Studio Attrait

BLOG

ブログ

【2026年10月30日】Web&Techニュース|Chromeで52件のセキュリティ修正、Windows 11はメニューを改善

Chromeで52件のセキュリティ問題が修正されました。Windows 11では、右クリックメニューに表示する項目を選べるなど、日常の操作を変えるプレビュー更新が公開されています。

Googleスプレッドシートには、集計表をコンパクトにする表示と、AIの回答をセルごとに出典確認できる機能が加わります。ChatGPT ProのWork・Codexの利用枠拡大と、図解をたどって学べるGeminiの機能も紹介します。

Chromeが52件のセキュリティ問題を修正。更新の適用には再起動を

Googleは10月27日、デスクトップ版Chromeの更新を公開しました。52件のセキュリティ修正を含み、そのうち4件は最も高い危険度の「Critical」とされています。

今回案内された更新先は、WindowsとMacが156.0.8078.73または156.0.8078.74、Linuxが156.0.8078.73です。配信は数日から数週間かけて進むため、端末ごとに受け取るタイミングが異なります。

WindowsやMacでは、右上のメニューから「ヘルプ → Google Chromeについて」を開くと、現在のバージョンと更新を確認できます。更新が用意されている場合は、再起動して適用します。

Linuxではパッケージマネージャーから更新します。今回の発表はChromeの修正であり、ほかのブラウザも同時に更新されるという意味ではありません。

公式情報:Googleの更新情報(英語)/Chromeの更新手順

Windows 11の右クリックメニューを整理。任意のプレビュー更新で順次提供

Microsoftは10月28日、Windows 11の10月の非セキュリティ・プレビュー更新を公開しました。26H2・25H2向けのKB5127936では、エクスプローラーの右クリックメニューを使いやすくする変更などが案内されています。

メニュー下部の「Customize menu」から、表示するコマンドやアプリの拡張機能を選べます。コピーや貼り付けなどをアイコンの列ではなく文字付きのメニューとして表示する設定も加わります。

拡大鏡では、複数の画面を使う際に、画面ごとに拡大率を設定できるようになります。これらの新機能は段階的に提供されるため、更新後すぐにすべて表示されるとは限りません。

これは任意のプレビュー更新です。Chromeのセキュリティ修正とは性質が異なり、全員にすぐ導入を求める更新ではありません。

公式の既知の問題には、一部のUSB Audio Class 1.0機器で音が出ないなどの問題も残っています。該当する音声機器を使っている場合は、導入前に更新情報を確認できます。

公式情報:MicrosoftのKB5127936更新情報(英語)

Googleスプレッドシートの集計項目を1列に整理。Excelとのやり取りも改善

Googleは10月28日、スプレッドシートのピボットテーブルに「コンパクト形式」を追加すると発表しました。ピボットテーブルは、売上などのデータを項目別にまとめる集計表です。

従来の形式では、集計の行項目ごとに別の列を使います。コンパクト形式では階層を1列にまとめ、字下げと開閉ボタンで表示するため、横に長くなりがちな表を見渡しやすくなります。表示形式はピボットテーブルの編集画面から切り替えます。

Excelのコンパクト形式のピボットテーブルを読み込んだ際にも、元の配置が保持されます。スプレッドシートからExcelへ書き出し直す場合も、その配置を維持できるとしています。

対象はGoogle Workspaceの全利用者と個人のGoogleアカウントです。即時リリースの組織では10月22日から、計画的リリースの組織では11月6日から、それぞれ最大15日かけて順次提供されます。

公式情報:Googleのコンパクト形式の発表(英語)

スプレッドシートのAI回答にセルごとの出典。元のWebページを確認しやすく

Googleは10月28日、スプレッドシートのAI関数で生成した回答について、参照したWeb情報をセル単位で確認できるようにしたと発表しました。出典の表示はWeb版で利用できます。

対象のセルを選び、内容にカーソルを合わせて「Sources」を開くと、回答に使われたWebの情報源を確認できます。表全体の出典をまとめて見るのではなく、どのセルが何を根拠にしているのかをたどれる変更です。

出典が表示されても、AIの回答が正しいと保証されるわけではありません。 元ページの内容と、セルに入った回答が合っているかを確認するために使えます。

対象にはGoogle WorkspaceのBusiness Standard・Plus、Enterprise Standard・Plus、個人向けGoogle AI Pro・Ultraなどが含まれます。前の項目のコンパクト形式とは異なり、すべての個人アカウントで使える機能ではありません。

段階的な提供は10月20日に始まっており、表示まで最大15日かかる案内です。組織ではGemini機能へのアクセス設定も関係します。

公式情報:Googleのセル別出典の発表(英語)/AI関数の使い方と制限(英語)

ChatGPT ProのWork・Codex利用枠を拡大。Pro 200の減枠予定も撤回

OpenAIは10月29日、ChatGPT Proに含まれるWorkとCodexの利用枠を増やすと発表しました。具体的には、Pro 100とPro 500の枠を従来の2倍にします。

Pro 200については、9月29日のメールで案内していた減枠を取りやめます。すでに高い利用枠だった利用者はそれを維持し、低い枠だった利用者は10月29日から従来の2倍となり、同じ上限にそろうとしています。

対象は、作業を進めるWorkやコーディングを支援するCodexの利用枠です。倍率は対象プランと元の利用枠によって異なり、通常のチャットやAPIの利用枠を一律に増やす発表ではありません。

公式情報:OpenAIの10月29日リリースノート(英語)

Geminiに図解をたどる学習機能。宇宙から分子まで段階的に探れる

Googleは10月28日、Geminiに「Immersive explorations」を提供したと発表しました。図解の層を選びながら、宇宙から分子や原子の仕組みまで、テーマを段階的に掘り下げる学習機能です。

シルクロードの交易路、ジェットエンジンの内部、雷の仕組みなどが例として紹介されています。図の中の項目を選ぶと、説明を読みながら次の階層へ進めます。

Webとモバイルで利用でき、Google Workspaceの利用者や個人のGoogleアカウントも、図解ライブラリーからアクセスできます。学生だけに限った機能ではなく、教育向けアカウントにはGeminiの学生向けハブからの入口も用意されています。

現在の対応言語は英語など6言語で、日本語は含まれません。日本語など対応外の言語では、現時点では英語で表示されます。

Geminiとの会話から直接開く機能と、音声ナレーションは今後の予定です。すでに使える図解ライブラリーとは分けて案内されています。

公式情報:Googleの学習機能の発表(英語)

10月30日のWeb&Techニュースまとめ

  • Chrome:52件のセキュリティ問題を修正。パソコンの更新状況を確認し、必要な再起動で適用します。
  • Windows 11:右クリックメニューや拡大鏡を改善。任意のプレビュー更新で、機能は順次提供されます。
  • スプレッドシートの集計表:コンパクト形式を追加し、Excelとの読み込み・書き出しでも配置を保持します。
  • スプレッドシートのAI:回答のWeb出典をセルごとに確認できるようになります。対象プランの条件があります。
  • ChatGPT Pro:Work・Codexの利用枠を拡大し、Pro 200の減枠予定を撤回しました。
  • Gemini:図解を階層ごとにたどる学習機能を提供。日本語環境では現在、英語の表示です。

まず確認したいのは、Chromeの更新状況と、適用に必要な再起動です。Windows 11の任意更新は利用機器の既知の問題も踏まえて判断できます。スプレッドシートの2つの変更は対象プランが異なるため、表示形式とAI機能を分けて確認する必要があります。

CONTACT

「こんなこと、できるかな?」
から、お気軽に。

まだ具体的に決まっていなくても大丈夫です。
お話を伺いながら、必要なことを一緒に整理していきます。