AIツール超わかる教科書

Negative Prompt(画像生成)

画像生成AIで「出して欲しくないもの」を指示する仕組み。Stable Diffusion 系の negative_prompt や Midjourney の --no パラメータの使い方を、公式ドキュメントに沿って小中学生でも分かるレベルに超訳します。

公開: 2026-05-13 / 更新: 2026-06-11

ざっくり言うと

主に Stable Diffusion 系の画像生成AI で広く使われています。Midjourney にも同じ役割の --no というパラメータがあります。

イメージ

正確には

Stability AI(Stable Diffusion の開発元) の API ドキュメントでは、テキストから画像を生成するエンドポイントに negative_prompt というパラメータが用意されています。ここに記述したキーワードについて、モデルは 生成画像に含めないように働く ことが説明されています。

Hugging Face の Diffusers ライブラリ でも、StableDiffusionPipeline をはじめとする画像生成パイプラインに negative_prompt という引数が定義されており、画像生成のガイダンスを「避けたい方向」に向ける ための入力として扱われています。

Midjourney では、書式が少し違います。プロンプトの末尾に --no <避けたいもの> という形でパラメータを付けるのが公式の方法です。たとえば still life --no fruit とすると、「果物以外の静物画」を生成しようとする、と公式ドキュメントに記載されています。

ポジティブとネガティブの役割分担

種類役割書く内容の例
Positive Prompt出して欲しいものを指示夕焼け、空、雲、海辺
Negative Prompt出して欲しくないものを指示人物、テキスト、文字、ロゴ

ChatGPT などの LLM には基本的にない

ネガティブプロンプトは 画像生成AIの仕組みに根ざした機能 で、ChatGPT・Claude・Gemini などの 文章を扱う LLM(大規模言語モデル)には、専用パラメータとしては基本的に存在しません。

ただし、文章生成でも「〜については書かないでください」「専門用語は使わないで」のように、自然文で禁止事項を書くこと自体は普通にできます。専用の欄があるかどうかの違い、と理解しておけば十分です。

よくある勘違い

よくある使い方

注意点

特に Stable Diffusion 系の WebUI(AUTOMATIC1111、ComfyUI など)を触り始めたばかりの方は、ネット記事のおまじないをそのまま貼る前に、まず1〜2語ずつ足して効果を確かめる ことをおすすめします。

確認のコツ

やってみよう

ネガティブプロンプトは「ポジティブの相談相手」です。先に プロンプト の考え方を押さえてから、画像生成の章にある Text-to-Image と合わせて読むと、画像生成AIの全体像がかなりクリアになります。

参考ソース

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