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Geminiでブログ・SNS投稿の下書きを作る

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ざっくり言うと

GeminiにブログやSNSの投稿文を頼むときは、最初に「業種・読み手・トーン・文字数」の4つを伝えてください。この4つがそろうだけで、返ってくる文章の出来が変わります。

Geminiならではの近道が2つあります。毎回の前置きを「発信担当Gem」に覚えさせておくこと。そして、Googleドキュメントを開いたまま下書きして、清書と共有まで同じ画面で進めることです。

返ってきた文章は完成品ではなく叩き台です。自分の体験や意見を足して、自分の言葉に直してから投稿しましょう。

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正確には

Google Workspaceの公式プロンプトガイドでは、指示を出すときに意識したい点が紹介されています。ペルソナ(誰として書くか)、タスク(何をするか)、コンテキスト(背景や読み手)、形式(出力の型)です。これがGeminiからよい答えを引き出す基本のコツだと説明されています。

ここでいうプロンプトとは、AIへ送る指示文のことです。もとの記事は、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで確かめられます。

SNSやブログの下書きも同じです。ふんわり頼めば、ふんわりした文章しか返ってきません

毎回そろえたい4点セット

余裕があれば、次の3つも足してみてください。精度がもう一段上がります。

  • 目的
    「告知」「集客」「共感を集めたい」「体験レッスンに申し込んでほしい」
  • 盛り込みたい要素
    教室名・日付・URLなど。ここは正確さが命なので、自分で書いて渡してください
  • 避けたい表現
    「煽り表現NG」「絵文字なし」「専門用語なし」

媒体ごとの違いも一緒に伝える

同じ内容でも、媒体によって読まれ方が変わります。次の表は、時期によって変わる一般的な傾向です。

媒体特徴Geminiへの伝え方の例
X(Twitter)短い投稿が中心。文字数の上限は仕様やアカウントの条件で変わるため、短く結論から書く意識が大事「短文で、結論ファースト」
Instagram写真・動画ありき。ハッシュタグで見つけてもらう文化が強い「キャプション3行 + ハッシュタグ10個」
Facebook比較的長文向き。説明的・ストーリー寄りの投稿と相性がよい「400字くらいのストーリー調」
LINE公式親しみやすい口調が合う。長いお知らせは最後まで読まれにくい「用件から先に、本文は短めで」
ブログ検索から読まれることが多い。見出し付きで、読み終えた満足感が大事「H2見出し3つ + 各セクション200字」

文字数の上限や仕様は、あとから変わることがあります。使う時点の公式ヘルプで確かめてください。

ハッシュタグは任せきりにしない

Geminiが提案するハッシュタグは、架空のタグだったり、今そのSNSでは流行っていないタグだったりすることがあります。

採用する前に、各SNSの検索画面にそのタグを貼ってみてください。投稿がずらりと並べば、実際に使われているタグだと分かります。

実例:体験レッスンの告知をXとInstagramで頼む

返ってくる下書きは、たとえばこんな形です。まずはX版、短文のラフ案です。

9月5日(土)14時から、小学生向けの体験レッスンを開きます。えんぴつ1本、手ぶらでどうぞ。勉強が苦手なお子さんも大歓迎です。お申し込みはプロフィールのリンクから。

続いて、Instagram版の3行+ハッシュタグです。

9月5日(土)の午後2時から、小学生向けの体験レッスンを開きます。 手ぶらで来ていただいて大丈夫です。 詳細・お申し込みはプロフィールのリンクから。

#体験レッスン #小学生 #学習教室 #習い事さがし #(地域名) #親子で参加 #土曜の午後 #勉強のきっかけ

ここまでが叩き台です。教室の実名、正確な日付と開始時刻、申し込みのURLは、Geminiに任せず自分で書き直してください

毎回の前置きは「発信担当Gem」にしまう

告知を作るたびに、業種と読み手とトーンを打ち直すのは面倒ですよね。Geminiには、自分専用のアシスタントを作れるGemという機能があり、名前と指示を書いて保存しておけば、その役割を覚えたところから会話を始められます。

作るときは、Geminiの画面からGems manager(または「Gemを作成 / Create a Gem」)を開き、「+ New Gem / 新しいGem」を選びます。Gemの中身は、次の3つです。

  • Name(名前)
    あとから自分が見分けるためのラベルです(例:「教室の発信担当」)
  • Instructions(指示)
    どう振る舞ってほしいかを書く、本体にあたる部分です
  • Knowledge(資料)
    毎回参照してほしいファイルを、必要に応じて追加できます

Instructionsに書くのは、4点セットのうち毎回変わらない部分です。業種・読み手・トーン、それに避けたい表現。教室が変わらないかぎり、この中身はずっと同じです。一度書いて保存すれば、次からは用件と媒体を伝えるだけで済みます。

指示文の例を置いておきます。コピーして、教室名や口調を自分のものに差し替えてください。

あなたは学習教室の発信担当です。
業種は小学生向けの学習教室、読み手は小学生の保護者です。
トーンは親しみやすい敬語にして、絵文字は少なめにしてください。
煽り表現と「必ず成績が上がる」のような断定は使わないでください。
媒体と文字数はそのつど指定するので、その条件に合わせて下書きを作ってください。
教室名・日付・料金は、こちらが渡した情報だけを使ってください。

作ったGemが表示されるのは、Web版、モバイルアプリ、対応するGoogle WorkspaceのGeminiサイドパネルです。ただし、一部の機能はモバイルに対応していません。個人アカウントでGemを作るには、13歳以上、または居住国の所定年齢以上であることが条件です。

下書きから清書・共有まで、Googleドキュメントで済ませる

保護者へ配るお知らせや、ブログ記事のような長めの文章は、Googleドキュメントの中で書くほうが片づきます。GeminiはGoogleドキュメントに組み込まれていて、呼び出す入口は2つあります。

ひとつは、本文の中に直接書いてもらう入口です。書きたい場所にカーソルを置き、「Help me write(書くのを手伝って)」から呼び出すと、その位置にたたき台が入ります。すでに書いた文章を選んでおけば、短くする(Shorten)、くわしく書く(Elaborate)、くだけた言い方にする(More casual)といった直し方も選べます。

もうひとつは、画面の右上にある「Ask Gemini」から開くサイドパネルです。チャット風のパネルが横に開き、いま開いている文書をふまえて答えてくれます。パネルに出た答えは、「Insert」で本文へ入れられます。

お知らせを1枚作るときの流れは、こんな具合です。

  1. 空のドキュメントで「体験レッスンの案内文のたたき台を書いて」と頼み、下書きを入れてもらう
  2. かたいと感じた段落を選んで、「保護者向けにやさしい言い方へ書き直して」と頼む
  3. 長くなった部分を選んで、「3行に短くして」と頼む
  4. 自分の言葉で仕上げてから、そのドキュメントを教室のスタッフに読んでもらう

ありがたいのは、コピペの往復が消えることです。別のアプリで下書きを作って、ドキュメントへ貼り直して、体裁を直して。この手間がまるごとなくなります。清書したドキュメントはそのまま回覧できるので、直しの意見もその1枚に集まります。

契約していないうちは、GeminiのWeb版で下書きを作り、Googleドキュメントへ貼って清書する形でも十分です。

注意点

そのまま投稿しないほうがいい理由

  • あなたの体験談・本音・温度感が入っていないので、「AIっぽい無難な文章」と見抜かれやすくなります
  • 似たような言い回しが、ほかの人の投稿とかぶることがあります(どちらも同じAIが書いているので、無理もありません)
  • 固有名詞・日付・料金・URLは、Geminiが間違えたり、古い情報だったり、創作だったりする可能性があります
  • 教室やお店の「らしさ」「いつもの口調」は、AIだけでは再現しきれません

自分の言葉に直す3ステップ

  1. 冒頭を自分の一言に置き換えます。「実は今日…」「最近気づいたんですが」など、自分にしか書けない入り方にしてください
  2. エピソードを1つだけ足します。生徒さんの反応、試して驚いたこと、失敗談。体温のある細部が1つあれば十分です
  3. 固有名詞・日付・URLを自分で書き直します。Geminiが出した文字列は信じずに、手元の情報からコピーし直してください

投稿前に確かめるところ

Gemに書き込まないもの

Gemの指示文に、個人情報や社外秘の固有名詞を書き込むのは避けてください。生徒さんの名前、保護者の連絡先、未発表の料金改定などです。

Gemを共有すると、アクセス権を持つ相手は、Gemの指示とアップロード済みのファイルを見られます。編集権限を渡した相手は、Gemの変更や削除もできます。共有する前に、添えた資料と渡す権限を必ず確認してください。

やってみよう

ステップ1:テンプレを1つだけ覚える

最初は、この型をコピーして埋めるだけで大丈夫です。

【媒体】用の投稿文を下書きしてください。
・業種:〇〇
・読み手:〇〇な人
・文字数:〇〇文字以内
・トーン:〇〇(カジュアル / 敬語 / 絵文字あり など)
・盛り込みたい要素:〇〇、〇〇
・避けたい表現:〇〇

6項目を埋めて送るだけで、出てくる下書きの質ががらりと変わります。

ステップ2:同じチャットの中で「もうちょい」を頼む

下書きが返ってきたら、新しいチャットを開かずに、そのまま続けて頼みましょう。

  • 「もう少しカジュアルに」
  • 「ハッシュタグだけ10個に増やして」
  • 「冒頭を疑問文で始めて」
  • 「80文字版も作って」

同じチャットの中なら前のやり取りを踏まえてくれるので、何度でも書き直してもらえます。

ステップ3:手ごたえのあった頼み方をGemにする

2〜3回試すと、しっくりくる前置きが決まってきます。それがそのままGemの指示文になります。Gems managerから「新しいGem」を選び、名前を「教室の発信担当」にして、上の指示文サンプルを貼って保存してください。次の告知からは、そのGemを開いて用件だけ書けば済みます。

ステップ4:長い文章はGoogleドキュメントで仕上げる

お知らせやブログ記事は、Googleドキュメントを開いて「Ask Gemini」から頼んでみてください。たたき台、言い換え、要約まで、1枚のドキュメントの中で片づきます。仕上げたら、そのまま関係者へ回して目を通してもらいましょう。

ステップ5:公開ボタンの前に見直す

最後にもう一度、投稿前の見直しです。チェック項目は先ほどの「注意点」にまとめました。とくに固有名詞・日付・URLが手元の情報と一致しているかだけは、先に確かめておいてください。

締めに

いちばん時間を食うのは、白紙の状態です。そこだけGeminiに任せて、「自分らしさ」と「事実確認」は自分の手元に残しておきましょう。

下書きはGemini、仕上げは自分。この分担に、毎回の前置きを覚えたGemと、清書まで済むGoogleドキュメントを足す。ここまでそろえば、告知1本にかかる時間はぐっと短くなります!

よくある質問

Q. GeminiにブログやSNSの投稿文を頼むとき、最初に何を伝えればよいですか?
A. 業種・読み手・トーン・文字数の4つです。この4つを最初の指示に入れるだけで、そのまま使える下書きに近づきます。目的や盛り込みたい要素を足すと、精度がもう一段上がります。
Q. Geminiが書いた投稿文は、そのまま投稿してもよいですか?
A. 叩き台として使ってください。教室名・日付・料金・URLは間違いや創作が混ざることがあるため、自分で書き直します。冒頭の一言と自分の体験を1つ足すと、自分にしか書けない文章に近づきます。
Q. Geminiが提案したハッシュタグは、そのまま使えますか?
A. 確かめてから使ってください。架空のタグや、今はそのSNSで流行っていないタグが混ざることがあります。採用する前に各SNSの検索画面へ貼り、投稿が並ぶかどうかを見ます。
Q. GoogleドキュメントでGeminiのボタンが見当たらないのはなぜですか?
A. 無料のGoogleアカウントだけでは使えないためです。対象のGoogle WorkspaceプランかGoogle AIプランの契約が要ります。プラン、管理者の設定、言語設定の順に確かめてください。

公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:

参考ソース

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