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Grokで英語メールを下書きしてもらう

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ざっくり言うと

英語に自信がなくても大丈夫です。日本語で頼めば、Grokが英文メールの下書きを作ってくれます。渡す材料は、相手との関係・目的・トーン・伝えたい内容の4つです。

Grokは軽口が混ざりやすいので、ビジネスメールなら「丁寧なビジネス英語で」と書き添えてください。

初めて連絡する海外の相手なら、公開されているX投稿をGrokに調べてもらえます。近況に1文触れる書き出しにできるので、初対面のメールもぐっと書きやすくなります。

Outlookの画面の中でスレッドを要約し、返信まで下書きしてくれる公式のアドインも登場しました。下書きができたら、人名・日付・金額は自分で見直してから送りましょう。

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正確には

Grokは、xAIが開発しているAIチャットです。日本語で書いた指示や下書きを渡せば、英語の文章にしてくれます。

xAI公式の説明によれば、Grokは「ウィットとユーモアを交えながら、ほぼあらゆる質問に答える」ように設計されています。言葉づかいやトーンを指示すれば、答え方を変えられるとも説明されています。ビジネス英語がほしいなら、「ビジネス英語で」とはっきり書いてください。英文メールでは、この一言がとくに効きます。

まず伝えたい4点

ユーモアを抑えたいときは「丁寧なビジネス英語で」と書き添える

Grokは、そのままだとウィットや軽口が混ざりやすい設計です(xAI自身もそう説明しています)。ビジネスメールでこれが出ると気まずいので、頼む文の最初か最後にこう書き添えるのがおすすめです。

  • 「丁寧なビジネス英語で書いてください」
  • 「フォーマルなトーンで、ユーモアや軽口は入れないでください」
  • 「取引先に送るメールなので、真面目な調子で」
これだけで、ジョーク混じりの英文になるリスクをかなり減らせます。

「丁寧」「カジュアル」を英語の感覚で伝える

英語の丁寧さは、日本語の敬語とは少し違います。相手との距離に合わせて、次のように頼むと伝わります。

  • 初めての取引先には「フォーマルな英語で、失礼のないように」
  • すでに面識のある相手には「丁寧に、ただし堅くなりすぎないように」
  • 気心の知れた相手には「カジュアルに、フレンドリーな感じで」

初めての相手なら、公開X投稿が手がかりになります

海外の相手にメールを書こうとして手が止まる理由は、たいてい2つあります。英語で書けない不安と、相手がどんな人か分からない不安です。

Grokは、質問に応じてXの公開投稿やWebをその場で検索できます。そこで、英文を頼む前に「この人が最近Xで何を書いているか調べて」と聞いてみましょう。2つ目の不安のほうが、先に軽くなります。

相手の近況が分かると、書き出しが変わります。「はじめまして、弊社は」としか書けなかったところに、「先週の新作の発表を拝見しました」の一文を添えるだけです。それだけで、初めてのメールでも顔の見える文面になります。

検索するかどうかを決めるのはGrok自身です。確実に見てほしいときは、「Xの公開投稿を検索して」とはっきり伝えてください。検索の対象は公開された投稿だけで、非公開にされた投稿は出てきません。

そして、返ってきた投稿は必ずリンクを開いて自分の目で確かめましょう。Xには本人になりすました投稿や、未確認の情報も混ざります。人違いのまま書き出しを作ると、初対面でつまずいてしまいます。

Outlookの中でも使えます

2026年7月21日には、Microsoft Outlook向けの「Grok for Outlook」が公式に発表されました。長いメールスレッドの要約、自分の文体に合わせた返信の下書き、添付ファイルの参照、Web・X検索を、Outlookの中で行えます。Microsoft 365のアドイン(Outlookに機能を足す追加プログラム)という形です。公式発表の時点では、有料XユーザーとSuperGrokユーザー向けとされています。Grokが下書きを作っても、自分が送信の操作をするまでメールは送られません。

通常のGrokのチャットで英文を作るのと、Outlookのアドインを使うのは別の使い方です。アドインの提供条件や、Grokが検索できる範囲は変わることがあります。導入するときは、記事の最後の「参考ソース」の公式ページと、Microsoft Marketplaceの表示を確かめてください。

やってみよう

ステップ1:4点と「丁寧なビジネス英語で」を日本語で伝える

海外の卸会社に、商品の取扱いをお願いする場面です。入力欄に、こんな感じで頼みます。

香港の輸入卸会社の仕入れ担当者(初対面)に、英語でお願いのメールを書いてください。

トーン:丁寧なビジネス英語で。ユーモアや軽口は入れないでください。

入れたい内容:
- 日本で和食器を作っている小さな工房です
- 定番シリーズを取り扱ってもらえないか相談したい
- オンラインで30分くらい説明の時間がほしい
- 候補日:9月8日(火) 10:00または9月10日(木) 15:00(どちらもJST)
- 都合が悪ければ別日でも調整可

相手の会社名と担当者名は、まだ調べていません。
[会社名][担当者名]のままにしておいてください。

Grokが件名(Subject)と本文をセットで英文にしてくれます。「ユーモアや軽口は入れないでください」の一言が、Grokを使うときの最大のコツです。

こんな英文が返ってきます。あくまで一例で、実際の出力は毎回少し変わります。

Subject: Inquiry About Carrying Our Japanese Tableware

Dear [Recipient Name],

I hope this message finds you well. We are a small pottery studio in Japan, making tableware for everyday use.

I am writing to ask whether [Company Name] would consider carrying our core series. If you are interested, I would be glad to explain it in a short online meeting of about 30 minutes.

Would either of the following times work for you?
- Tuesday, September 8, 10:00 (JST)
- Thursday, September 10, 15:00 (JST)

If neither of these times is convenient, I would be happy to adjust to your schedule.

Thank you for your time, and I look forward to hearing from you.

Best regards,
(Your Name)

ここで確かめるのは、次の4か所だけです。

  • 9月8日(火)・9月10日(木)の曜日
  • 時刻がJSTになっているか
  • 所要時間が30分になっているか
  • あとで差し替える[会社名][担当者名]が、そのまま残っているか

英語の言い回しそのものは、Grokに任せて大丈夫です。

ステップ2:初めての相手は、公開X投稿を見てから書き出しを作る

今度は、海外のイラストレーターにコラボを打診する場面です。英文を頼む前に、まずは相手のことを聞いてみましょう。

Xの公開投稿を検索してください。
対象のアカウント:@(相手のアカウント名)
この1か月の投稿から、作品や活動の話題を3つにまとめてください。
参照した投稿のリンクも一緒に出してください。

返ってきたリンクは、1つずつ開いて自分で確かめてください。同じ名前の別人や、なりすましの投稿が混ざることもあります。確かめたうえで、同じチャットで続けて頼みます。

いま確かめた内容をふまえて、コラボのお願いメールを英語で書いてください。

トーン:丁寧なビジネス英語で。軽口は入れないでください。

入れたい内容:
- 書き出しで、最近の投稿によかったと感じた点を1文だけ添える
- こちらは日本でイラストのグッズを作っている個人事業主
- 相手のイラストを使った商品を一緒に作りたい
- まずは条件の相談から始めたい
- 決めつけた言い方は避けて、断りやすい書き方にする

近況に1文触れるだけで、初対面のメールの印象は変わります。英語の壁と、相手を知らない不安。その2つを、同じチャットの中で続けて片づけられます。

ステップ3:Outlookのアドインで返信を下書きする

アドインを入れているなら、Outlookの画面から離れずに返信を作れます。流れは次のとおりです。

  1. 返信したいスレッドを開き、要点と未回答の事項をまとめてもらう
  2. 「丁寧な英語で、次の3点を含めて」のように返信の条件を伝える
  3. 宛先・添付・固有名詞・日付・金額を確かめる
  4. 内容に納得できたときだけ、自分で送信する

やり取りが長いほど、1の要約が効きます。相手がすでに聞いていて、まだ答えていないこと。それを先に洗い出しておくと、返信の抜けが減ります。2では、含めたい項目を数えて伝えるのがコツです。卸の条件のように、数字が絡む話ほど効きます。

ステップ4:トーンを直してもらい、日本語訳で確かめる

最初の英文がしっくりこなかったら、同じチャットで続けて頼み直します。

  • 「もう一段だけ丁寧にして」
  • 「3〜4文まで削って」
  • 「もう少しカジュアルな調子に」
  • 「件名を、用件が一目で分かるものに」
  • 「結びにお礼を一文足して」
  • 「冗談めいた言い回しがあれば全部消して、真面目な調子に」

Grokは前のやり取りを覚えています。用件はそのままに、言い方や長さだけを直してくれますよ。

英文の意味が合っているか不安なときは、こう続けてください。

今の英文の日本語訳もつけて。

英文と訳が並んで返ってくるので、自分の言いたかったことと見比べられます。訳のずれや、思ったより強い言い回しにも気づけます。

締めに

流れはいつも同じです。日本語で4点と「丁寧なビジネス英語で」を伝える。英文を出してもらう。人名・日付・金額を自分で確かめる。必要なら直してもらう。初めての相手なら、その前に公開X投稿をのぞいておく。通常のチャットでもOutlookのアドインでも、この流れを回せば、Grokは英文メールの下書き役になってくれます!

よくある質問

Q. Grokに英語メールを頼むとき、英語で書く必要はありますか?
A. 日本語のままで大丈夫です。相手との関係・目的・トーン・入れたい内容の4点を日本語で渡せば、件名と本文をセットで英文にしてくれます。
Q. Grokの英文に軽口が混ざるのを防ぐには、どうしますか?
A. 「丁寧なビジネス英語で書いてください」「ユーモアや軽口は入れないでください」と書き添えてください。Grokはもともとウィットを交えて答える設計なので、この一言がとくに効きます。
Q. Grokが書いた英文で、送る前に確かめるところはどこですか?
A. 人名と会社名のつづり、日付の月と日の順番、時刻に時差の表記が入っているか、金額の数字と通貨の4か所です。翻訳ではなく下書きなので、中身が取り違えられることがあります。
Q. Outlookの中でもGrokに返信を書いてもらえますか?
A. 公式のアドインGrok for Outlookを入れると、長いスレッドの要約と返信の下書きができます。公式発表の時点では有料XユーザーとSuperGrokユーザー向けで、自分が送信の操作をするまでメールは送られません。

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参考ソース

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