「ブログに使うイラストを作りたい」「SNSの投稿画像が欲しい」「手持ちの写真を少し直したい」。そんなときは、ChatGPTに作りたい画像を文章で伝えるところから始められます。

ChatGPTの画像機能は、文章から新しい画像を作るだけでなく、生成後の修正や、手元の画像を使った編集にも対応しています。この記事では、2026年10月11日時点のOpenAI公式情報をもとに、作り方・頼み方・修正・保存・利用時の注意点を初心者向けに整理します。

ざっくり言うと

やりたいことまずすること
何もないところから画像を作るChatGPTに「〇〇の画像を作って」と文章で頼む
画像専用の画面から始める利用画面の画像(Images)を開いて作成する
思いどおりの見た目に近づける被写体・用途・雰囲気・構図・色・比率を具体的に伝える
画像の一部だけ直す会話で場所と変更点を伝えるか、選択ツールを使う
手元の写真を加工する利用権限のある画像を添付し、変えたい点を指示する
横長・縦長にしたいアスペクト比を指定する。生成後に再調整することもできる
完成画像を残す画像を開いて保存(端末へのダウンロード)する
SNSや仕事に使う文字・細部・権利関係を自分で確認する

最初は「作りたいものを1文で伝える → できた画像を見て直す」で十分です。 専門用語を覚える必要はありません。

イメージ

1. 今使うのは「ChatGPT Images」

2026年9月8日、OpenAIはChatGPT Images 2.5を発表しました。画像の細部、編集時の指示への追従、生成速度などが改善され、スケッチ・テンプレート・画像へのコメントといった制作を助ける機能も紹介されています。

以前は画像生成といえば「DALL·E」という名前を見かけましたが、ChatGPT内の公式DALL·E GPTは2026年8月30日に提供終了しました。現在、ChatGPTで画像を作るときは、基本的にChatGPT Imagesを使います。

この2つを混同しないようにしましょう。

  • ChatGPT Images:今のChatGPTで画像を新規作成・編集する機能
  • DALL·E GPT:以前提供されていた公式の画像生成GPT。2026年8月30日に提供終了

古い解説に「DALL·E GPTを開く」と書いてあっても、現在の画面では同じ手順で進められません。

正確には

2. ChatGPTで画像を作る手順

方法① チャットに文章を入力する

  1. ChatGPTを開きます。
  2. メッセージ欄に、作りたい画像の内容を書きます。
  3. 送信して、画像が作られるのを待ちます。
  4. 出てきた画像を確認し、必要なら同じ会話で修正を頼みます。

たとえば、最初はこれだけで構いません。

白い背景に、黄色いマグカップと小さな観葉植物が並んだ、やさしい雰囲気のイラストを作ってください。

画像の生成には、依頼内容によって数分かかる場合があります。すぐに表示されなくても、進行中なら必ずしも不具合ではありません。

方法②「画像(Images)」から作る

ChatGPTには、画像の作成・編集・管理を行う画像(Images)の入口もあります。利用画面で「画像」を開き、作成したい内容を入力できます。環境によっては「その他(More)→ 画像」という表示です。

画面の配置やメニュー名は、Web版・iPhone・Android、アプリの更新状況によって異なる場合があります。専用入口が見つからなくても、まずは通常のチャットで「画像を作って」と頼めば始められます。

3. 欲しい画像を伝える6つのコツ

「かわいい画像を作って」でも作れますが、使う目的が決まっているなら、次の情報を伝えると方向を合わせやすくなります。

伝えること例
① 何を描く?モンブランとコーヒーが置かれたカフェのテーブル
② 何に使う?秋のメニューを知らせるSNS投稿
③ どんな雰囲気?落ち着いた雑誌広告風、自然な写真のように
④ どんな構図?テーブルを斜め上から撮影、人物なし
⑤ 色・明るさは?明るい窓辺、ベージュとブラウン中心
⑥ サイズ感・文字は?縦4:5、上部に見出し用の余白、文字は入れない

たとえば、次のように頼みます。

秋のカフェメニューを紹介するInstagram投稿用の画像を作ってください。木のテーブルに栗のモンブランと白いカップのコーヒー。窓から柔らかい自然光が入り、落ち着いた雑誌広告風。人物は入れません。縦4:5で、上側に文字を後から置ける余白を残してください。画像内には文字を入れないでください。

文章は長ければよいわけではありません。 最初は「被写体・雰囲気・用途」だけでも十分。完成画像を見て、足りない条件を追加しましょう。

4. 縦横比・文字・透明背景も指定できる

ChatGPT Imagesでは、画像のアスペクト比(横と縦の割合)をプロンプトで伝えたり、画像エディターの比率選択機能で変更したりできます。

  • 16:9:横長のWebサイト見出し画像など
  • 1:1:正方形の投稿画像など
  • 4:5:縦長のSNS投稿画像など
  • 9:16:スマホの縦画面を想定した画像など

これらは用途に応じた指定例です。実際に使うサービスの推奨サイズや出力画像の寸法は、完成後に確認してください。

画像の中に日本語の文字を入れたいとき

文字入り画像も作れます。入れたい文章を正確に指定すると、確認がしやすくなります。

「秋の限定メニュー」という日本語の見出しを1行だけ入れてください。それ以外の文字は入れないでください。

ただし、文字・数字・価格・ロゴが正確に表示される保証はありません。正式な価格表や告知画像は、最終的に人の目で校正しましょう。必要なら文字なしで生成し、画像編集ソフトなどで後から正確な文字を追加する方法もあります。

背景を透明にしたいとき

「背景を透明にして、主役だけを残してください」と頼むこともできます。実際に背景が透明か、使いたいデザインソフトで問題なく扱えるかは、保存後に確認してください。

5. 出来上がった画像を修正する方法

最初の画像で完成しなくても問題ありません。ChatGPT Imagesは会話による修正と画像の一部を選んで修正する方法に対応しています。

会話でそのまま変更を頼む

生成した画像に続けて、次のように依頼できます。

  • 「テーブルはそのままで、カップだけ白に変更してください」
  • 「人物や構図は変えず、背景を少し明るくしてください」
  • 「右上の不要な文字だけ削除してください」

ポイントは、変えたい箇所と、変えたくない箇所を両方伝えることです。「もっとおしゃれに」だけでは、意図しない場所まで変わることがあります。

選択ツールで一部を指定する

  1. 作成した画像を開きます。
  2. 選択(Select)などのツールで直したい部分を指定します。
  3. 「このマグカップだけ青くして」のように変更内容を伝えます。
  4. 結果を確認し、必要なら再調整します。

OpenAI公式ヘルプは、選択範囲が完全に正確とは限らず、範囲外も変更される場合があると案内しています。部分修正をした後は、変更を頼んでいない箇所まで確認しましょう。

Images 2.5では、スケッチや画像上のコメントなど、編集の意図を伝える補助機能も紹介されています。表示される場合は活用できますが、まずは文章による修正だけでも十分です。

6. 自分の写真をアップロードして編集する

新しく作るだけでなく、自分が利用する権利を持つ写真や画像を添付して、加工を頼むこともできます。

たとえば、

この商品写真の背景を白くしてください。商品の形・色・模様は変えず、自然な影だけ残してください。

といった使い方です。

元の写真にあるものを必ず完全に保持できるわけではありません。 商品の形や色、人物の顔、衣服、文字などが変わっていないか、元画像と見比べて確認してください。

また、他人が撮った写真や実在する人物の顔を使う場合は、入力に使う権利や本人の同意が必要になることがあります。特にOpenAIのサービス利用規約では、必要な権利と本人の明示的な同意なしに人物の肖像を再現する利用が禁じられています。仕事で使うときは、写真の提供者や被写体に必要な確認を行いましょう。

7. 作った画像を保存・コピー・共有する

OpenAIの公式ヘルプによると、ChatGPTで作成した画像は「画像(Images)」に自動保存され、あとから見返せます。Web版とスマホアプリのどちらからも、対応する画像の管理画面を開けます。

画像を開いたときの主な操作は次のとおりです。

操作何ができる?
保存(Save)画像を端末にダウンロードする
コピー(Copy)画像をクリップボードにコピーする
共有(Share)対応するアプリなどへ画像を送る

画像エディター内の「保存」は編集内容を確定する意味で表示されることもあります。端末にファイルとして残したい場合は、ダウンロードが完了したか確認してください。

大切な画像は端末にも保存しておく

OpenAI公式ヘルプでは、「画像(Images)」の一覧から生成画像を削除するには、その画像を作成したチャットを削除すると案内されています。

つまり、チャットの整理と画像の管理は無関係ではありません。残したい作品は、元のチャットを削除する前に端末や自分の保存先へダウンロードし、ファイルを開けることを確認しておきましょう。

8. 無料でも画像を作れる? 生成できないときは?

ChatGPT Imagesは、公式案内では無料を含むすべてのプランで利用できます。ただし、利用できる回数や機能には、プランなどに応じた上限があります。

無料版では、画像生成に通常のチャットとは別の利用上限が設けられることがあります。上限の通知が出ている場合は、画面に表示される案内や再開可能になるタイミングを確認してください。

また、生成に数分かかることはあり、すぐに画像が出ないからといって必ずしも故障ではありません。

  • 画像がまだ生成中:少し待って進行状況を確認する
  • 利用上限の通知が出た:上限の案内に従う。再読み込みで解消する問題ではない
  • エラーになった:同じ依頼を短く整理して再試行し、必要なら公式ステータスや通信環境を確認する
  • 内容が受け付けられない:理由の表示を確認し、権利や利用ポリシーに沿う内容へ見直す

毎日必ず何枚作れる、といった固定の枚数はこの記事では断定しません。プランや提供状況が変わるため、現在の画面と公式案内を優先してください。

9. 公開・仕事で使う前の最終チェック

作った画像をそのまま公開する前に、次の項目を確認します。

  1. 文字・数字:漢字、商品名、価格、日時に間違いはないか
  2. 見た目:手指、顔、商品形状、余計な物、背景に不自然な点はないか
  3. 比率・サイズ:投稿先や印刷先の指定に合っているか
  4. 事実性:存在しない商品仕様や実績を、本物のように見せていないか
  5. 権利・同意:第三者の写真、作品、ロゴ、肖像を無断で使っていないか

商用利用についての考え方

OpenAIの利用規約では、OpenAIとユーザーとの間では、適用法で認められる範囲でユーザーが生成結果(Output)を所有するとされています。ただし、生成物が他の利用者のものと似る可能性があり、独自性や第三者の権利を侵害していないことまで保証するものではありません。

そのため、「ChatGPTで作ったから広告に何でも自由に使える」とは考えず、掲載先のルール、素材に含まれる権利、商品・サービスの表示が正しいかを自分で確認しましょう。

よくある質問

やってみよう

判断クイズ

第1問

カフェのSNS用画像を作りたいのに、最初の画像が思っていた雰囲気と違いました。次にすることは?

  • A. 「もっといい感じに」とだけ頼む
  • B. 「人物なし・落ち着いた色・縦4:5」のように、違っていた条件を具体的に伝える

第2問

画像の右上にある不要な文字だけ消したいときは?

  • A. 右上の文字を指定して削除を頼み、周囲に変化がないか確認する
  • B. 選択範囲を指定したら、ほかの場所は絶対に変わらないので確認しない

第3問

大切な画像を作ったあと、作成したチャットを整理したくなりました。安全なのは?

  • A. 画像が「Images」にあるので、保存せずすぐチャットを削除する
  • B. 画像を端末などへダウンロードして、開けることを確認してからチャットを整理する

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締めに

まとめ

ChatGPTで画像を作るなら、作りたいものを文章で伝える → 出てきた画像を見て修正する → 確認して保存する、の3段階で進めれば大丈夫です。

2026年10月時点の中心はChatGPT Images 2.5です。画像を新しく作るほか、写真の編集や部分修正、比率の変更も行えます。無料でも利用できますが、プランに応じた上限があります。

仕事や公開に使う前は、文字・商品や人物の細部・サイズ・第三者の権利を確認してください。完成画像を残したい場合は、チャットを整理する前に端末へダウンロードしておくと安心です。