Grokで深い調査を頼む(旧DeepSearch)
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ざっくり言うと
Grokに深く調べてもらうときに使うのは、2つです。
1つは、WebとX(旧Twitter)のリアルタイム検索。専用のボタンはなく標準で組み込まれていて、無料プランでも使えます。もう1つは、入力欄のモードセレクターで選ぶExpert(じっくり考える)とHeavy(複数のエージェントが並列で検討する)です。
エージェントとは、1つずつ指示しなくても自分で段取りを決めて動くAIのことです(用語集:AIエージェント)。
DeepSearchという名前は、2025年2月のGrok 3発表時に紹介された調査エージェントの旧称です。今の公式ページには出てきません。
役に立つのは、市場調査、競合分析、ニュースの整理など、いくつもの情報源を見比べたい場面です。
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Grokの検索がほかと違うのは、Web上のページだけでなく、X上の公開投稿も探しに行けるところです。新製品の評判、業界ニュース、世間の反応など、情報が日々動いているテーマで使いやすくなります。
正確には
xAI公式ページ Grok(x.ai/grok) では、GrokがWebとXをライブ検索し、一次情報から引用しながら答えると案内されています。2026年8月25日に確認したX公式ヘルプでは、Xの公開投稿を検索するか、リアルタイムのWeb検索を行うかを、Grokが自分で判断すると説明されています。
xAI Docsで公開されているAPI向けの機能では、Web SearchとX Searchが別のツールとして提供されています。X Searchはキーワード検索、意味検索、ユーザー検索、スレッド取得に対応します。
モードごとの違いと対応プラン
じっくり調べてほしいときは、入力欄のモードセレクターを切り替えます。2026年7月29日時点では、Auto / Fast / Expert / Heavyの4つから選べます。
| モード | 深い調査での役割 | 対応プラン(2026年8月25日時点) |
|---|---|---|
| Auto | 質問の難しさを見て、FastとExpertを自動で切り替える | 無料から使える |
| Fast | すばやく答える。ざっと当たりをつけたいとき | 無料から使える |
| Expert | 時間をかけてしっかり考える。論点が多い調査向け | 無料は回数制限つき、SuperGrok($30/月)で上限が上がる |
| Heavy | 複数のエージェントが並列で検討し、答えを突き合わせる | SuperGrok Heavyなどの上位プラン向け。公式の料金ページに金額の記載がありません |
検索そのものは、無料でも使えます。xAI公式FAQも、リアルタイムのWeb検索を含めてすべて無料で試せると案内しています。プランで変わるのは「検索できるかどうか」ではなく、使える回数の上限です。
X(旧Twitter)経由でGrokを使っているなら、Grokの利用上限が増えるのはPremium(980円/月)、さらに高い上限になるのはPremium+(6,080円/月)です。どちらもSuperGrokそのものは含みません。逆に、SuperGrok HeavyにはX Premium+が追加費用なしで付きます。
有料プランの利用枠は、2026年6月から、Chat・Imagine・Voice・Buildなどで共有する週ごとの枠へ順次移行しています。今週どれだけ使ったか、いつリセットされるかは、GrokのSettings→Usageで確かめられます。
やってみよう
ステップ1:調べたいことを具体的に書く
Grokを開き、モードセレクターをAuto(迷ったらこれ)かExpertにします。テーマがぼんやりしていると、返ってくる回答もぼんやりします。何を知りたいか、どの観点で見たいか、誰に向けてまとめるかを書きましょう。
市場調査なら、こんな頼み方です。
国内の「中小企業向けクラウド会計サービス」について、
主要プレイヤー5社、料金レンジ、得意な業種、
2025年6月以降のアップデートをまとめて、比較表もつけてください。
読み手は経理担当者です。
ニュースと世間の反応をあわせて見たいときは、こう頼みます。
2026年5月以降の「生成AIの企業導入」に関する主要ニュースを
まとめてください。Web上の報道だけでなく、X上での議論の流れや
代表的な意見もあわせて整理してほしいです。
Xの反応まで見たいときは、最初の依頼文にその条件を書いておきましょう。
ステップ2:返ってきた回答を下書きとして読む
回答が返ってきたら、次の順で目を通します。
- まず目次や見出しを見て、欲しい情報がそろっているかを確かめる
- 大事な数字や固有名詞は、回答内の参照先を開いて裏を取る
- X由来の情報は、個人の意見なのか事実なのかを意識して読む
- 自分の用途に合わせて、抜き出したり短くしたりする
「この章だけ箇条書きで3行に」と続けて頼むのも手軽です。Grokの調査は、完成原稿を保証するものではありません。調査の出発点を早く作る機能です。必要な部分を確かめて編集する前提で読むと、扱いやすくなります。
ステップ3:足りないところは続けて頼む
読んでみて「この章はもっと詳しく知りたい」「この観点が抜けている」と感じたら、そのまま続けて指示を出すのが手早いです。
上のレポートのうち、競合分析の章だけをもっと詳しくしてほしい。
各社の強みと弱みを箇条書きで5個ずつ、根拠もつけて。
上のテーマで、X上での否定的な意見と肯定的な意見を、
それぞれ代表的なものを3つずつ挙げてください。
ここでも観点を絞って頼むほど、返ってくる情報は使いやすくなります。
深い調査を頼むときのコツは4つです。依頼文を具体的にする、回答は下書きとして読む、引用先を開く、X由来の情報はとくに裏を取る。この4つを押さえると、Web上の情報とXでの反応を、まとめてつかめるようになります。
よくある質問
- Q. Grokに深く調べてもらうには、どうすればいいですか?
- A. WebとXのリアルタイム検索は、専用ボタンがなく標準で組み込まれています。論点の多い調査は、入力欄のモードセレクターをExpertに切り替えて頼みます。DeepSearchは旧称で、今の画面には出てきません。
- Q. GrokのWebやXの検索は、無料プランでも使えますか?
- A. 使えます。xAI公式FAQも、リアルタイムのWeb検索を含めてすべて無料で試せると案内しています。プランで変わるのは検索できるかどうかではなく、使える回数の上限です。
- Q. GrokのExpertとHeavyは、どう使い分けますか?
- A. 論点が多い調査はExpert、複数のエージェントに並列で調べさせて答えを突き合わせたいときはHeavyです。Heavyは上位プラン向けで、どちらも普通のチャットより待ち時間が長くなります。
- Q. Grokが調べてくれた結果は、そのまま資料に使えますか?
- A. 調査の下書きとして読んでください。数字・日付・固有名詞は回答に添えられた参照先を開いて裏を取り、X投稿を引いている部分は個人の感想が混ざっていないかを確かめます。
公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:
参考ソース
- xAI - Grok(公式情報)
- xAI - Grok 3 Beta — The Age of Reasoning Agents(公式情報)
- X Help Center - About Grok(公式情報)
- xAI Docs - Web Search(公式情報)
- xAI Docs - X Search(公式情報)
- xAI Docs - FAQ(Grok Website / Apps)(公式情報)
- Grok(grok.com)(公式情報)
- X Help Center - About X Premium(公式情報)
- xAI公式 - Pricing(公式情報)
- Grok公式 - Plans(公式情報)
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