【2026年8月12日】クリエイター・フリーランス向けAI・Webニュース|BOOTHの個別規約が8月17日に改定、Claudeの文章に見えない印、Luma Scenesが公開

BOOTHの個別規約が、2026年8月17日に改定されます。
後払いサービスの導入に合わせて、規定を整えるためだと案内されています。
このほかに、Claudeで作った文章へ目に見えない印が入るようになった話と、Lumaの新機能「Luma Scenes」、Framerのシェーダーが動画にも使えるようになった更新をお届けします。
8月17日以降にBOOTHを使うと、改定後の個別規約が適用されます
BOOTH(クリエイターが自分の作品を販売できる通販サイト)がこのお知らせを出したのは、2026年8月3日です。
改定されるのは「BOOTH個別規約」で、理由は「後払いサービスの導入に伴う規定の整備のため」と書かれています。
発効日の2026年8月17日以降にBOOTHを利用する場合は、改定後の規約が適用されます。
気をつけたいのは、これが「後払いサービスが8月17日に始まります」というお知らせではないところです。
書かれているのは、後払いサービスの導入に備えて規定を整える、というところまでです。
後払いサービスがいつ始まるのか、どんな条件で使えるのかは、今回のお知らせに出ていません。
改定後の規約は全文が公開されていて、変更した箇所が赤字で示されています。
BOOTHで作品を販売している方は、8月17日より前に、赤字の部分だけでも目を通しておきましょう。
改定の理由と発効日、改定後の規約へのリンクは、BOOTHのお知らせ「BOOTH個別規約改定のお知らせ」にまとまっています。
Claudeで作った文章に、目に見えない印が入るようになりました
Anthropicが公式のヘルプページで説明しています。
印といっても、画面に見えるロゴや「AI生成」という文字が入るわけではありません。
文章の場合は、知覚できない透かしを文章そのものへ織り込む、と書かれています。
画像やファイルの場合は、C2PAという公開規格に沿って、署名付きの来歴情報(どこで作られたかの記録)が添えられます。
Anthropicは背景として、EU AI法 第50条2項の透明性に関する行動規範へ署名したことを挙げています。
印を付ける対象になっているのは、次のプロダクトです。
- Claude Platform(API)
- Claude
- Claude Code
- Claude Cowork
- Claude Tag
2026年8月2日以降にEUで公開されたClaudeのモデルは、公開の時点から印を付ける仕組みに対応しています。
それより前に公開されたモデルについては、対応を進めているところだと書かれています。
起点になっているのはEUでの公開ですが、印が付く範囲はEUの中だけではありません。
対応したモデルの出力には、Claudeが提供されている地域すべてで印が付く、と書かれています。
日本から使っている場合も、この範囲に入ります。
なお、すでに出力した文章へさかのぼって印が付く、という説明はありません。
この印は文章の一部なので、ほかの場所へコピーして貼り付けても、文章と一緒に移動します。
ある程度の編集を経ても残ることがある、とも説明されています。
反対に、大きく編集したり言い換えたりした場合は、検出できる印が残らないことがあります。
翻訳したときや、ほかの文章と混ぜたときも同じです。
印を検出できたときに分かるのは、「Claudeで処理された可能性がある」ところまでです。
検出できたというだけでは、その文章の来歴がすべて確定するわけではありません。
Claudeで作った文章をそのまま外へ出す前に、印が入っている前提で自分が納得できるかを一度考えておきましょう。
仕事で納品する文章の扱いが気になる場合は、まず取引先との取り決めを確かめておきましょう。
判断に迷うときは、弁護士など専門家へ相談してください。
なお、印が入っているかどうかを自分で確かめる方法や、日本語の文章での精度は、このヘルプに出ていません。
対象になるプロダクトと、印が残らない場合の条件は、Anthropicの公式ヘルプ「How Claude marks AI-generated content」(英語のページです)にまとめられています。
Lumaの「Luma Scenes」なら、絵コンテを確認してから動画を生成できます
Luma AIが2026年8月11日に公開した新しい機能です。
Lumaについては、8月9日のニュースで動画モデル「Seedance 2.5」が使えるようになった発表をお伝えしています。
今回はそれとは別の、新しい機能の公開です。
動画を生成したあとで直したいところが見つかると、また作り直しになりますよね。
Luma Scenesでは、動画を生成する前に、絵コンテとキーフレーム(場面の節目になる一枚)、タイミングをすべて確認できます。
直したいところを直してから、準備ができたときだけ生成する流れです。
入り口は文章でも画像でもよく、どちらからでも同じ流れで作れます。
生成してから作り直すことが多かった方は、絵コンテの段階で直せるかどうかを試してみましょう。
絵コンテを作るのはUni-1で、動画を生成するモデルはRay 3.2かSeedance 2から選べます。
画面の比率は、9:16の縦か16:9の横です。
書き出すときは、次の3つから選べます⇩
- 1本のクリップとして書き出す
- シーンごとに分けて書き出す
- Ray 3.2のパネルとして開く
Luma Scenesは、すでに使えます。
料金や対象のプランについては、この発表に書かれていません。
絵コンテの流れと選べるモデル、書き出し方は、Luma AIの「Introducing Luma Scenes」で確認できます。
Framerのシェーダーを、画像だけでなく動画にもかけられます
Framerが2026年8月11日に公開した更新です。
シェーダーは、画像や動画の見え方を変える効果のことです。
今回の更新で、シェーダーが画像と動画の両方を受け付けるようになりました。
動画に最初に対応したのは、色収差(Chromatic Aberration)というシェーダーです。
色収差は、レンズのふちで色がわずかにずれて見える現象を再現した効果です。
設定を触っている最中も、動画はそのまま再生されます。
サイトに置いた動画へ効果を足したいときも、動画編集ソフトを開かずにFramerの中だけで試せます。
試すときは、Framerの編集画面で挿入パネルの「Media」を開いてみてください(画面の表示は異なる場合があります)。
動画で使えるようになった効果の名前と、設定中の見え方は、Framerの更新履歴「Video Shaders」で確認できます。
今日いちばん急ぐのは、BOOTHの8月17日です
日付が決まっているものから確認しておきましょう。
- BOOTHの個別規約
2026年8月17日に改定されるので、前日までに赤字の変更箇所を確認しておきましょう - Claudeの目に見えない印
2026年8月2日以降にEUで公開されたモデルが対象で、印が付く範囲はClaudeが提供されている地域すべてです - Luma ScenesとFramerの動画シェーダー
どちらもすでに使えるので、動画の作り直しや見せ方で困っている方は今日から試せます
BOOTHで作品を販売している方は、今日のうちにお知らせページを開いておくと安心です。
※記事内の情報は2026年8月12日6時55分時点で、各公式ページを最終確認しています。
申請や利用の前には、リンク先の最新情報もご確認ください。
