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Claudeで議事録を整える(箇条書き化・要約)

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ざっくり言うと

顧問先との定例や所内の打ち合わせで書いた走り書きを、そのままClaudeの入力欄に貼ってみてください。「議事録の形に整理して」と頼むだけで、決まったこと・宿題・まだ決まっていないことに分かれた下書きが返ってきます。

Claudeなら、その先も同じ画面で続けられます。下書きをArtifacts(アーティファクト)という別ウィンドウに出せば、その場で直せますし、組織向けプランならそのまま共有リンクにして関係者へ渡せます。

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正確には

Claudeは、長い文章から要点だけを拾い上げ、決まった形に整えるのが得意です。

Anthropicの公式ドキュメント「プロンプトのコツ」(※原文:Prompting best practices)は、指示を明確に、具体的に書くことをすすめています。頼み方がぼんやりしていると、足りないところをClaudeが自分で補ってしまうので、議事録のように形が決まっている文書ほど、ほしい項目をはっきり指定するのが効きます。

分けてもらうのは、決定・宿題・未決の3つ

そのほかに頼めること

  • 箇条書きにする。だらだら続く文字起こしを、項目ごとの短い文に分ける
  • 要点だけ抜き出す。長い議論から結論だけを短くまとめる
  • 形をそろえる。日付・出席者・議題の並びを毎回同じにする
  • 言い回しを直す。話し言葉のままの文字起こしを、事務所の文書らしい書き方にする

並びを毎回そろえておくと、前の回の議事録と見比べるのがラクになります。

注意点

リンクを作る前に、見せてよい範囲を決める

Artifactsの共有は、社内チャットに文面を貼るのとは勝手が違います。Free・Pro・Maxのプランで作る公開リンクは、URLを知っている人なら誰でも開けます。実名や実際の金額に戻した議事録は、この公開リンクにしないでください。所内や顧問先だけに見せたいときは、Team・Enterpriseのプランの組織内リンクを使うか、本文をコピーして社内の共有先へ貼ります。

添付ファイルの扱いも、リンクを発行する前に確かめてください。公式ヘルプには、Artifactを共有すると、見た人が作成元の会話の添付ファイルにもアクセスできる場合がある、と書かれています。録音の文字起こしを付けたままにしていないか、ここで見ておきましょう。

Projectsも同じです。共有しているプロジェクトのナレッジベースに議事録を入れると、その中身は共有相手が使える範囲に入ります。

やってみよう

ステップ1:メモを貼って、ほしい形を伝える

Claudeの入力欄に、手書きメモや文字起こしをそのまま貼り付けてください。そのあと、こう頼んでみましょう。

ステップ2:物足りないところを、その場で頼み直す

返ってきた下書きに直したいところがあれば、同じチャットで続けて頼みましょう。前のやり取りは覚えているので、一から説明し直さなくて大丈夫です。

  • 「決定事項を、もっと短く3行以内で」
  • 「宿題の欄だけ、担当と内容と期限の表にして」
  • 「顧問先へ出せる丁寧な書き言葉に直して」

ステップ3:元のメモと照らして、最終版にする

ここが、いちばん手を抜けないところです。

  1. 元のメモに戻って、事実に食い違いがないか確かめる
  2. 伏字にしていた名前を、必要な箇所だけ本名に戻す
  3. 事務所の書式に合わせて、見出しと並び順を直す

読み返すのは、この3か所だけ

全部を読み直そうとすると、かえって重くなります。見るのは3か所で十分です。

  1. 「決定事項」「担当」「期限」の3つがそろっているか
  2. 固有名詞と数字が、元のメモと合っているか
  3. 欠席した人が読んで、次に何をすればいいか分かるか

短い会議なら、ここまでで大丈夫です。長い会議では、Claudeに「不明点だけ別に抜き出して」と頼むと、確かめる場所が見つけやすくなります。

「次に誰が何をするか」が1分で分からない議事録は、きれいでも実務では使いにくいものです。迷ったら「この議事録を読んだ人が次に動けるか、不明点だけ挙げて」と聞いてみてください。書かせたClaudeに、今度は抜けを探してもらうわけです。

Artifactsに出して、リンクのまま渡す

ここからがClaudeならではの進め方です。ClaudeにはArtifactsという機能があり、作ったものをチャットの横の別ウィンドウに置いてくれます。文書(Markdownまたはプレーンテキスト)も置けるので、議事録の下書きにそのまま使えます。

自動で開かないときは、「この内容をArtifactにして」と一言足してください。開いたあとは、こう進みます。

  1. 「3つ目の決定事項をもう少し具体的に」と頼むと、Artifactの中だけが書き換わる
  2. 誤字のような細かいところは、自分でその場にタイプして直す
  3. 直し終わったら、共有のボタンからリンクを作る

2026年7月27日時点の公式ヘルプでは、リンクの作り方がプランで分かれています。Free・Pro・Maxのプランは、「Publish(公開)」ボタンで公開リンクを作る形です。Team・Enterpriseのプランは、「Share」ボタンから「Share & copy link」を選ぶと、組織の中だけで開けるリンクになります。

使う前に、「Code execution and file creation」という項目を1つオンにしてください。Free・Pro・Maxのプランは、設定画面の「Settings > Capabilities」を開きます。Team・Enterpriseのプランは、組織の設定にある「Organization settings > Capabilities」から切り替えます。

ここで効くのは、別の文書アプリへ貼り直す往復がなくなることです。直したものがそのまま渡せる形なので、清書と配布がひと続きになります。

顧問先ごとにProjectsを1つ作っておく

Claudeには、案件ごとにチャットをまとめておけるProjects(プロジェクト)という作業場もあります。中にはナレッジベース(参考資料の置き場)と、Project instructions(プロジェクト指示)を置けて、どちらもそのプロジェクトのどのチャットからも効く仕組みです。

顧問先ごとにプロジェクトを1つ作って、次の2つを入れておいてください。

  • ナレッジベースに、過去の定例の議事録と、事務所で使っている用語集
  • プロジェクト指示に、「決定事項・未決事項・宿題の3つに分ける」「略称はそのまま使う」といったルール

こうしておくと、「先方は◯◯商事さんと書く」「所内では『月次』と略す」といった決めごとを、毎回説明し直さずにすみます。表記のブレを直す時間が、そのぶん減ります。

入口はサイドバーの「Projects」です(直接開くなら claude.ai/projects)。右上の「+ New Project」を押し、名前と説明を入れれば作れます。名前と説明は整理用で、Claudeは中身を参照しません。守ってほしいことは、プロジェクト指示かナレッジベースのほうへ入れてください。

チャットで作った議事録は、そこに置いたままでは次のチャットへ引き継がれません。あとの回でも使いたい議事録は、ナレッジベースへ入れてください。

作れるプロジェクトの数は、2026年7月29日時点でこう分かれています。Free($0)は最大5つ、Pro($20/月)以上は無制限です。

締めに

議事録づくりの本体は、3つの動作だけです。メモを貼り、決定・宿題・未決に分けてもらい、元のメモと突き合わせる。ここは、どのAIを使っても変わりません。

Claudeなら、その先をArtifactsとProjectsに預けられます。仕上げた議事録は、Team・EnterpriseならArtifactsからリンクで配れますし、顧問先ごとのProjectsには過去の議事録と用語集を残しておけます。次の定例では、前提を書き直す手間がひとつ減るはずです。

まずは次の定例のメモで、貼って整えるところまで試してみてください!

よくある質問

Q. 会議の走り書きメモから、Claudeに議事録を作らせられますか?
A. 入力欄にそのまま貼って「議事録の形に整理して」と頼むだけです。決定事項・宿題(担当と期限)・未決事項の3つに分けてもらうと、欠席した人も自分の宿題をすぐ見つけられます。
Q. 録音アプリの文字起こしを、そのままClaudeに貼ってもいいですか?
A. 句読点のない文字起こしでも、議題ごとに束ね直してくれます。ただし聞き間違いも整った文になって出てくるので、清書された文章をそれだけで正しいと思わないでください。
Q. Claudeが作った議事録は、どこを確認すればいいですか?
A. 3か所で十分です。決定事項・担当・期限がそろっているか、固有名詞と数字が元のメモと合っているか、読んだ人が次に何をすればよいか分かるか。全部を読み直す必要はありません。
Q. 整えた議事録は、そのまま関係者へ配れますか?
A. Artifactsに出せば別ウィンドウで直してから共有リンクにできます。ただしFree・Pro・Maxの公開リンクはURLを知っていれば誰でも開けるので、実名や実際の金額に戻した議事録には使わないでください。

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参考ソース

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