GeminiのDeep Research機能で深い調査を頼む
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ざっくり言うと
テーマを渡すと、GeminiのDeep Researchが調査の計画を見せてくれます。こちらが計画にOKを出すと調査が始まり、最後は1本のレポートが届きます。
情報源はGoogle検索が標準です。必要に応じて、Gmail、Drive、アップロードしたファイル、Gemini Notebook(旧NotebookLM)のノートブックも足せます。
市場調査、競合比較、専門分野のキャッチアップ。複数の資料を横断したいテーマに向いています。
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正確には
Deep Researchは、GoogleがGemini向けに提供している「エージェント機能(agentic feature)」のひとつです。エージェントとは、1手ずつ指示しなくても自分で段取りを決めて動くAIのことです(用語集:AIエージェント)。
Google公式ブログでは、「自分の代わりにWebを調べ回って、込み入ったテーマのくわしいレポートを作ってくれる調査アシスタント」という位置づけで紹介されています。
普通のチャットとの違い
普通のチャットは、その場で質問に答えるだけです。Deep Researchは、答える前にまず調査計画を立て、選んだ複数の情報源を調べてからレポートの形にまとめます。
レポートには参照したWebページへのリンクが添えられるので、どこから持ってきた情報かをあとから確認できます。
使いどころは、資料を横断する調べ物
Deep Researchが向いているのは、1つの資料では足りず、複数の情報源を横断して比べたいテーマです。公式ヘルプと公式ブログの用途紹介も、この形です。具体的には、次のようなケースが挙げられています。
- 市場調査
「○○市場の主要プレイヤーと2026年7月時点のトレンドを調べて」 - 製品比較
「業務用○○の主要メーカー5社の特徴を比較して」 - 競合分析
「○○というサービスと類似する国内サービスを洗い出して」 - 専門ニュースのキャッチアップ
「2025年12月〜2026年6月の○○分野のニュースをまとめて」 - 下調べ・リサーチ
「初心者が○○を学ぶときに押さえるべき論点を整理して」
頼んでから受け取るまでの流れ
公式ヘルプによると、Deep Researchはいきなり調べはじめません。まずGeminiが調査プランを出すので、その計画を確認して、必要なら直してから実行を始めます。
具体的には、次の流れで進みます。
- 情報源
Google検索が標準。Sourcesから追加すればGmailやDrive、ファイル、Gemini Notebook(旧NotebookLM)のノートブックも使える - 実行中
チャットを閉じても作業は止まらない - かかる時間
通常5〜10分ほど。複雑な調査ではさらに長くなる - 受け取り方
完了するとWeb画面かモバイルの通知で知らせてくれる - 完成後にできること
共有、Googleドキュメントへの書き出し、本文のコピー
やってみよう
ステップ1:調査テーマを具体的に伝える
テーマを曖昧にしたままだと、返ってくるレポートも曖昧になります。何を知りたいか、どの観点で比べるか、誰向けにまとめるか。この3つを書くと精度が上がります。
たとえば、こんな伝え方です。
国内の「中小企業向けクラウド会計サービス」について、主要プレイヤー5社、料金レンジ、
得意な業種、2025年7月〜2026年7月のアップデートをまとめて、比較表もつけてください。
読み手は経理の担当者です。
「生成AIを社内導入する際のセキュリティ上のリスクと対策」というテーマで、
2025年12月〜2026年7月の議論を中心にまとめて。
日本の中小企業向けに、優先順位付きで整理してください。
ステップ2:出てきた調査プランを直す
最初に出てくる調査プランには、必ず目を通してください。気になるところがあれば、実行の前に伝えて直せます。
- ズレている観点があれば「この観点は不要 / こっちの観点も足して」と直す
- 範囲が広すぎる、狭すぎるときも同じように伝える
ここで一言伝えておくだけで、返ってくるレポートの質がだいぶ変わります!
ステップ3:結果は叩き台として読む
レポートが完成したら、次の順で読んでみてください。
- まず目次や見出しを見て、ほしい情報がそろっているか確かめる
- 重要な数字や固有名詞は、レポート内のリンク先(出典)を開いて裏を取る
- 自分の用途に合わせて抜粋・編集・要約する(「この章だけ箇条書きで3行に」と続けて頼むのも有効)
完成レポートはGoogleドキュメントに書き出して保存しておくと、あとから引用や追記がしやすくなります。
曖昧に頼まない。待つ前提で使う。結果は叩き台として読む。この3つを押さえておけば、Deep Researchは調べ物の時間を大きく減らしてくれる、頼りになる道具になります。
よくある質問
- Q. GeminiのDeep Researchは、どんな調べ物に向いていますか?
- A. 1つの資料では足りず、複数の情報源を横断して比べたいテーマです。市場調査、製品比較、競合分析、専門分野のキャッチアップなどが、公式でも用途として挙げられています。
- Q. GeminiのDeep Researchは、頼んだらすぐ答えが返ってきますか?
- A. すぐには返りません。まず調査プランが出るので、確認して必要なら直してから実行します。実行中はチャットを閉じても止まらず、終わると画面か通知で知らせてくれます。
- Q. GeminiのDeep Researchに、自分のファイルも調べさせられますか?
- A. できます。情報源はGoogle検索が標準ですが、Sourcesから追加すればGmail、Drive、アップロードしたファイル、Gemini Notebook(旧NotebookLM)のノートブックも使えます。
- Q. GeminiのDeep Researchのレポートは、そのまま資料として使えますか?
- A. 叩き台として読んでください。古い情報や誤りが混ざる可能性は常にあるので、数字・日付・固有名詞は、レポート内のリンク先や一次ソースで裏を取ってから使います。
公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:
参考ソース
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