BASEのSEO対策|検索に見つけてもらうための基本設定と改善

BASEでショップを公開したものの、検索から見つけてもらうには何を設定すればよいか迷うことがありますよね。
一般的なSEO記事には、HTMLのコードやサーバーの設定を変更する方法も出てきます。
けれどBASEでは、こうした技術的な部分をBASE側が管理しているため、運営者が直接変更できないこともあります。
大切なのは、いまのBASEで自分が編集できる項目を確認し、商品を探している人に伝わる内容へ整えることです。
ただし、ショップ情報や商品説明を整えても、検索結果への掲載や順位が保証されるわけではありません。
この記事では、ショップ運営者が自分で確認できる範囲を順番に整理します。
見ていくのは、ショップ情報、商品名と説明、カテゴリ、外部記事、検索データの5つです。
1. BASEでできるSEOの範囲を確認する

最初に、BASEの管理画面で自分が変更できる項目を確認しましょう。
BASE側が管理していて運営者からは変更できない部分と分けておくと、手を付ける場所を決めやすくなります。
ほかのサイトでSEOの設定方法を見つけても、いまのBASEの管理画面に同じ入力欄があるとは限りません。
ショップの基本情報は、管理画面の左下にある「設定」を押し、「ショップ情報」へ進むと確認できます。
まずは、次の項目がいまどうなっているかを見てみてください。
- ショップ公開状況、ショップ名、ショップの説明、ショップのカテゴリ
- 商品名、商品説明、商品画像、価格、公開状態
- カテゴリから商品一覧へ進むまでの道筋
- テーマやデザインの設定で表示しているメニュー
- BASEへ機能を追加する拡張機能「Apps」と、Appsを入れたことで増えた入力項目
- 外部記事やSNSから商品へ案内するリンク
BASEのショップ情報に関する公式ヘルプでは、いま設定できる項目が案内されています。
ショップURL、ショップ公開状況、ショップ名、ショップの説明、ショップのカテゴリなどが対象です。
同ヘルプでは、ショップを開設するときに登録したURLは、あとから変更できないと案内されています。
これからショップを開く場合は、URLを決める前に同ヘルプで最新の条件を確認しましょう。
BASEの機能やApps、管理画面の項目、できることの制約は変更される可能性があります。この記事の内容は2026年8月19日時点で確認したものです。設定を変える前に、公式ヘルプと実際の管理画面で最新の内容を確認してください。
検索順位を上げるためだけにAppsを増やすのは、いったん保留にしましょう。
先に確認したいのは、いまのページに足りていない情報と、お客様が商品へたどり着くまでの道筋です。
自分では変更できない技術的な部分は無理に触らず、BASEのサポートや制作を頼んだ人へ相談する方が安全です。
2. ショップ情報を具体的にする

ショップ情報には、何を扱う店で、誰が運営しているのかが分かる内容を書きましょう。
店名だけでは何を売っている店か分からない場合は、ショップの説明で商品の分野、想定するお客様、店の特徴を補ってください。
ショップの説明は、次の手順で書き換えられます。
- BASEの管理画面を開き、左下の「設定」を押す
- 「ショップ情報」へ進む
- 「ショップの説明」の欄へ新しい説明を入力する
- ページ下部の「保存する」を押す
BASEのショップ情報に関する公式ヘルプでは、ショップの説明がABOUTページに表示されると案内されています。
同ヘルプによると、この説明は、Googleなどで検索されたときや、XやFacebookでシェアされたときの説明文にもなります。
ただし、変更した内容が検索結果へ反映されるかどうかは、検索エンジン側の仕様しだいです。
検索結果に反映されないという問題は、BASE側では解決できないと同ヘルプにも書かれています。
ショップ情報で確認したい内容はこちらです。
- ショップ名の書き方が、サイト内とSNSなどの外部発信で一致している
- どの分野の商品を扱う店か分かる
- 主なお客様と、商品を使う場面が分かる
- 取り扱う地域や販売の条件がある場合、そのことを確認できる
- 運営者情報と問い合わせ方法のページへ移動できる
- BASEで設定したショップのカテゴリが、実際に扱う商品と合っている
ショップのカテゴリは、あとからでも変更できます。
同ヘルプでは、扱っている商品にもっとも近いカテゴリを選ぶと、「PAY IDアプリ」で検索されやすくなると案内されています。
「PAY IDアプリ」は、BASEのショップの商品を探せる買い物アプリです。
ショップの説明に、検索されそうな言葉を並べるのはやめましょう。「誰に、どの分野の商品を、どのような考えで届ける店なのか」が自然に伝わる文章にします。
あわせて、ショップ名、ショップの説明、運営者情報の3か所を見比べてください。
店名の書き方が食い違っていないか、古い内容が残っていないかを確かめておきましょう。
書き換えたあとは、公開画面のABOUTページを開き、パソコンとスマートフォンの両方で表示を見ておくと安心です。
3. 商品名と商品説明を整える

商品ページには、その商品を知らない人でも、種類、使い道、似た商品との違いが分かる情報を用意しましょう。
店の中だけで通じる略称や型番しか書いていないと、検索した人は何の商品か判断できません。
商品を登録するときの流れはこちらです。
- BASEの管理画面を開く
- 「商品を登録する」をクリックする
- 登録したい商品の種類を選ぶ
- 画面に表示される各項目を入力する
- 「プレビュー」ボタンを押して、内容を確認する
- 「登録する」をクリックして、登録を完了する
BASEの商品登録に関する公式ヘルプでは、2026年8月19日時点で、入力できる文字数と画像の条件が次のように案内されています。
- 商品名
255文字まで入力できます - 商品説明
約2万文字まで入力できます - 商品画像
1つの商品につき20枚まで登録でき、1枚あたり10MB以下、推奨サイズは1280px × 1280pxです
同ヘルプによると、商品名と商品説明のどちらにも、絵文字や機種依存文字は使えません。
文字数や画像の条件は変わることがあるため、商品を登録する前に同ヘルプで最新の内容を確認してください。
入力できる範囲が分かったら、商品ごとに次の内容を入れていきましょう。
- 一般的な呼び方で商品の種類が分かる商品名
- 主な使い道と、どんな人に向く商品か
- サイズ、素材、内容物、使い方などの仕様
- 似た商品との違いと、選ぶときの基準
- 購入前に知っておいてほしい注意点
- 全体、細部、大きさの目安、中身が分かる画像
- 現在の価格、在庫、公開状態
商品説明は、仕入先が用意した共通の説明文だけで終わらせないようにしましょう。
自分の店のお客様から実際に受けた質問や、商品を使う場面を書き足すと、読む人が選びやすくなります。
約2万文字まで書けるからといって、文字数を埋めることが目的ではありません。
その商品にない使い道や、確かめられていない効果を、検索対策のために書き足すのも避けてください。
商品説明の組み立て方は、「ネットショップの商品説明は何を書く?購入につながる基本の組み立て方」で詳しく説明しています。
検索を意識した商品ページの見直し方は、「商品ページのSEO対策|商品名・説明文・画像で見直すポイント」で扱っています。
4. カテゴリと商品導線を整理する

商品数が増えてきたら、お客様が商品を探す順番に合わせてカテゴリを整理しましょう。
商品を登録しただけで、メニューやカテゴリからはたどり着けない商品を作らないことが大切です。
カテゴリ名には、店の中で使っている管理用の言葉ではなく、買う人がカテゴリの違いを想像できる言葉を選んでください。
BASEでカテゴリを使うには、「カテゴリ管理 App」のインストールが必要です。
- BASEの管理画面のメニューから「Apps」を選び、「Appを追加」を押す
- Apps一覧で「カテゴリ管理」と入力して検索し、「カテゴリ管理 App」を選ぶ
- Appページの「インストール」を押す
- カテゴリページで「+ 大カテゴリ追加」を押し、大カテゴリ名を入力してエンターキーを押す
- 商品を登録・編集する画面でカテゴリのチェックをONにし、商品を保存する
BASEのカテゴリ管理 Appの公式ヘルプによると、1つの商品に設定できるカテゴリは大・中・小の3階層までです。
別の公式ヘルプでは、登録できるカテゴリの数に上限はないと案内されています。
上限がないぶん、増やしすぎには気をつけましょう。
登録したカテゴリは、ショップのメニューとして表示されます。
カテゴリ名をクリックした人は、そのカテゴリの商品だけが並ぶページへ移動します。
カテゴリを作るときは、次の点を確かめておきましょう。
- 使い道、種類、対象者など、一つの基準で大きく分ける
- 商品が一つしか入らない細かなカテゴリを増やしすぎない
- 複数のカテゴリに当てはまる商品をどこへ入れるか、ルールを決めておく
- メニューから主要なカテゴリへ移動できる
- カテゴリから一つひとつの商品へ移動できる
- 商品ページから関連する商品を探せる
カテゴリ機能の内容や階層の数、表示のされ方は変わる可能性があります。
使い始める前に、Appの画面と、使っているテーマが対応しているかを確認してください。
カテゴリは細かく分けることを目指さなくて大丈夫です。買う人が迷わず商品までたどり着ける、数を絞った分かりやすい入口を作ることを優先しましょう。
設定したあとは、パソコンだけでなくスマートフォンでも、メニューと商品一覧を実際に操作して確かめましょう。
5. 外部記事と検索データを活用する

商品ページだけでは説明しきれない選び方や使い方は、ブログ記事で詳しく書きましょう。
BASEの中でブログを書くなら、「ブログ App」のインストールが必要です。
- BASEの管理画面のメニューから「Apps」を選び、「Appを追加」を押す
- Apps一覧で「ブログ」と入力して検索し、「ブログ App」を選ぶ
- Appページの「インストール」を押す
- 「ブログ App」の設定ページで「記事作成」を開き、タイトルと本文を入力する
- 「今すぐ投稿」「予約投稿」「下書き保存」から投稿方法を選び、そのボタンを押す
BASEのブログ Appに関する公式ヘルプでは、2026年8月19日時点で記事の仕様が次のように案内されています。
- タイトル
50文字まで入力できます - 本文
10,000文字まで入力できます - 画像
1枚あたり4MB未満なら、枚数の制限なくアップロードできます
記事の中には、ショップの商品リンクも貼れます。
読者の疑問にしっかり答えたうえで、条件に合う商品ページへ、すすめる理由を添えて案内しましょう。
利用できる機能や表示のされ方は変わることがあるため、記事を公開する前に同ヘルプで最新の内容を見ておいてください。
BASE以外のブログを使う場合も、進め方は同じです。
SNSは、新着情報や商品を使う場面を知ってもらう入口として使いましょう。
サイズや素材などの仕様、販売の条件は、SNSだけで終わらせず、商品ページでも確認できるようにしてください。
Search Consoleは、自分のサイトが検索でどう表示されているかを確認できるGoogleのツールです。
すでに登録しているなら、検索された言葉、入口になっているページ、表示回数、クリック数を見てみましょう。
まだ登録していない場合は、「HTMLタグ管理 App」を使って登録できます。
Search Consoleで発行したHTMLタグを、カスタムタグとして登録するやり方です。
BASEのGoogleサーチコンソールに関する公式ヘルプによると、登録したタグはショップページのheadセクションへ設置されます。
headセクションは、画面には表示されないページの設定部分です。
登録の手順はこちらです。
- Google Search Consoleを開き、「プロパティを追加」から「URLプレフィックス」を選んで、ショップのURLを入力する
- 所有権の確認方法の一覧から「HTMLタグ」を選び、表示されたタグをコピーする
- BASEの管理画面のメニューから「Apps」を選び、「HTMLタグ管理 App」をインストールする
- 「カスタムタグ」を選び、管理用のタグ名とコピーしたタグを入力して保存する
- Search Consoleの画面へ戻り、所有権の確認を実行する
Google側の画面の名称は変わることがあります。
表示が異なる場合は、所有権の確認に関するGoogleの公式ヘルプを見てください。
所有権の確認には、独自ドメインの設定を書き換える方法もあります。
ただし独自ドメインの設定は、仕組みが分からないまま触ると、ショップが表示されなくなることもあります。
不安なときは、BASEのサポートへ問い合わせてから進めましょう。
見直すときは、一度に多くのページへ手を入れないようにしましょう。
売れ筋の商品から順に直し、変更した内容と日付を記録しておくと、あとから何を変えたのか分かります。
検索の入口を増やす方法は、「ネットショップの検索流入を増やすには?商品ページとブログの基本」で詳しく扱っています。
BASEで検索からの集客を改善するときは、ショップ情報、商品情報、カテゴリ、外部記事の順に整えます。そのうえで、Search Consoleで確認できる検索データをもとに、足りない説明を補っていきましょう。
まとめ

BASEで検索から見つけてもらうための要点を振り返ります。
- いまのBASEで変更できる項目と制約を公式ヘルプで確認する
- 「設定」の「ショップ情報」で、ショップ名、説明、カテゴリ、運営者情報をそろえる
- 商品名は255文字、商品説明は約2万文字までの範囲で、商品ごとに具体的に書く
- 「カテゴリ管理 App」で大・中・小の分類を作り、メニューから主要な商品へ移動できるようにする
- ブログ記事で購入前後の疑問に答え、条件に合う商品ページへ案内する
- 「HTMLタグ管理 App」でSearch Consoleへ登録し、検索語と入口ページを見て説明を補う
まずは主力の商品を一つ選んでみてください。
商品名だけで種類と使い道が分かるか、商品説明だけで購入前の疑問に答えられているかを確認してみましょう!
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