【2026年8月5日】小規模事業者・フリーランス向けAI・Webニュース|makeshopの決済切り替え準備・夏休み前のセキュリティ・BASEのパスキーログイン

今日は、ネットショップに関わる話題が3件と、夏休みの前に確認しておきたいセキュリティの話が1件、Figmaを使っている方向けの変更が1件です。
最初にお伝えするのは、makeshopでGMOペイメントゲートウェイの決済を使っているお店に関わる内容です。
管理画面の登録が抜けていると、決済が正常に完了しない可能性がある、と公式に案内されています。
そのあとは、IPAの夏休み前の注意喚起、BASEのログイン方法の追加、STORESの初期設定を代行するサービス、Figmaのファイル整理の変更と続きます。
自分のお店や仕事に関係のあるものだけ、拾い読みしてみてください。
makeshopのGMO-PG決済が新しい方式へ。「加盟店情報4項目」が未登録だと決済が止まるおそれ
GMOメイクショップは、makeshopで使えるクレジットカード決済とコンビニ決済の接続方式を「OPEN API方式」へ変更すると案内しています。
対象は、GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)と、SMBC GMO PAYMENT(SGP)のクレジットカード決済・コンビニ決済です。
このお知らせは7月6日に公開され、8月4日に各項目の利用用途などが追記されました。
切り替えの時期は「2026年8月以降、対象ショップ様より順次」と書かれています。
つまり、今月から順番に始まる話です。
ここで確認しておきたいのが、お店側の登録内容です。
加盟店情報4項目のいずれかが未登録の場合、決済が正常に完了しない可能性がある、とGMOメイクショップが案内しています。
登録が必要な4項目は次のとおりです⇩
- 加盟店名(カナ)
- 加盟店名(英字)
- お問い合わせ受付時間
- お問い合わせ電話番号
今は使っていない項目まで登録するのはなぜだろう、と思うかもしれません。
これについては、今後の決済手段の追加を容易にすることを目的に、現在契約中の決済手段では使わないパラメータもあらかじめ登録してもらう仕様だ、と説明されています。
登録の期限は書かれていませんが、「ご案内後はお早めの登録をお願いいたします」とあります。
確認と入力は、管理画面から行えます⇩
- makeshopの管理画面にログインする
- ログイン後のトップページか注文一覧に表示される案内、または「ショップ構築 / 設定 / 決済 / 決済一覧」の画面を開く
- 右上の3点リーダー(点が3つ並んだボタン)からモーダル画面を開き、4つの項目を入力する
画面の表示は更新によって変わることがあるため、見当たらない場合はmakeshopのサポートへ確認してみてください。
なお、makeshopについては8月3日のニュースで商品ごとの配送リードタイム機能を紹介しましたが、今回はそれとは別のお知らせです。
対象の決済サービスと4項目の詳しい用途は、makeshopマガジン「GMO-PG決済(クレジットカード決済・コンビニ決済)の接続方式変更に伴う加盟店情報のご登録のお願い」で確認できます。
IPAが夏休み前の注意喚起。休みに入る前にやっておきたいこと
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が、7月30日に「2026年度 夏休みにおける情報セキュリティに関する注意喚起」を公開しました。
毎年恒例の注意喚起ですが、今年の版は最近の攻撃の傾向にも触れています。
インターネットに接続された機器・装置類の脆弱性を悪用する「ネットワーク貫通型攻撃」が相次いでいる、という内容です。
ここで言う機器・装置類には、事務所のルーターやNAS(ネットワークにつなぐ保存機器)のように、普段あまり意識しないものも含まれます。
被害の説明で気になったのが、次の部分でした。
攻撃を受けた場合、保有情報の漏えいや改ざん、ランサムウェアへの感染に加え、ORB化により、意図せずに他組織等への攻撃に加担することに繋がる、と説明されています。
ORB化とは、乗っ取られた機器が、別のところを攻撃するための中継地点として使われてしまう状態のことです。
自社が被害者になるだけでなく、知らないうちに加害の側へ回ってしまう、というのが怖いところですね。
あわせて、社長などをかたる詐欺メールや、クラウドサービスの認証情報を盗むフィッシングメールが観測されているため注意してほしい、とも書かれています。
長い休みの前後は、担当者がすぐつかまらず、確認が後回しになりがちです。
休みに入る前に、次の3つだけでも手を付けておくと安心です⇩
- 事務所のルーター、NAS、複合機など、インターネットにつながっている機器の型番を控え、メーカーのサポートページで更新(ファームウェア)が最新かを確認する
- 大事なデータのバックアップを取り、元に戻せる状態かどうかまで確かめる
- 休み中に不審なメールが届いても、添付ファイルやリンクは開かず、電話など別の方法で本人へ確認するとスタッフへ伝えておく
「うちは小さいから狙われない」と考えず、まずは1つ目だけでも進めてみてください。
注意喚起の全文と、長期休暇向けの詳しい対策は、IPA「2026年度 夏休みにおける情報セキュリティに関する注意喚起」で確認できます。
BASEの「PAY ID」にパスキーログインが追加。お客様への案内はショップ側から
BASEは8月4日のリリースノートで、購入者向けサービス「PAY ID」にパスキーでのログインを追加したと案内しました。
パスキーは、パスワードの代わりに、指紋や顔認証、端末の画面ロックでログインする仕組みです。
BASEは、パスキーにより購入までのログインの手間を減らし、カゴ落ちの抑制につながる、と説明しています。
ここでショップ側が知っておきたい条件があります。
パスキーは「PAY IDアプリ」ユーザーの登録により利用可能になるため、ショップからユーザーにアナウンスが必要になる、と案内されています。
つまり、ショップが何もしなければ、お客様は新しいログイン方法に気づかないままです。
メルマガやSNS、購入後のメッセージなどで、「PAY IDアプリでパスキーを登録すると、次回から手早くログインできます」と一言添えておきましょう。
同じ8月4日のリリースノートでは、商品登録・編集の画面で種類(バリエーション)をドラッグ&ドロップで並び替えられるようになったことも案内されています。
あとから追加した種類も、表示したい順番へ並び替えられます。
サイズや色の並びが登録順のままになっているお店は、このタイミングで見直してみるとよさそうです。
両方の変更内容は、BASE U「リリースノート」の2026年8月4日の項目で確認できます。
STORESが初期設定の代行サービスを開始。有料プラン契約者向けに1店舗55,000円(税込)
STORES 株式会社は8月3日、初期設定を代行する有償サービス「おまかせスタート」の提供開始を発表しました。
対象は、ストアーズの有料プラン(スタンダードプラン、予約有料プラン)を契約中の事業者です。
代行してもらえるのは、ネットショップ、予約システム、モバイルオーダー、POSレジ、キャッシュレス決済の初期設定です。
ネットショップならストアデザインやアイテム登録、送料設定、ABOUTページの設定まで含まれる、と案内されています。
価格と、申し込みから納品までの期間は次のとおりです。
- 価格
55,000円(税込)/1店舗あたり - 納品まで
申し込みから最短10日間
「サービスは契約したものの、設定の途中で止まってしまった」という状態は、けっこう起こりますよね。
そのまま数か月止まってしまうくらいなら、費用を払って進めてしまうほうが早い場面もあります。
一方で、初期設定を任せると、あとから自分で直したいときに手順が分からない、ということも起こり得ます。
Nanohaからひとつ添えるなら、申し込む前に「公開後の更新は誰がやるのか」を決めておくと安心です。
対象プランと代行範囲の詳細は、STORES 株式会社「〈2026 夏のアップデート〉ストアーズ、システムセットアップを代行支援する「おまかせスタート」の提供開始」で確認できます。
Figmaの「プロジェクト」が「フォルダー」に。有料プランは最大10階層まで整理できる
Figmaは、これまで「プロジェクト」と呼んでいた入れ物の名称を「フォルダー」へ変更しました。
メニュー、共有画面、ファイルブラウザーの表示が、すべてフォルダーに変わります。
名前が変わっただけでなく、フォルダーの中にフォルダーを作れるようになりました。
できることは、プランによって分かれます。
- 無料のStarterプラン
フォルダーは1つだけ - Professional・Organization・Enterprise
フォルダーを無制限に作れて、最大10階層までネストできる
案件やクライアントが増えてくると、ファイルの置き場所は迷いやすくなります。
クライアント別、案件別と分けて整理したい方には、待っていた変更かもしれません!
移行の扱いも確認しておきましょう。
これまでのプロジェクトは、同じ名前・同じファイル・同じメンバーのままフォルダーへ自動で移行され、ファイルの場所は変わらない、と案内されています。
移行は2026年8月3日に始まっていて、すべての利用者へ行き渡るまで数週間かかる、とFigmaは説明しています。
今日Figmaを開いてまだ「プロジェクト」のままでも、順番待ちの可能性があります。
名称変更と階層の条件は、Figma Help Center「Organize files with folders」で確認できます。
今日は「お店の設定が今のままで大丈夫か」の確認から
急ぎ度の高い順に、3件を振り返ります。
- makeshopの決済切り替え
GMO-PGまたはSGPの決済を使っているお店は、管理画面で加盟店情報4項目が登録済みかを今日のうちに確認しましょう - IPAの夏休み前の注意喚起
休みに入る前に、ルーターやNASの更新とバックアップ、不審メールへの対応をスタッフへ共有しておくと安心です - BASEのパスキーログイン
ショップから案内しないとお客様に伝わらないため、メルマガやSNSでひと言お知らせしましょう
まずは、決済の設定が今のままで問題ないかを、管理画面で確かめるところから始めてみてください。
※記事内の情報は2026年8月5日6時40分時点で、各公式ページを最終確認しています。
申請や利用の前には、リンク先の最新情報もご確認ください。
