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Geminiの「新しいチャット」と「続きのチャット」の使い分け

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ざっくり言うと

Geminiは、同じチャットの中でのやり取りをふまえて答えてくれます。だから、関連する話は続きのチャットで、別件は新しいチャットで。これが基本の分け方です。

ただし、個人アカウントでMemoryをオンにしている場合は別です。これは過去の会話を覚えておくメモリの設定で、新しいチャットでも過去の会話が参照される場合があります。

何度も使う役割は、「Gem」として作っておくこともできます。

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Gemは、いつもの頼み方をあらかじめ書いて保存しておく機能です。「丁寧なビジネスメールに直す係」を1つ作っておけば、毎回「丁寧な敬語で」と説明しなくても、最初からその調子で答えてくれます

正確には

Geminiは、ひとつのチャットの中でやり取りを続けると、その会話の流れを参照しながら応答します。新しいチャットにすると別の流れとして始まりますが、Memoryを有効にしていれば過去のチャットの情報が参照されることもあります。

続けるとき、分けるとき、戻るとき

  • 続きのチャット
    直前までのやり取りを踏まえて応答する。続きの質問や修正の依頼が通じやすい
  • 新しいチャット
    別の話題として始まる。画面の左にある「+ New chat / 新しいチャット」から作れる
  • 過去のチャット
    サインインすると「Recent / 最近のチャット」の一覧から開き直して再開できる。個人アカウントではKeep Activityをオンにする
  • 途中からの分岐
    Web版なら、回答のメニューから「Branch in a new chat」を選ぶと、その時点から別案を試せる。元のチャットと分岐先は別々に残る

仕事や学校のアカウントでは、履歴を管理者が制御しています。自分ではチャットを削除できない場合があります。

過去のチャットを応答に活かすMemory

Googleの公式ヘルプによると、Geminiには過去のチャットを応答に活かすMemory設定があります。使うには、18歳以上の個人Googleアカウントでサインインし、Keep ActivityとMemoryをオンにします。仕事・学校・管理対象のアカウントでは利用できません。

  • Memoryのオン・オフは、設定(Settings & help)→Personal Intelligence→Memoryの順に進んで切り替える
  • 過去のチャットは、Gemini Apps Activityから確認したり削除したりできる
  • LiveチャットやGemとの会話では、Memoryを利用できない

メニューの位置や名称は変わることがあります。今の画面がどうなっているかは、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで確かめてください。

分ける目安は「あとで見返したい単位」

迷ったときは、あとで見返したい単位で考えてみてください。「旅行の計画」は1冊、「夕食の献立」は別の1冊。こう分けておくと、あとから探しやすくなります。

一覧のタイトルを見たときに「これは何の話だったか」が分かる。その単位が目安です。

  • 同じ資料の修正を続ける → 続きのチャット
  • 同じ旅行のホテル・交通・持ち物を相談する → 続きのチャット
  • 旅行の相談の途中で仕事のメールを書いてもらう → 新しいチャット
  • 昨日の買い物比較とは別の商品を比べる → 新しいチャット

新しいチャットにしても、前の内容は消えません

よくある勘違いが、「新しいチャットにすると前の内容が全部消える」というものです。新しく始めるのは、会話の流れを分けるための整理にすぎません。

必要なら過去のチャットを開き直せます。前の内容を使いたいときは、要点を自分でコピーして新しいチャットに貼ってください。Memoryをオンにしている場合は、Geminiが過去の会話を参照することもあります。

むしろ困るのは、別件を同じチャットに詰め込みすぎたときです。「さっきの件」がどれを指すのか、自分でも分からなくなります

記録に残さず試したいときのTemporary Chat

気軽に試すだけで記録を残したくないときは、Temporary Chat(一時チャット)という選択肢もあります。RecentにもGemini Apps Activityにも残らず、パーソナライズ(使う人に合わせた応答の調整)にも使われません。

使えるのは、個人アカウントのWeb版とモバイルアプリです。仕事・学校のアカウント、Gemini in Chrome、Googleメッセージでは使えません。

その場を離れると開き直せず、GemsやConnected Apps、パーソナライズも利用できません。データは応答の提供と安全の保護のために72時間保持されますが、モデルの学習には使われません。

自分専用のAIを作れる「Gem」

Gemは、Gemini上で自分用にカスタマイズしたAIアシスタントを作れる機能です。Googleの公式ブログでは、自分専用のAI専門家として紹介されています(※原文:custom AI experts)。

  • 名前と「どう振る舞ってほしいか」の指示を書くだけで作れる
  • 作ったGemは、サイドバーのGems→My Gemsから呼び出して、同じ指示で会話できる
  • ファイルをアップロードして、その内容を踏まえて答えさせることもできる
  • 用途例:ビジネスメール担当、英語の先生、企画のブレスト相手、要約担当など

同じ「メール」でも、相手が変われば分ける

  • 取引先へのお詫びメールはチャット1
  • 採用に応募してくれた方への返信文はチャット2
  • 自分のプロフィール文の作成はチャット3

同じチャットに入れると、Geminiが前の相手やトーンを引きずることがあります。「相手が変わる」「目的が変わる」「守るルールが変わる」。どれかに当てはまったら、新しいチャットにする合図です

やってみよう

チャット名を見て整理する

過去のチャットが増えてきたら、一覧をながめてみましょう。「何の相談だったか分からないもの」がないか確認してください。

分かりにくいものが多いなら、次から最初の質問にテーマ名を入れてみてください。そのままコピーして使えます。

【旅行計画】8月に家族で行く2泊3日の候補を考えて。
【仕事メール】納期遅延のお詫び文を作って。

最初にテーマ名を入れておくと、自分の頭の中でも会話の置き場所がはっきりします。

慣れてきたら、Gemをひとつ作ってみる

「話題が変わったら新しいチャット、同じ話なら続き、何度も使う型はGem」。この3つを覚えておけば、Geminiの会話管理でそう困ることはありません。

増えたチャットの片づけ方は、Geminiの履歴の管理にまとめています。

よくある質問

Q. Geminiの新しいチャットと続きのチャットは、どう使い分けますか?
A. 関連する話は続きのチャット、別件は新しいチャットです。「相手が変わる」「目的が変わる」「守るルールが変わる」。どれかに当てはまったら、新しいチャットにする合図です。
Q. Geminiで新しいチャットにすると、前の内容は消えますか?
A. 消えません。会話の流れを分けるための整理にすぎず、過去のチャットは「Recent(最近のチャット)」から開き直せます。前の内容を使いたいときは、要点を自分でコピーして貼ってください。
Q. Geminiは、新しいチャットでも過去の会話を覚えていますか?
A. Memoryをオンにしていると、過去のチャットが参照されることがあります。使うには18歳以上の個人Googleアカウントでサインインし、Keep ActivityとMemoryをオンにします。
Q. Geminiのチャットは、どんな単位で分けるといいですか?
A. あとで見返したい単位です。一覧のタイトルを見て「これは何の話だったか」が分かるなら、その分け方で合っています。ひとつのチャットで長く話し続けると、話題が混ざって回答の精度が落ちることがあります。

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参考ソース

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