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最初に絶対やっておきたいGeminiの初期設定3つ

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ざっくり言うと

Geminiを使い始めるとき、先に決めておきたいのはボタンの場所ではありません。使い方の方針のほうです。

決めることは3つだけ。会話の履歴がどう扱われるかを知っておくこと、自分の前提を最初に伝えること、人に見られたら困る情報は入れないこと。

この3つがそろうと、安心感も答えの精度もぐっと上がります。

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正確には

GeminiはGoogleが提供する対話型AIサービスです。入力した内容の扱いは、サインインしているかどうか、アカウントの種類、そして設定によって変わります。

公式のプライバシー案内ページ(※原文:Gemini Apps Privacy Hub)にも、設定をオフにしたり一時的な会話を使ったりすればデータの扱いを調整できる、と書かれています。だからこそ、最初に方針を決めておくと後がラクです。

① 会話の履歴がどう扱われるかを知っておく

Geminiには、自分の会話やアップロードしたファイルをGoogleアカウントに保存しておく仕組みがあります。公式ヘルプでは "Gemini Apps Activity" / "Keep Activity" と呼ばれる設定項目です。

  • Keep Activityを使える個人アカウントでこの設定をオンにしていると、やり取りの一部がGoogleのサービス改善や生成AIモデルのトレーニングに使われます。人間のレビュアーが確認する場合もあります
  • 同じ個人アカウントでKeep Activityをオフにすると、その後のチャットは原則としてAIモデルのトレーニングに使われません。ただしフィードバックを送ったときは例外で、サービス提供や安全保護などのため、チャットは72時間保持されます
  • 履歴の自動削除期間も、自分で選べます。2026年7月27日に公式ヘルプを確認した範囲では、18か月を既定として、3か月・36か月・自動削除しない設定も案内されています
  • 保存期間やメニュー名は変わることがあります。設定する前に、公式ヘルプと自分のアカウント画面を見ておいてください

一時的な会話(Temporary chat)という選択肢もあります

これは、履歴に残さない前提で使う会話です。サインインした個人アカウントのWeb版・モバイルアプリで使えて、チャット一覧やGemini Apps Activityには表示されません。AIモデルのトレーニングにも、パーソナライズ(自分に合わせて答えを変える仕組み)にも使われません。

ただし、サービス提供や安全保護などのため72時間は保持されます。また、Temporary Chatを離れると、自分でもう一度開くことはできません

そのかわり、Gems(ジェムズ)や、Keep Activityが必要な連携アプリ、パーソナライズなどは使えません。Gemsは、役割や指示をあらかじめ保存しておける仕組みです。履歴を残さず試したいときは一時的な会話、便利な連携を使って相談したいときは普通の会話、と分けて使ってください。

会社・学校のアカウントは、管理者の設定で決まります

仕事や学校のGoogle Workspaceアカウントでは、Keep Activityと保持期間を管理者が設定していて、自分では変更できない場合があります。

Gemini AppsがWorkspaceのコアサービスに含まれるライセンスなら、チャットとアップロードしたファイルは人間のレビュアーに確認されず、生成AIモデルの改善にも使われません。追加サービスとして使うライセンスでは、人間による確認や、Googleの製品・サービス・機械学習技術の改善に使われる場合があります。

自分の契約がどちらのサービス区分にあたるかは、社内の管理者に確認してください。

② 自分の前提を、最初に伝えておく

Geminiは、こちらの背景を知らないと平均的な答えしか返せません。最初にひとこと自己紹介しておくだけで、答えの精度がかなり上がります。

伝えると効くのは、たとえばこんなことです。

  • 職業・業種(例:個人事業主、士業、小売店オーナー など)
  • 想定する読み手(例:取引先、一般のお客様、家族 など)
  • 文章のトーン(例:丁寧に、フランクに、簡潔に)
  • 苦手なこと(例:カタカナ語が多いと読みにくい、長文は避けたい)

毎回、会話の頭に書いてもかまいません。Gemsに保存しておけば、毎回書かずに済みます(機能や提供範囲は変わることがあります)。

完璧な設定を作り込むより、短い自己紹介で十分です。たとえば、こんな一文です。

私は個人事業主で、AIは初心者です。専門用語を避けて、結論から短く説明してください。
重要な数字や制度の話は、必ず公式情報で確認する前提で書いてください。

これだけでも、返ってくる文章の長さや説明の細かさがかなり整います。

③ 機微情報は、そのまま入れない

便利だからといって、なんでも貼り付けるのは危険です。次のような情報は、そのままの形で入力しない運用にしておくと安心です。

設定は、使いながら整えていけば大丈夫です

使い始めた直後は、どの情報なら入れていいかの感覚がまだつかめません。最初の数日は、少し慎重めに運用すると安心です。

  • 相談内容に個人名や会社名が入っていたら、送信する前に一度止まる
  • 料金・制度・契約などの話は、Geminiの回答だけで決めない
  • 便利だと感じたプロンプトだけ、メモに残して再利用する
  • 1週間ほど使ったら、アクティビティ設定をもう一度見直す

最初から完璧な設定を作るより、使いながら少しずつ整えるほうが長続きします。

設定画面のメニュー名・ボタンの位置・プラン名は、時期によって変わります。細かい手順を覚えるより、上の3つを方針として持っておくほうが役に立ちます。いまの機能や設定項目は、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで確かめてください。

やってみよう

最初の10分で済ませる3つ

2番の自己紹介プロンプトは、下の一文がそのまま使えます。コピーして、自分用に書き換えてください。

私は個人事業主で、主に○○業をしています。
お客様向けの文章を書くことが多いので、丁寧で簡潔な日本語でお願いします。
カタカナの専門用語は、なるべく言い換えてください。

これを会話の最初に貼るだけで、返ってくる文章の手触りが変わります。設定画面の操作よりも、この方針3つのほうが日々の使い心地に効いてきます

慣れてきたら、「短く答えて」「根拠が必要な部分は公式情報で確認する前提で書いて」など、自分が安心できる条件も足していきましょう。

よくある質問

Q. Geminiに入れた会話は、AIの学習に使われますか?
A. 個人アカウントでKeep Activityをオンにしていると、やり取りの一部がGoogleのサービス改善やAIモデルのトレーニングに使われ、人間のレビュアーが確認する場合もあります。オフにすれば、その後のチャットは原則として使われません。
Q. 履歴を残さずに相談するには、どうすればいいですか?
A. 一時的な会話(Temporary chat)を使います。チャット一覧に残らず、トレーニングにも使われません。ただし、その会話を離れると自分でも開き直せず、Gemsやパーソナライズは使えません。
Q. Geminiの答えが自分に合わないときは、どうすればいいですか?
A. 設定より先に、自分の前提を伝えてください。職業・想定する読み手・文章のトーン・苦手なことを3〜5行にまとめて会話の頭に貼るだけで、返ってくる文章の長さや説明の細かさが整います。
Q. Geminiに入力しないほうがよい情報はありますか?
A. 顧客名などの個人を特定できる情報、契約金額や口座情報、パスワードやAPIキー、病歴や家族構成は、そのまま入れない運用にします。相談したいときは、名前や金額をダミーに置き換えてください。

公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:

参考ソース

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