ざっくり言うと
Grokは、xAIが提供しているAIアシスタントです。X(旧Twitter)の公開投稿やWeb検索を使った調べものに強みがあります。
使える場所は、チャットの画面だけではありません。Web・X・iOS・Androidに加えて、Excel・Outlook・Google Workspaceの画面でも使えます。ひとりで仕事を回しているなら、話題探しからメール・表計算・資料の下書きまで、いつも開いている画面に合わせて頼めます。
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正確には
Grokの提供元はxAIです。X公式ヘルプセンターは、「タスクの完成・質問への回答・問題解決・ブレインストーミング」を手伝う相手だと説明しています。Xのユーザーが利用でき、xAIの大規模言語モデル(LLM)で動いている、というのがその中身です。
2026年7月22日、xAIはGrok 4.5をgrok.com・X・iOS・Androidへ展開したと発表しました。同時に案内されたのが、いつものアプリに機能を足す公式のアドインとアドオンです。
| 連携先 | 対応アプリ |
|---|---|
| Microsoft 365向けアドイン | Word・Excel・PowerPoint・Outlook |
| Google Workspace向けアドオン | Sheets・Slides・Docs |
ふだんのチャットへ相談する方法と、業務アプリの中からGrokを呼び出す方法は、別の入口として用意されています。
実際にはどんな場面で出番があるのでしょうか。ひとりで仕事を回している人に向く使い方を、7つ挙げます。
ChatGPTではなくGrokを選ぶと、何が違うのか
ここが、いちばん気になるところですよね。分かれ目になるのは、ふだんXをどれだけ使っているかです。
GrokはX(旧Twitter)に組み込まれた存在です。ふだんからXを開いている人なら、別のチャットアプリを立ち上げずに相談できます。
xAI公式のGrokページでは、Web検索やリアルタイム連携がGrokの特徴として挙げられています。Xで話題になっていることを踏まえた相談に向いているのは、そのためです。画像生成や音声会話といった、単体のチャットアプリとしての機能も同じページで案内されていますが、利用できる条件は時期・地域・プランで変わることがあります。
反対に、ほとんどXを開かない人にとって「Xの中にいる」という利点は薄いもの。それでもExcel・Outlook・Google Workspaceのアドインを使えば、ふだんの業務画面からGrokを呼び出せます。情報収集・メール・表計算のどこに時間を使っているかで、入口を選びましょう。
よくある5つの場面と、頼み方
- SNS投稿の下書き
「そのときXで自分の業界界隈で話題になっているテーマを踏まえて、自分の事業に絡めた投稿のたたき台を3案作って」と頼みます。Xで確認できる話題に乗っかる投稿を、ゼロから探さずに出せます。 - ニュースをサクッと聞く
朝のコーヒータイムに「今朝の○○業界のニュースを箇条書きで5つ教えて」と聞きます。新聞やニュースサイトを巡回する時間を短くできます。出てきた情報は、あとからリンク元を必ず確かめてください。 - 議事録の整理とメールの下書き
打ち合わせのメモを貼り付けて「要点・宿題・次回までのアクション、の3つに分けて」と頼みます。返信メールも、相手・用件・トーン(丁寧に・短く)を伝えるだけでたたき台が出てきます。ゼロから書き出す時間が、いちばん減るところです! - 商品リサーチ・競合調査
「○○というジャンルで、X上で評判が目立つ商品・サービスは?」と聞いて、ざっくりあたりをつけます。そのまま判断の材料にはせず、出てきた名前を自分で公式サイトに当たって裏を取りましょう。 - 表計算と受信メールを、作業画面の中で整理
Excel・Sheetsでは「この増減の要因を説明して、確認用のグラフを作って」と頼み、参照セルと変更内容を確かめます。Outlookでは長いスレッドを要約してもらい、返信の条件を箇条書きで伝えて下書きを作ります。どちらも結果をそのまま確定せず、数値・宛先・添付を自分で確認してから反映してください。
やってみよう
Xを開いている時間から試す
慣れてきたら、入口を作業画面に合わせて選びましょう。Xでのネタ探しはX上のGrok、表計算はExcel・Sheets、メールはOutlook、という具合です。単体のチャットとしてだけでなく、情報収集とふだんの業務をつなぐ相手として使うと、画面を行き来する時間が減ります。