【2026年7月16日】小規模事業者・Web制作者向けAI・Webニュース|Microsoft・Chrome更新、ChatGPT設定、山口県DX補助金など6件

今日は、セキュリティ更新を2件、AIと業務連携の新機能を2件、Web制作者向けのベータ版を1件、山口県内事業者向けのDX補助金を1件まとめました!
まず確認したいのは、Microsoft製品とGoogle Chromeの更新です。
どちらも業務で使う人が多いため、機能を試す前に更新と再起動を済ませておくと安心ですね。
そのあとで、ChatGPTのカスタム指示やGoogle Chatの社外連携、WordPress 7.1 Beta 1、山口県のDX補助金を必要な範囲だけ確認してみましょう。
Microsoft製品の7月更新を公開。悪用確認済みの2件はサーバー管理者が優先確認
Microsoftは、2026年7月のセキュリティ更新プログラムを公開しました。
対象には、Windows 11やOfficeだけでなく、次のような製品も含まれます⇩
- Windows Server
- SharePoint・Exchange・SQL Server
- Azure・.NET・Visual Studio・Defender
今回の更新では、SharePoint ServerのCVE-2026-56164と、Active Directory Federation ServicesのCVE-2026-56155について、更新プログラム公開前の悪用が確認されています。
SharePoint ServerやAD FSを運用している組織は、該当製品と更新の適用状況を先に確認してください。
一般のWindowsパソコンでも、Windows Updateを開き、保留中の更新と再起動がないか確認しましょう。
自動更新が有効でも、再起動待ちや組織側の展開待ちで適用が終わっていない場合があります。
悪用が確認された2件は、SharePoint ServerとAD FSの脆弱性
すべてのWindowsパソコンや、今回修正されたすべての脆弱性で攻撃が確認されたという意味ではありません。
サーバーや複数端末を管理している場合は、対象の確認、バックアップと復旧手順の確認、重要業務でのテスト、展開、再起動後の記録まで進めると安心です。
対象製品と既知の問題はMicrosoftの2026年7月セキュリティ更新、国内向けの対処はIPAの注意喚起で確認できます。
Chrome 150で15件のセキュリティ修正。更新後はブラウザーを再起動
Googleは、デスクトップ版Chrome 150のセキュリティ更新を段階的に提供しています。
対象バージョンは、「Windows・Macが150.0.7871.124」または「.125」「Linuxが150.0.7871.124」です。
今回の更新には15件のセキュリティ修正が含まれ、そのうち2件はCriticalと評価されています。
ただし、公式リリースには、この15件が実際の攻撃で悪用されたとの記載はありません。
※Criticalという評価と、悪用確認済みという状態は別です。
Chromeの更新は、通常はバックグラウンドで進みます。
長くブラウザーを開いたままにしている場合は、更新が再起動待ちになっているかもしれません。
確認手順はこちら⇩
- Chrome右上のメニューを開く
- 「ヘルプ」から「Google Chromeについて」を選ぶ
- 「再起動」が表示されたら、作業内容を保存してから再起動する
段階提供のため、更新がまだ表示されない場合もあります。
版番号と修正内容はChrome Releasesの公式発表、操作方法はGoogle Chromeの更新ヘルプで確認できます。
WordPress 7.1 Beta 1を公開。本番サイトには入れず検証環境で確認
WordPress 7.1 Beta 1が、テスト・開発用として公開されました。
最終版の公開は2026年8月19日を予定しています。
Beta 1では、主に次のような機能が試せます!
- Notesの文字装飾、@メンション、文章内へのコメント
- 画面幅やホバー・フォーカス状態に応じたスタイル設定
- HEIC、UltraHDR、AVIF、WebP等を扱うメディア処理と新しい画像編集画面
- 管理バー、コマンドパレット、開発者向けAPIの改善
便利そうな機能が多いですが、これは最終版ではありません。
※機能や仕様は、8月19日までに変わる可能性があります。
公開中のサイトや、重要なデータがあるサイトへは入れないで!
公式も、本番環境や重要なサイトで実行・テストしないよう案内しています。
テーマやプラグインを管理するWeb制作者は、WordPress Playground、ローカル環境、複製したステージング環境のいずれかで確認しましょう。
投稿編集、画像、フォーム、スマートフォン表示など、普段の更新作業を一通り試すと互換性の問題を見つけやすくなります。
テスト方法と主な変更点は、WordPress 7.1 Beta 1の公式発表にまとまっています。
ChatGPTのカスタム指示が最大5,000文字に。対象プランを確認
ChatGPTのカスタム指示を、これまでより長く保存できるようになりました!!
対象は、Plus、Pro、Enterprise、Business、Educationです。
これらのプランでは、保存上限が1,500文字から5,000文字へ増えています。
カスタム指示は、ChatGPTへ「どのように答えてほしいか」をあらかじめ伝える設定です。
仕事で繰り返し使うなら、次のような内容を整理しやすくなりますよ!
- 担当してほしい役割
- 想定する読者
- 文体や専門用語の扱い
- 見出し、表、箇条書き等の出力形式
一方、案件名、日付、商品情報など、毎回変わる事実は会話ごとに伝える方が管理しやすいです。
※秘密情報や顧客の個人情報も、共通設定へ保存しないでください。
5,000文字は、1回のメッセージ上限や会話の長さじゃない
今回増えたのは、カスタム指示として保存できる文字数です。
5,000文字化の対象として、FreeとGoは今回のリリースノートに記載されていません。
また、確認時点では一般FAQの文字数欄に1,500文字の記載が残っています。
対象外プランを使っている場合は、実際の設定画面も確認してください!
対象プランと変更内容はChatGPTの公式リリースノート、機能の一般条件はカスタム指示の公式FAQで確認できます。
Google Chatで社外メンバーを含むグループDMに対応
Google Chatで、複数の社外ユーザーを含むグループDMを新しく作れるようになりました。
取引先、外注先、協力会社など、複数組織の少人数チームで連絡するときに使えそうですね!
外部ユーザーにはメールで招待が届き、承認後に会話へ参加します。
会話には外部メンバーがいることを示すバッジも表示されます。
ただし、既存の社内限定グループDMへ、あとから社外ユーザーを追加することはできません。
社外メンバーと話す場合は、新しいグループDMを作成します。
また、発表本文の「追加設定は不要」という説明は、この機能専用の新しい設定がないという意味です。
※既存の外部スペース・グループDMに関する管理者設定は、有効になっている必要があります。
公式発表は全Google Workspace顧客とWorkspace Individualを対象としています。
一方、既存の管理者ヘルプには、外部会話を作成できるエディションを限定する説明が残っています。
契約エディション、組織の設定、相手側の外部チャット許可を、実際の管理画面で確認してください!
Rapid Releaseは7月17日までの提供完了を見込み、Scheduled Releaseは7月24日から最大15日かけて展開する予定です。
社外メンバーを招待するときは、参加者名と共有するファイルを送信前にもう一度確認しましょう。
機能と提供予定はGoogle Workspaceの公式アップデート、既存の管理条件はGoogle Workspace管理者ヘルプで確認できます。
山口県の中小企業DX補助金が2次募集。8月18日17時必着
山口県とやまぐち産業振興財団は、中小企業DX推進補助金「先駆型補助金(通常枠)」の2次募集を始めました!
対象は、山口県内に事業所がある中小企業者のうち、農業・林業・漁業を除く業種です。
付加価値額が年率平均3%以上向上するDX推進計画も必要です。
支援対象は、生産性向上や省力化・自動化を目指すシステム構築と、それに付随する専用設備の導入です。
主な条件はこちら⇩
- 補助率:2分の1以内
- 補助上限額:500万円
- 募集件数:2件程度
- 申請締切:2026年8月18日17時必着
申請は、追跡できる郵送方法か、やまぐち産業振興財団への持参で行います。
※FAXとメールでは申請できません。
申請書やDX推進計画書のほか、直近の決算書、見積書、山口県税の納税証明書なども必要です。
交付決定前に契約・発注した経費は、補助対象になりません。
先に発注せず、募集要領と実施機関の案内を確認してから進めてください。
交付決定は9月上旬を見込み、事業期間は2027年1月末までの約5か月です。
期間内に導入と支払いまで進められる計画か、見積先とも確認しましょう。
今回募集しているのは通常枠だけで、ロボティクス枠ではありません。
AIツール、SaaS、Webサイト制作であれば自動的に対象になる制度でもなく、申請しても採択や満額交付が保証されるものではありません。
概要は山口県の公式発表、申請条件と提出書類はやまぐち産業振興財団の募集ページで確認できます。
まず2つの更新を済ませてから、新機能を小さく確認
今日のニュースで、特に確認したい内容はこちら⇩
- Microsoft・Chrome利用者:
更新、再起動、適用後の版番号まで確認する - 山口県内の対象事業者:
DX補助金は8月18日17時必着で、契約・発注前に募集要領を確認する - WordPress・ChatGPT・Google Chat利用者:
本番環境、対象プラン、契約エディション、管理者設定を確認してから試す
最初にセキュリティ更新を済ませ、そのあとで自分の仕事に関係する新機能を一つずつ確認してみてください。
※記事内の情報は2026年7月16日8時27分時点で、各公式ページを最終確認しています。
申請や利用の前には、リンク先の最新情報もご確認ください。
