ホームページを作り直すタイミングはいつ?見直しを考えたい7つのサイン

ホームページを長く使っていると、「いつ作り直すのが正解なの?」と迷いますよね。
見た目が少し古いと感じても、すぐに全面リニューアルが必要とは限りません。
ただし、事業内容とサイトの説明がずれていたり、自分たちで更新できないまま古い情報が残っていたりすると、必要な情報がお客様へ届きません。
その結果、本来もらえたはずの問い合わせを逃してしまうこともあります。
作り直すタイミングは、公開からの年数ではなく、今のサイトに出ている問題から判断しましょう。
この記事では、見直しを考えたい状態を7つのサインに分け、すぐ作り直すべきか、まず確認から始めるべきかを整理します。
7つのサインは、内容の近いもの同士をまとめて5つの見出しで説明します。
対応を急ぐかどうかは、サインの番号や当てはまった数では決まりません。
確かめてほしいのは、お客様が古い情報のまま判断してしまわないか、問い合わせや予約を最後まで終えられるかの2点です。
サインが一つ見つかっただけで、すぐに作り直す必要はありません。問題がどこまで広がっているか、お客様や事業にどれくらい影響しているかを確かめてから決めましょう。
1. 事業内容とサイトの内容が合わなくなった

一つ目のサインは、今の事業内容とホームページの説明が合わなくなっていることです。
主力の商品や対象のお客様が変わったのに、サイトには以前の内容が並んだままだと、初めて訪れた人は今どんな依頼ができるのか判断できません。
まずは、次の情報を今の事業内容と照らし合わせてみましょう!
- 主な商品やサービス
- 対象となるお客様
- 対応地域や受付条件
- 料金や提供方法
- 会社やお店として打ち出している方針
- 問い合わせを受けたあとの流れ
一部の文章や料金だけが古いなら、そのページを直すだけで足りることがあります。
反対に、対象のお客様、サービスの構成、問い合わせ方法まで大きく変わっているなら、ページの並び方から見直した方が伝わりやすくなります。
たとえば、店舗向けサービスが中心だったお店が、オンライン対応を主力に変えたとします。
この場合、直すのはトップページの説明だけではありません。
サービスページ、よくある質問、問い合わせフォームまで、あわせて変える必要が出てきます。
このように、事業内容とのずれが一つのページで収まらず、直す範囲が何ページにも広がるようなら、一つ目のサインが出ています。
2. スマホで使いにくい

二つ目と三つ目のサインは、お客様がスマートフォンで見たときに「読みにくい」「操作しにくい」と感じる状態です。
パソコンの画面では整って見えても、スマートフォンの小さな画面では文章や画像が崩れることがあります。
その結果、お客様が必要な情報までたどり着けなくなります。
二つ目のサインである「読みづらさ」は、次のような状態を指します。
- 文字が小さく、拡大しないと読めない
- 文章や画像が画面の外へはみ出す
- 横方向へスクロールしないと、文章の続きを読めない
- 見出しと本文の区別が分かりにくい
- 大きな画像や飾りに、伝えたい情報が埋もれる
三つ目のサインである「操作しにくさ」は、次のような状態です。
- メニューを開けない、または閉じられない
- ボタンが小さく、隣の項目を押してしまう
- 画面をスクロールしても問い合わせボタンが見つからない
- フォームの入力欄が画面からはみ出す
- 入力中に表示が拡大され、元の位置へ戻りにくい
管理画面のプレビュー(公開前の表示確認)だけで済ませず、自分のスマートフォンのブラウザへサイトのURLを直接入力して開いてみましょう。
見るページは、トップページ、主なサービスページ、問い合わせページの3つです。
文字が読めるかどうかだけでなく、メニューを開き、ボタンを押し、フォームへ入力できるかまで試してください。
特定のページやボタンだけに問題があるなら、部分修正で対応できる可能性があります。
全ページ共通のレイアウトや仕組みに原因があり、同じ問題がサイト全体で起きているなら、作り直しを考える材料になります。
3. 自分たちで更新できない

四つ目と五つ目のサインは、自分たちで必要な更新ができず、古い情報がそのまま残っていることです。
ホームページを毎日更新する必要はありません。ただし、料金や営業時間のように事業に関わる情報は、今の内容と合うように保ちましょう。
四つ目のサインは、更新したくても自分たちでは手を付けられない状態です。
たとえば、次のような場面が当てはまります。
- 管理画面の使い方が分からない
- 文字や画像を変えるたびに、制作会社へ依頼しないといけない
- 更新できる担当者が一人しかいない
- ログイン情報や操作手順を、どこに保管したか分からない
- 更新すると表示が崩れそうで、こわくて触れない
どれも、日々の仕事に追われていると後回しになりやすいものですよね。
五つ目のサインは、更新が止まった結果として、次のような古い情報が残っていることです。
- 以前の料金や営業時間が掲載されている
- 終了したサービスへ申し込めるように見える
- 退職したスタッフや移転前の住所が残っている
- 問い合わせ後の流れや対応範囲が、今の実態と違う
- トップページとサービスページで案内している内容が一致しない
更新の担当者と手順を決めれば解決するなら、サイトを作り直す前に、運用方法を整えることから始めましょう。
一方、今の仕組みでは自分たちで情報を安全に変更できないこともあります。
一か所を直すたびに、ほかのページまで手を入れないといけない場合もあります。
こうした状態が続くなら、自分たちで更新しやすい作りへの見直しを検討しましょう。
4. 問い合わせまでの流れが分かりにくい

六つ目と七つ目のサインは、問い合わせまでの道順が分かりにくいことと、フォーム自体が使いにくいことです。
サービスに興味を持ったお客様も、次に何をすればよいか分からなければ、そこで止まってしまうかもしれません。
六つ目のサインである「道順の分かりにくさ」は、自分がお客様になったつもりで次の流れをたどると確認できます。
- トップページを見て、自分向けのサービスかどうかを判断する
- サービス内容、料金、対応範囲を確認する
- 問い合わせや予約のボタンを見つける
- 問い合わせ方法を選び、必要な案内を読む
- フォームや電話など、希望する方法で連絡する
この流れのように、お客様が目的のページや行動へ進む道筋を「導線」といいます。
実際にたどってみて、ページを行ったり来たりしないと必要な情報がそろわないなら、道順が分かりにくい状態です。
ボタンの文字を読んでも、押した先に何があるのか想像できない場合も同じです。
どちらかに当てはまったら、問い合わせまでの導線を見直しましょう。
七つ目のサインは、問い合わせフォーム自体に次のような使いにくさや不具合があることです。
- 入力項目が多く、何を準備すればよいか分からない
- 必須項目と任意項目を見分けにくい
- エラーが出ても、直す場所や理由が分からない
- スマートフォンで入力欄や送信ボタンを操作しにくい
- 送信ボタンを押しても、送信できたのかどうか分からない
- 送信された内容の通知が、自分たちに届かない
フォームは、画面にきちんと表示されているかを見るだけでは足りません。
自分でテスト送信して、最後まで届くかを次の順番で確かめましょう。
- スマートフォンで自分のサイトの問い合わせページを開く
- 名前とメールアドレスへ自分の情報を入力し、本文には「テスト送信です」と書いて送信する
- 送信後に完了画面やお礼のメッセージが表示されるかを見る
- 自分たちの受信トレイと迷惑メールフォルダの両方に、通知が届いているかを確かめる
なお、問い合わせが来ない原因は、導線やフォームだけとは限りません。
サイトへの訪問数、サービス説明の内容、安心して依頼できる材料がそろっているかも、分けて考えましょう。
原因の切り分け方は、「ホームページから問い合わせが来ないのはなぜ?」で整理しています。
特定のボタンやフォームの設定を直せば解決するなら、部分修正で足りる場合があります。
主要なページの構成や説明の順番から変える必要があるなら、リニューアルの範囲として考えましょう。
5. 7つのサインがあっても即決しない

サインがいくつも見つかると、すぐにでも作り直した方がよい気がしますよね。
でも、当てはまるサインの数だけでリニューアルを即決する必要はありません。
同じサインでも、特定のページだけで起きているのか、サイト全体へ広がっているのかで、必要な対応は変わります。
部分修正で足りるのか、サイトの作りから見直すのかを決める考え方は、「古いホームページは修正かリニューアルか?」で詳しく解説しています。
この記事で先に取り組んでほしいのは、作り直すかどうかを決めることではありません。
どのサインが、どのページで、どの程度起きているかをはっきりさせることです。
見つけたサインは、次の手順で整理すると、そのあとの判断や相談に使いやすくなります。
- ノートやスマートフォンのメモアプリに1から7までの番号を書き、当てはまるサインへ印を付ける
- 問題が起きているページのURLと、具体的にどうなっているかを書き添える
- お客様や事業への影響が大きい順に並べ替える
この一覧があれば、部分修正で解決できる項目を制作会社へ確認できます。
問題の範囲が広い場合は、その一覧がリニューアルの費用と見比べる材料にもなります。
見積もりを頼むときも、問題の一覧と残したいページを先に伝えると、提案ごとの違いを比べやすくなります。
まずは「作り直すべきか」ではなく、「どのサインが、どこで起きているか」から確認しましょう。
まとめ

最後に、見直しを考えたい7つのサインを振り返ります。
- 1. 事業内容とサイトの説明が合っていない
- 2. スマートフォンで文字や画像が読みづらい
- 3. スマートフォンでボタンやフォームを操作しにくい
- 4. 自分たちで必要な情報を更新できない
- 5. 古い料金や終了したサービスの案内が残っている
- 6. 問い合わせまでの道順が分かりにくい
- 7. 問い合わせフォームが使いにくい、または正常に動かない
サインが見つかっても、問題が一部のページにとどまっていれば、部分修正で対応できることがあります。
まず一つやるなら、スマートフォンでトップページから問い合わせのテスト送信まで進み、気になった場所をURLと一緒に記録してみましょう!
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