Claudeでアイデア出しの壁打ちをする
この記事は約5分で読めます
ざっくり言うと
Claudeは、じっくり考えてたくさん案を出すのが得意なAIです。新しい企画やネーミング、キャッチコピーを考えるとき、壁打ちの相手にぴったりです。
大事なのは、1回のやりとりで終わらせないこと。追加の質問で深掘りしたり、わざと反論を頼んだりすると、ぐっと使えるようになります。
イメージ
正確には
公式が挙げているClaudeの使い道
ClaudeはAnthropicが提供する対話型AIです。公式サイトでは、Claudeの使い道として文章(writing)、分析(analysis)、コーディング(coding)などが挙げられています。アイデア出し(brainstorming)も、その中心的なひとつとして書かれています。
公式情報の範囲でいうと、ブレストに向いている理由は次の3つです。
- 公式の用途紹介で、アイデア出し(brainstorming)が中心的な使い道のひとつに挙げられている
- モデルメニューから、対応しているモデルの考える量(effort)と拡張思考(extended thinking)を調整できる
- 長めの文脈を扱うのが得意で、話を続けるほど、それまでの流れを踏まえた提案になる
考える量と拡張思考の扱いは、モデルごとに条件が違います。たとえばOpus 5では、Claudeアプリ上で拡張思考をオフにできません。手元の画面でどう設定できるかは、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで確かめてください。
ブレストで大事なのは、最初から正解を当てにいかないことです。返ってきた案は、完成品ではなく素材だと思うと扱いやすくなります。
まず広げて、次に似た案をまとめて、最後に使えるものだけ残す。この順番なら、変な案も無駄になりません。
やってみよう
ブレストで効く頼み方は、大きく3つです。どれもコピーしてそのまま使えます。
まずは数で広げる
気になった案を、観点を決めて掘る
わざと反対意見を出してもらう
1往復で終わらせない
ブレストの本番は、2回目のやりとりからです。追加の質問で、広げたり絞ったりします。
- 広げる
「この方向で、もう10個追加して」 - 絞る
「この20個から、20代女性に刺さりそうな上位5つを選んで、理由つきで」 - 切り口を変える
「今度は同じ企画を、シニア向けに置き換えて考えて」
最初の答えは、あくまで素材です。素材を転がしながら形にしていくのが、Claudeを壁打ち相手にするおもしろさです。
採用する前に、3つだけ確かめる
よさそうな案が残ったら、次の3つで見てください。
- この案は、誰にとって嬉しいのか
- 自分たちが、本当に実行できるのか
- 似た名前や表現で、誤解されないか
ここまで見ておくと、楽しいだけのアイデアと、実際に使えるアイデアが分かれます。
よくある勘違いは、案の数が多いほど前に進んでいると思うことです。最後は3案くらいまで絞って、なぜそれを残したのかを言葉にしてください。「残した理由」が言えない案は、まだ候補ではなく素材のままです。
最初から完璧な指示を出そうとしなくて大丈夫です!雑に投げて、返ってきた案を見ながら追加注文する。そのくらいのテンポが、ちょうどいいですよ。
よくある質問
- Q. Claudeでアイデア出しをするとき、どう頼めば案がたくさん出ますか?
- A. テイストと個数をはっきり指定してください。「カジュアルでかわいい雰囲気で20個出して」のように頼むと、指示された数だけ素直に並べてくれます。
- Q. Claudeに、自分の企画の弱点を指摘してもらえますか?
- A. 役割を渡すと遠慮なく指摘してくれます。「厳しい投資家になったつもりで、この企画のツッコミどころを5つ、忖度なしで挙げて」と頼むと、ひとりでは気づけない死角が埋まります。
- Q. 出てきた案は、1回のやりとりで決めていいですか?
- A. ブレストの本番は2回目からです。「この方向でもう10個追加して」「20代女性に刺さりそうな上位5つを理由つきで」のように広げたり絞ったりして、最後は3案くらいまで残してください。
- Q. ブレスト中にClaudeが話した市場規模や競合の情報は、信じていいですか?
- A. そのままでは信じないでください。事実と違う内容をもっともらしく答えるハルシネーションは、ブレストの最中にも起こります。事実確認は一次情報で、別の作業として行ってください。
公開: 更新: ✓ 公式情報と照合:
参考ソース
この教科書は無料で全文公開しています。仕事で使えるところまで進みたい方は、実習と資料がそろった生徒プランをどうぞ。