【2026年7月14日】小規模事業者向けAI・Webニュース|補助金締切、EC自動化、動画AIなど7件

今日は、AIだけでなく、補助金やBASE、Webサイトの安全対策まで、仕事に役立ちそうなニュースを7件まとめました!
期限が近いものは、次の3つです。
- Claudeの期間限定キャンペーン:日本時間7月20日15時59分まで
- デジタル化・AI導入補助金2026:第3次締切は7月21日17時
- ChatGPT Atlas:8月9日に停止予定
まずはここだけ!
気になるニュースがあれば、期限と対象から確認してみてください。
デジタル化・AI導入補助金、第3次締切は7月21日!
「デジタル化・AI導入補助金2026」の第3次締切は、7月21日17時です。今回は新しい募集のお知らせではなく、締切まであと1週間になったため紹介します。
対象は「通常枠」「インボイス枠」「セキュリティ対策推進枠」です。ここでは、小規模事業者にも関係しやすい通常枠を中心に見ていきます。
通常枠の主なポイントは、次の3つです。
- 対象になる費用:事務局に登録されたITツールの購入費、最大2年分のクラウド利用料、導入設定や研修など
- 補助率:原則2分の1以内。一定の賃金要件を満たす場合は3分の2以内
- 補助額:条件により5万円から450万円まで
ただし、AIを入れたり、ホームページを作ったりすれば、何でも対象になるわけではありません。登録されたITツールを選び、「IT導入支援事業者」という事務局に登録された支援事業者と申請を進める必要があります。
申請前には、次の2つも必要です。
- GビズIDプライム:補助金の電子申請に使う共通アカウント
- SECURITY ACTION:情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度
発行元の現在の案内では、準備にかかる時間は次のとおりです。
- GビズIDプライム:オンライン申請は最短即日、書類郵送は最大1か月以内
- SECURITY ACTION:申込みが完了すると、自己宣言IDが直後に発行
2026年の第2次公募以降は、2026年3月以前に発行された自己宣言ID(4で始まる11桁)を使えません。補助金申請と同じGビズIDで、新しいSECURITY ACTION管理システムから「一つ星」または「二つ星」を宣言してください。詳しくはIPAの補助金向け案内で確認できます。
まだ準備できていない場合は、8月25日17時の第4次締切も含めて確認してみてください。
ここだけは注意です。
ITツールの契約・導入・支払いは、申請内容について交付決定が出たあとに行います。先に購入すると補助の対象になりません。
申請すれば必ず補助金を受け取れるわけではなく、審査もあります。公式スケジュール、通常枠の条件、申請前に必要な手続きを確認してから準備を進めましょう。
Cloudflareが、人とBotを見分ける新機能を発表
Cloudflareは、Webサイトの表示や安全対策を支えるサービスです。そのCloudflareから、Bot対策の新機能「Precursor」が発表されました。Botとは、人の代わりに自動でアクセスや操作をするプログラムのことです。
Precursorは、マウスポインターの動きやキー操作のタイミングなど、1回の訪問(セッション)全体の操作を見て、人かBotかを判断します。公式説明では、実際に入力した文字そのものは収集しません。
たとえば、次のような被害に困っているサイトで使えそうです。
- 不正ログイン
- フォームへの迷惑投稿
- 不正注文
ただし、サイト全体に影響する機能なので、まずはテスト環境で試すのが安心。全体の判定はゆるめにし、決済ページなど大事な場所だけ厳しくする方法もあります。
公式ブログと変更履歴では、使える対象の説明が少し異なります。公式ブログでは一般提供までは無料と案内されていますが、一般提供後の料金は書かれていません。自分の契約で使えるか、一般提供後の料金はどうなるか、管理画面か担当窓口で確認してください。
Precursorは、ブラウザで動くプログラムであるJavaScriptを使います。自社のプライバシー表示や運用ルールとの整合も確認しておくと安心です。Precursorを有効にする場合、Cloudflareは、これまでの自動判定機能「JavaScript Detections」を無効にするよう案内しています。分からない場合は、Web担当者や制作会社と一緒に確認しましょう。
BASEのレビュー依頼が自動に! 発送完了から5日以降にメール送信
発送後のレビュー依頼、つい忘れてしまうことありますよね。BASEなら、自動で送れるようになりました!
使い方はシンプルです。無料の「レビュー App」をインストールして、設定をオンにします。オンにしたあとで発送完了となった注文へ、発送完了から5日以降に1回だけメールが送られます。
ただし、すべての注文に送られるわけではありません。送信されないことがある主な例は、次のとおりです。
- すでにレビューが投稿されている注文
- 「かんたん海外販売」の注文
- 複数商品のうち、一部がまだ発送されていない注文
- 購入者が「ショップの情報を受け取る」にチェックしていない注文
投稿されたレビューを、ショップ側で削除・編集することもできません。一部の有料テーマはレビュー表示に対応していないため、詳しい条件はBASEの公式ヘルプでチェックしてみてください。
アニメ動画AI「AnimeGen」を無償公開。まずは短い試作から!
AIdeaLabが、アニメ表現に特化した動画生成AI「AnimeGen」を無償公開しました。
ブラウザで試せるデモは、次の3つです。
- 文章から動画を作る
- 1枚の画像から動画を作る
- 最初と最後の2枚を指定し、その間を動画にする
開発者向けには、AIの本体データである「モデル」も配布されています。
公式のモデルカードでは、絵コンテづくり、キャラクターの動きの確認、背景や構図の検討、短い動画の試作などが使い方として挙げられています。完成品を作る機能と決めつけず、まずイメージを確かめる用途から試せそうです。
文章から動画を作るT2Vモデルでは、入力する指示文は英語が推奨されています。同じ指示を少しずつ変えながら、どんなときに映像が不自然になるかも確認してみてください。
配布されているAIモデル本体は、商用利用もできるApache-2.0ライセンスです。
ライセンスで勘違いしやすいポイント
Apache-2.0は、AIモデル本体を使うための条件です。入力する画像の利用許可まで示すものではありません。自分で作った画像や使用許可のある画像を使い、生成した動画も公開前に確認しましょう。
手や目、複雑な動き、長い動画、同じ人物の見た目を保つこと、画面のちらつきなどは、まだ苦手な部分があります。自分のパソコンで動かす場合は、高性能な処理装置であるGPUが推奨されています。詳しい条件は公式モデルカードにまとまっています。
Claude有料プラン利用者はチェック! 日本時間7月20日15時59分まで
対象プランでは、Fable 5を追加料金なしで試せる期間限定枠と、Claude Codeの週間上限50%増が用意されています。
Anthropicは、Fable 5を追加料金なしで使える期間限定枠と、Claude Codeを1週間に使える量が通常より50%増えるキャンペーンを、米国太平洋時間7月19日23時59分まで延長しました。日本時間では7月20日15時59分までです。
対象は次のとおりです。
- Fable 5:Pro、Max、Team、対象のEnterpriseプレミアムシート
- Claude Code:Pro、Max、Team、以前からある席数単位のEnterprise契約
Free、API、使った分だけ支払うEnterprise契約などは対象外です。2つのキャンペーンは別なので、自分のプランに合う案内を見てください。
Fable 5は、総利用枠が50%増えるという意味ではありません。今ある週間利用枠のうち最大50%まで、Fable 5を追加料金なしで使える措置です。
Claude Codeで増えるのは、1週間に使える量です。5時間ごとの上限は変わりません。期間終了後は通常の上限へ戻ります。Fable 5の対象枠を使い切ったあとも続ける場合は、追加利用用のクレジット「usage credits」が必要になることがあります。
GCPWでWindowsログインを運用する組織が、セキュリティキーとパスキーに対応
GCPWを使って、業務用Windowsへのログインを運用している組織向けの更新です。すべてのGoogle Workspace利用者に関係する変更ではありません。
対象は、GoogleアカウントでWindowsへログインできる企業向けツール「GCPW」を使っている組織です。
今回の更新で、FIDO2対応の物理セキュリティキーや、Bluetoothでつないだ近くのスマートフォンにあるパスキーを、2段階認証の2つ目の確認方法として使えるようになりました。
GCPWを使っている組織向けで、すべてのGoogle Workspace顧客が対象です。7月13日から最長15日かけて少しずつ提供されます。この新機能固有の利用者設定はありません。ただし、管理者による2段階認証の設定は必要です。
管理者は、組織の2段階認証ポリシー、対象利用者の登録状況、段階提供後に使える状態になっているかを確認しておきましょう。キーやスマートフォンをなくした場合に備え、予備のキーや復旧方法も用意しておくと安心です。詳しい条件はGoogle Workspaceの公式アップデートで確認できます。
ChatGPT Atlasは8月9日に停止予定。大切なデータは先に保存を!
OpenAIは、「ChatGPT Atlas」を8月9日に停止する予定だと案内しています。
Atlasにあった、Web上の操作をAIに任せる機能は、ChatGPTとCodexへ移していく予定です。
Atlasを仕事で使っている場合は、重要なブックマークをHTML形式で保存しておきましょう。よく開くページや、繰り返している作業も一覧にしておくと、移行後に困りにくくなります。
自動移行については、次のように案内されています。
- ブックマーク:自動では移りません
- 閲覧履歴:自動では移りません
- 開いたままのタブ:自動で移らない可能性があります
代わりに使えるものとして、ChatGPTのデスクトップアプリやブラウザ拡張機能があります。ただし、使える機能はプラン、地域、端末、ブラウザ、会社のワークスペース設定によって変わります。Atlasで行っていた作業を続けられるか、停止前に一度試してみてください。
Cookieやセッションファイルは共有しないでください。
ログイン状態に関わる大切な情報が含まれます。取り扱いには注意しましょう。
AIやWebを自社の仕事にどう取り入れるか迷ったときは、なのはAIラボへお気軽にご相談ください。
※記事内の情報は2026年7月14日18時18分時点で、各公式ページを最終確認しています。申請や利用の前には、リンク先の最新情報もご確認ください。
