【2026年10月8日】Web&Techニュース|ChatGPTにGPT-6の新機能、Chrome 155は247件のセキュリティ修正

OpenAIは10月7日、ChatGPTのチャット機能にGPT-6と「Intelligent UI」を導入すると発表しました。回答に図表だけでなく、操作できる計算ツールやゲームなども表示できるようになります。
Google Chrome 155は247件のセキュリティ修正を含む更新を公開。MicrosoftのWindows向けAI機能、GoogleによるAI生成コンテンツの判定ツール、文章からゲームを作れる新サービスも発表されています。
ChatGPTにGPT-6と「Intelligent UI」。回答の中でツールを操作できるように
OpenAIは10月7日、ChatGPTの通常のチャット画面でGPT-6の提供を順次始めると発表しました。あわせて登場した「Intelligent UI」は、質問の内容に応じて回答の見せ方を変える新しい仕組みです。
これまでは文章が中心だった回答に、比較表、図解、操作できる画面などを組み合わせられます。たとえば、貯金額を変えて将来の金額を試算する計算ツールや、友人同士の割り勘ツール、会話の中で遊べるゲームを作れます。
必要がなければ通常の文章で回答します。また、調査や処理が続いている間でも回答の表示が始まり、その後に内容が追加される仕組みも導入されます。
提供は段階的です。10月7日からPlus、Pro、Business、Enterprise向けに展開を開始し、FreeとGoは10月8日から順次対象になります。今回の発表はChatGPTの「Chat」機能についてで、WorkやCodexのモデルが同時に切り替わるわけではありません。
ChatGPTの基本的な使い方は、ChatGPT学習ガイドで確認できます。
Chrome 155公開。247件のセキュリティ修正、うち4件は最重要度
Googleは10月6日、パソコン向け「Chrome 155」の安定版を公開しました。247件のセキュリティ修正を含み、そのうち4件は最も重大度の高い「Critical」に分類されています。
WindowsとMac向けはバージョン155.0.8059.39または155.0.8059.40、Linux向けは155.0.8059.39です。Googleによると、数日から数週間かけて順次配信されます。
Chromeは通常、自動的に更新されます。ただし、ブラウザを長く開いたままにしている場合、更新の適用に再起動が必要なことがあります。
確認するには、Chrome右上のメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を開きます。更新が保留されている場合は、画面の案内に従って再起動します。
Google Chrome公式ヘルプ:Chromeを更新する
Windows、パソコン内とクラウドのAIを組み合わせる新構想を発表
Microsoftは10月7日、Windowsを「ハイブリッドインテリジェンス」に対応させる方針を発表しました。これは、パソコン本体で動くAIと、インターネット上のクラウドAIを仕事の内容に応じて使い分ける考え方です。
今後のCopilotでは、利用者の許可に基づき、パソコン内のファイルや最近の作業内容を参照したり、ファイル整理やトラブル対応などを手伝ったりする機能を予定しています。
Microsoftは、これらの機能をCopilot+ PC向けに今後数か月かけて展開する見込みとしています。今回発表された機能が、すべてのWindowsパソコンですぐ利用できるわけではありません。
同時に、AI処理を重視した新型パソコン「Surface Laptop Ultra」も発表されました。WindowsでAIを扱う際に、パソコン本体の性能を活用する動きが進んでいます。
Google、AI生成の画像・動画・音声を確認する「SynthID Detector」を一般公開
Googleは10月7日、AIで作られたコンテンツを確認する「SynthID Detector」を一般ユーザー向けに公開したと発表しました。これまでは報道関係者などが使う初期版として提供されていましたが、英語版を世界向けに公開しています。
画像、動画、音声に埋め込まれた、人には見えない電子透かしを調べる仕組みです。Googleだけでなく、対応するパートナー企業のAIツールで作られたコンテンツも検出対象に含まれます。
すべてのAI生成物を判定できるわけではありません。対応する電子透かしが見つからない場合でも、「AIで作られていない」と断定することはできません。
Google「Playground」登場。文章を入力してゲームを作れる新サービス
Googleは10月7日、プログラミングの知識がなくてもゲームを作れる「Playground」を発表しました。作りたいゲームの内容を文章で伝えると、AIがゲームの仕組みやキャラクター、ルールなどを組み立てます。
できあがったゲームはブラウザで試せるほか、友人と共有したり、公開ギャラリーへ投稿したりできます。公開されているほかの利用者のゲームを遊ぶことも可能です。
10月7日時点の提供対象は米国の18歳以上のユーザーです。ゲーム作成の利用枠はGoogle Oneの加入状況などに応じて段階的に展開されます。日本から誰でも利用できるサービスとしての公開ではありません。
Googleはさらに高度なゲーム制作へ向け、Unity Sparkとの連携も予告しています。ただし、こちらは今後の予定です。
10月8日のWeb&Techニュースまとめ
- ChatGPT:GPT-6とIntelligent UIを導入。回答内に図表や操作できるツールを表示する機能を順次提供。
- Chrome:Chrome 155で247件のセキュリティ修正。4件は最重要度の「Critical」。
- Windows:パソコン内のAIとクラウドAIを組み合わせ、Copilotの操作支援などを今後拡張。
- Google SynthID Detector:AI生成コンテンツに含まれる対応電子透かしを調べるツールを英語で一般公開。
- Google Playground:文章だけでゲームを制作・共有できるサービスを発表。開始時点は米国の18歳以上が対象。
Chrome 155はセキュリティ修正を含むため、利用中のブラウザに更新が適用されているか確認できます。ChatGPTの新機能とSynthID Detectorは段階的な提供や対応範囲の違いに注意が必要です。
WindowsのCopilot拡張は今後数か月の展開予定で、Playgroundも提供地域が限定されています。すでに公開された機能と、今後使えるようになる機能を分けて捉える必要があります。

