AIツール超わかる教科書

「学習に使わない」設定の重要性

AIに入力した文章が、そのAIの「次の勉強の材料」に使われることがあります。学習に使わせない設定(オプトアウト)の意味と、ChatGPT・Claude・Gemini・Grok での設定有無、個人/法人/API での違いを、公式情報を元に超訳します。

公開: 2026-05-13 / 更新: 2026-06-11

ざっくり言うと

ポイントを先に言うと、こうです。

  • 個人プラン(無料・有料): サービスごとの差が大きい。自分で設定確認が必要
  • 法人プラン(Enterprise / Business / Team 等): 契約上、学習利用を制限できることが多い
  • API: 有料利用や業務向け契約では、学習に使われない扱いが多い

つまり「個人プランの初期設定が一番確認を忘れやすい」という構図です。

イメージ

正確には

各社のポリシーは変わる前提なので、ここでは「設定の有無とレベル感」だけ整理します。具体的なメニュー位置や最新の文言は、必ず各ツールの公式ヘルプを確認してください。

用語の整理

  • オプトアウト: 「外してください」と自分から申し出ること。デフォルトでは入っている設定を抜けるイメージ
  • オプトイン: 「入れてください」と自分から申し出ること。デフォルトでは入っていない

AIの学習データに関しては、個人プランは「設定と同意状況を見ないと判断できない」、法人プランや有料APIは「契約上、学習に使わない扱いが多い」、というのが2026年6月時点での大まかな傾向です。

4ツール × プラン別 学習利用ポリシー(2026年6月時点の概要)

各社の公式ドキュメントを根拠にまとめた早見表です。詳細・最新版は必ず公式で確認してください。

ツール個人(無料 / Plus 等)法人プランAPI
ChatGPT(OpenAI)既定で学習に使われ得る。設定でオプトアウト可Team / Enterprise は既定で学習に使われない既定で学習に使われない
Claude(Anthropic)モデル改善を許可した場合や安全性レビュー等で使われ得る。Privacy Settings で許可/停止を確認Team / Enterprise は契約上の扱いを確認API は商用条件の扱いを確認
Gemini(Google)Gemini Apps では会話が人によるレビューや改善に使われ得る。アクティビティをオフにすれば学習に使われない方向に倒れるGoogle Workspace の Gemini は契約上、学習に使われないGemini API の無料枠は改善・人レビューに使われ得る。有料利用は既定で改善利用されない
Grok(xAI)X(旧Twitter)や Grok のデータが学習に使われ得る。X の設定で許可をオフにできる仕組みが用意されている法人向け契約は別途規約(個人向け説明と分けて確認)API は明示許可なしに学習に使わない方針

なぜ法人プラン・APIは扱いが違う?

法人プランや API では、会社対会社の契約(利用規約・データ処理契約) がベースになっています。法人顧客のデータを勝手に学習に使うと、契約違反や情報漏洩につながり、ビジネスとして成り立たなくなるからです。

一方、個人プランは「個人ユーザーが規約に同意した上で使う」前提なので、規約やプライバシー設定に「改善に使う場合があります」と書いた上で、設定で抜けられるようにする、という設計が多くなっています。大事なのは、ログインしたら最初にデータ利用設定まで確認することです。

注意点

やってみよう

「入力は、しまい忘れた書類」のイメージさえ忘れなければ、AI を仕事に取り入れるときの初動が大きく変わります。次は同じ章にある「情報漏洩のリスクと対策」「個人事業主が業務でAIを使う時の注意点」あたりに進むと、線でつながって理解しやすくなります。

参考ソース

UPDATES

新着レッスンをLINEでお届け

新着レッスンやAIの最新ニュース、仕事に役立つヒントをお届けします!

リンク先は、運営元の Nanoha AI Labo 公式LINEです。

公式LINEを友だち追加