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ClaudeのProjects機能でチャットをまとめる

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ざっくり言うと

Projects(プロジェクト)は、案件ごとにチャットをまとめておける作業場です。参考資料を置くナレッジベースと、答え方のルールを決めるプロジェクト指示を、その中のどのチャットからも使えます。

ただし、同じプロジェクトに入れただけでは、あるチャットの本文が別のチャットへ自動で伝わるわけではありません。

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正確には

ProjectsはAnthropicが公式に提供する機能です。公式ヘルプでは、それぞれが独自のチャット履歴とナレッジベース(知識の置き場)を持つ、独立した作業場として説明されています。

大事なのは、チャットの本文と、ナレッジベースに入れた資料が別物だという点です。公式ヘルプでは、あるチャットのやり取りは、ナレッジベースに追加しない限り別のチャットへ共有されないと案内されています。別のチャットでも使いたい結論は、要約してナレッジベースへ入れてください。

過去チャット検索やメモリを有効にしている場合は、それらの機能を通じて同じプロジェクト内の過去の情報が参照されることがあります。これはナレッジベースの共有とは別の機能で、提供状況も設定も異なります。

名前が似ている「Cowork Projects」は別物

見分けるポイントは、どこで動いて、どこにデータが残るかです。

  • ClaudeのProjects
    Claudeアカウントの上でチャットを整理し、ナレッジベースと指示を共有する作業場。対応画面では、ここから通常のチャットまたはCoworkセッションを始められる
  • Cowork Projects
    Claude DesktopのCowork内に作る、タスク中心のローカル作業場。ファイル・指示・メモリを持ち、プロジェクトデータは端末内に保存される

既存のClaudeプロジェクトから、ファイルと指示をCowork Projectへ取り込むことはできます。ただし、そのとき作られるのは別のCowork Projectです。Cowork Projectsはクラウド同期やチーム共有に対応していないので、名前が同じでも保存場所まで同じにはなりません。

ナレッジベースに入れられる量

「何MBまで」という上限は公表されていません。目安になるのはコンテキストウィンドウ、つまりClaudeが一度に読める分量です。資料がその上限に近づくと、RAGが自動で有効になります。

RAGは、質問に関係する箇所だけを探して回答に使う仕組みです。2026年7月29日時点の公式ヘルプでは、これによりコンテキストウィンドウの最大10倍相当まで格納できると案内されています。手動で切り替える操作はいりません。

対象のプランについては、2026年7月29日時点で公式ページの案内が分かれています。RAGの専用ページには「全プラン」、Projectsの概要ページと管理ページには「有料プラン」と書かれていて、どちらも公式の記載です。無料プランで大きな資料を扱うときは、RAGについての公式ヘルプページ と実際の画面表示で、そのときの対象を確かめてください。

作れるプロジェクトの数(2026年7月29日時点)

ProjectsはFreeを含むすべての利用者が使えます。作れる数は、プランによって次のように分かれます。

  • Free($0)
    最大5プロジェクトまで
  • Pro($20/月)以上
    プロジェクト数は無制限
  • Team / Enterprise
    上記に加えて、組織のメンバーにプロジェクトを共有し、閲覧・編集権限を設定できる

上限や共有機能の条件は改定されることがあります。組織で使うときは、管理者が行う設定もあわせて確認してください。

「同じチャット内で覚えている」との違い

Claudeに前提を渡す仕組みは、ざっくり2階層あります。

  • 同じチャット内
    1つのチャットの中だけで、過去のメッセージを参照する。全プラン共通の標準の動き
  • Projects
    関連するチャットを整理し、ナレッジベースとプロジェクト指示を、その中の各チャットで使う

「新しいチャットか、続きのチャットか」は、1つの会話をどこまで続けるかという話です。Projectsはその外側にあって、複数のチャットを案件単位で束ね、共通の資料とルールを置いておく場所です。

注意点

共有と公開は、別のあつかい

プランごとの細かい条件は、更新で変わります。「Freeは最大5プロジェクト、Pro以上は無制限」「ナレッジベースはコンテキストウィンドウが目安で、RAGで最大10倍相当」は、2026年7月29日時点の公式ヘルプの内容です。プロジェクト数の上限や共有の細かい動きは変わりやすいところなので、書かれている内容と画面が食い違ったときは、公式ヘルプのProjectsページ の記載を優先してください。

やってみよう

チャットは目的別に分けておく

「A社向け提案書」プロジェクトなら、たとえばこんな形です。

  • チャット1:提案書のドラフトを作るチャット
  • チャット2:見積もりの根拠を整理するチャット
  • チャット3:想定質問への答えを考えるチャット

どれも同じプロジェクトの配下なので、プロジェクト指示とナレッジベースは全チャットに効きます。「A社の前提を毎回最初に書く」手間がなくなるところが、いちばん体感しやすいメリットです。

よく使う3つの分け方

  • クライアント別に分ける。「A社案件」「B社案件」でプロジェクトを分け、トーンや略称の好みもプロジェクトごとに指示しておく
  • 連載や継続ものでまとめる。「ブログ連載 第◯回」プロジェクトに、過去回の本文と用語集をナレッジベースへ入れておくと、新しい回でも前提が引き継がれる
  • 調べものをためる場所にする。「○○について勉強する」プロジェクトに、調べた論点や参考PDFをためていくと、後から「あれ、なんだっけ」と聞き直せる

締めに

Claudeは、そのままだとチャットが次々に流れていく場所です。Projectsを使うと、案件ごとに机の分かれた仕事場に変わります。クライアントやテーマごとに分けておけば、資料と答え方のルールもまとめて置いておけます。

最初は、いま動いている案件を1つだけ選べば十分です。プロジェクト指示を1行、関連するPDFを1〜2枚入れて試してみてください。覚えておきたいのは2つ。別のチャットへ渡したい情報はナレッジベースに置くこと。そして、共有プロジェクトでもチャットは手動で共有するまで非公開だということです

よくある質問

Q. ClaudeのProjectsは、どんなときに作ると役に立ちますか?
A. 同じ案件やテーマでチャットが何本にも増えてきたときです。資料を置くナレッジベースと答え方のルールをその中のどのチャットからも使えるので、毎回同じ前提を書き直す手間がなくなります。
Q. Projectsに入れたチャットの内容は、別のチャットにも引き継がれますか?
A. 同じプロジェクトに入れただけでは引き継がれません。別のチャットでも使いたい結論は、要約してナレッジベースに追加してください。
Q. ClaudeのProjectsは無料プランでも使えますか?
A. Freeを含むすべての利用者が使えます。ただし作れるプロジェクトの数はFreeだけ上限があり、Pro以上は無制限です。Team・Enterpriseでは、組織のメンバーへの共有と権限の設定もできます。
Q. ClaudeのProjectsを共有すると、中のチャットも相手に見えますか?
A. 各チャットは初期状態では非公開で、手動で共有しない限り他のメンバーからは見えません。ただし、その内容をナレッジベースへ追加すると、共有相手が使える範囲に入ります。

公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:

参考ソース

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