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サイト診断で何がわかる?依頼前に知っておきたい内容と使い方

ホームページを公開したあと、「このままで大丈夫かな」と気になる瞬間があります。

そんなとき、ホームページの現在の状態を整理する方法の一つがサイト診断です。

ただし、ひとくちにサイト診断といっても、内容はさまざまです。

URLを入れるだけの自動診断もあれば、人が実際のページを見て確認するものもあります。

診断結果が点数だけだと、次に何をすればいいか分からず困ってしまいます。

この記事では、サイト診断で確認できること、自動診断と人の確認の違い、結果の使い方を整理します。

1. サイト診断の目的

サイト診断を受ける目的は、ホームページの現在の状態を確かめて、気になる点を整理することです。

サイト診断は、「良いサイトか、悪いサイトか」を一言で決めるものではありません。

具体的には、次のような場面での判断に使えます。

  • 公開中のページに、リンク切れなどの基本的な見落としがないか確かめたい
  • AIを使ったり自分で作ったりしたサイトを、一度見直したい
  • 制作会社から受け取ったサイトの気になる点を整理したい
  • 古いページを、修正するか作り直すか考えたい
  • 修正を誰かへ頼む前に、直したい箇所をはっきりさせたい

診断の結果は、あくまで判断材料の一つです。

診断を受けただけで、ホームページの設定や文章が自動的に直るわけではありません。

まず「何が不安か」を一つに絞ると整理しやすくなります。「このまま公開して問題ないか」「お客様が問い合わせまで迷わずたどり着けるか」のように目的を決めておくと、届いた結果も使いやすくなります。

診断の前に、対象URLと確かめたいことを一つずつ書き出す準備が要ります。

そうすると、自分に合う診断サービスも選びやすくなります。

2. 確認できる代表的な項目

サイト診断では、ホームページの表示や操作、基本設定、書かれている内容などを確かめます。

代表的な項目はこちらです⇩

確認する分野

見る内容の例

表示

スマートフォンでレイアウトが崩れていないか、文字が小さくて読みにくくないか

リンク・操作

ボタンやメニューが反応するか、リンク先のページが正しいか

フォーム

入力や送信ができるか、必須項目やエラーの案内が分かりやすいか

基本設定

ページのタイトル、見出し、検索エンジンへの登録に関わる設定があるか

内容

料金、対象者、サービス内容、注意点が読み手に伝わるか

信頼情報

運営者名、連絡先、個人情報の扱いに関する案内があるか

ただし、どのサービスでもこれらを全部確認してくれるわけではありません。

トップページだけが対象のものもあれば、複数ページや管理画面の中まで見るものもあります。

自動診断には、公開されているページの表示内容と、外から読み取れる設定だけを見るものもあります。

ログインが必要なページ、予約を完了まで進める操作、決済、メールの受信などは、診断の対象外になることがあります。

サービスの説明ページを開くと、依頼する前に確かめたい次の5点が分かります。

  • 診断の対象は、指定した1URLだけか、サイト全体か
  • いくつの項目を確認するか
  • フォームの送信や購入の操作まで試してくれるか
  • 管理画面やログインが必要なページも確認するか
  • 結果は点数だけか、判定の根拠や直し方の案も付くか

「サイト診断」という名前だけでは、中身までは分かりません。

対象範囲まで確かめたうえで申し込むと、あとから「思っていた診断と違う」となりにくくなります。

3. 自動診断と人の確認の違い

自動診断と人の確認では、得意なことが違います。

自動診断は、決められた項目を同じ基準で素早く確かめるのが得意です。

人が確認する場合は、ページの目的や事業の内容も踏まえて、「本当に直した方がいいか」まで判断できます。

自動診断は「見落としを探す」役割、人の確認は「直す順番を考える」役割と分けると分かりやすいです。どちらも診断であり、実際の修正作業は含まれません。

料金の仕組みや、修正作業まで頼めるかどうかを含めて比べるときは、「ホームページ診断サービスの選び方|無料診断と有料診断の違い」で扱っています。

4. 診断結果をどう使うか

診断結果が届いても、点数そのものに一喜一憂しなくて済みます。

結果を確かめる順番は、次のとおりです⇩

  1. 指摘されたURLと箇所が、現在のページと合っているか確かめる
  2. 判定の根拠を読み、なぜ指摘されたのかを理解する
  3. 公開や問い合わせに影響する指摘から先に対応する
  4. 自分で直す項目と、相談・修正を頼む項目を分ける
  5. 修正したあと、同じ箇所をもう一度見て直っているか確かめる

たとえば、文章の言い回しを整えるより、押しても動かない問い合わせボタンを直す方が先です。

同じ指摘でも、ページの目的によって優先順位は変わります。

予約ページなら予約操作が最後まで進むか、料金ページなら価格や条件が正しいかが先に来ます。

会社情報ページなら、連絡先が合っているかが先です。

自動診断が示す優先順位は、最初の目安として使えます。

売上や問い合わせへの影響まで考えて直す順番を決めたい場合は、人の確認を加える方法もあります。

実際に直すとき、診断結果の一文をそのまま修正指示にすると、何をどうしたいのかが伝わりません。

自分で直す場合も、人へ頼む場合も、次の形に整理すると、やりたいことがはっきりします。

  • 対象ページのURL
  • そのページ内のどこか
  • 今どうなっているか
  • なぜ直したいのか
  • どうなってほしいか

修正を外部へ依頼するときも、ここまでそろっていれば、見積もりの範囲を合わせやすくなります。

5. 診断を依頼した方がよい場面

サイト診断は、ホームページを新しく作ったときだけのものではありません。

次のような場面でも使えます。

  • AIやノーコードツールで作ったサイトを公開したので、状態を確認したい
  • 自分で何度も見直しているうちに、見落としがないか不安になってきた
  • 制作会社から納品されたサイトを別の視点でも見たい
  • しばらく更新しておらず、古い情報や切れたリンクが気になる
  • 問い合わせが少ないので、まずページ側の問題を整理したい
  • リニューアル前に、残すページと直すページを考えたい

反対に、原因がはっきりしている小さな修正なら、診断を受けずにそのまま直した方が早いこともあります。

一方、不正アクセスや個人情報の漏えいが起きた場合と、契約や著作権の判断が必要な場合は、一般的なサイト診断だけでは解決しません。

緊急性がある場合や、専門的な判断が必要な場合は、それぞれの専門家や公的な相談窓口が連絡先になります。

「今の制作会社へ聞く前に、一度状況を整理したい」というときは、第三者の意見を聞く方法もあります。

第三者へ相談する考え方は、「ホームページのセカンドオピニオンとは?」で詳しく紹介しています。

まとめ

サイト診断を依頼する前に確かめたいポイントは、この6つに収まります。

  • サイト診断は、今の状態と、直した方がよさそうな箇所を整理するもの
  • 対象URL、確認する項目数、確認方法はサービスごとに違う
  • 自動診断は、決められた項目を同じ基準で確認するのが得意
  • 人の確認は、事業の目的に合わせて直す順番を考えるのに向いている
  • 診断と実際の修正作業は別のサービスとして考える
  • 結果は点数だけでなく、判定の根拠と次にとる行動まで確かめる

まず一つやるなら、確認したい1URLと、いちばん気になっていることを一つ書き出すところからです。

この2つが決まれば、自動診断で足りるのか、人の確認まで必要なのかを考えやすくなります。


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