載なし」と書く

(ここに2社の見積やメールの内容を貼る)

渡した資料の中だけで表を作ってもらうと、推測が混ざりにくくなります。あとはCanvasで開いて、抜けている観点を足していってください。

なお、貼り付ける前に担当者名や社名は伏せておきましょう。Canvasに貼った内容も、ふつうのチャットと同じ扱いになります。

よくある質問

Q. ChatGPTに「どっちがいい?」と聞くと、なぜ答えがぼやけるのですか?
A. 比べる観点を渡していないからです。月額料金・使い方の覚えやすさ・サポートのように、自分が知りたい角度を指定して表で頼むと、見比べられる材料になります。
Q. ChatGPTの比較表を、そのまま検討に使える形にできますか?
A. 表の形まで指定してください。1列目に観点、2列目にA社、3列目にB社を置く、各セルは1〜2行で短くまとめる、といった書き方です。
Q. ChatGPTの比較表に、あやしい数字が混ざるのを防げますか?
A. 「料金は推測で書かず、分からない場合は公式サイトで要確認と書く」と条件を付けます。渡した資料の中だけで作らせる手もあります。最後は各社の公式サイトで確かめてください。
Q. ChatGPTの比較表は、あとから直していけますか?
A. Canvasで開くと、直したい行だけを選んで指示でき、自分でその場に打ち込むこともできます。開かないときは、指示文に「use canvas」と書き添えてください。

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参考ソース

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