ホームページ公開前チェック完全ガイド|公開してから困らないための確認項目

ホームページが完成すると、すぐに公開したくなりますよね。
ただ、公開ボタンを押す前に、少しだけ確認しておきたいことがあります!
見た目がきれいに整い、文章や画像が入っていても、リンク切れやフォームの送信ミス、スマートフォンでの表示崩れ、検索を妨げる設定が残っていることがあります。
とはいえ、細かな部分まで完璧にする必要はありません。
ここでやりたいのは、利用者が迷う問題や、問い合わせを受け取れない問題、公開後の大きな修正につながりそうな問題を先に見つけることです。
それが、公開前チェックの役割です。
自作したサイトでも、AIで作ったサイトでも、制作会社から納品されたサイトでも、同じ考え方で確認できます。
どの場合にも使える確認方法を、順番に見ていきましょう。
確認する分野 | 主な確認内容 |
|---|---|
内容・信頼性 | 会社情報、サービス内容、料金、問い合わせ先、古い情報や仮素材 |
表示 | スマートフォン、文字、画像、余白、ボタン、読みやすさ |
操作 | メニュー、リンク、フォーム、完了画面、通知メール |
検索・設定 | ページタイトル、検索除外設定、URL、サイトマップ、計測 |
確認体制 | 自分で見る範囲、制作者へ確認する範囲、第三者へ任せる範囲 |
すべてを完璧にしてから公開する必要はありません。
まずは「情報に間違いがない」「スマートフォンで読める」「問い合わせが届く」の3点を押さえれば十分です!

制作中は、同じ画面や文章を何度も見るので、少しずつ見慣れてしまいます。
すると、初めて訪れる人には分かりにくい表現や、仮の画像、動かないリンクが残っていても、意外と見落としてしまいます。
公開前だけは作る側の目線をいったん離れて、次の3つの視点で確認してみましょう。
ここでは、公開するページを一覧にするところから始めます。
「トップページだけ見れば十分」と終わらせないのがポイントです!
小規模なホームページなら、少なくとも次のページを確認対象に入れておきましょう。
メニューに出ていないページも、実は要注意!
管理画面やサイトマップにだけ残っている仮ページが公開されていないか、反対に必要なページが非公開のままになっていないかも確認しておきましょう。
見つけた問題をすべて同じ重さで扱うと、「結局、公開していいの?」と判断しにくくなります。
そんなときは、次の3段階に分けると整理しやすくなります。
見つけた問題は、次の情報とセットで残しましょう。
これだけでも、あとで直す人が迷いにくくなります。
公開前のテスト環境(確認用の環境)と、実際に公開する本番環境では、URLやフォーム、計測の動きが変わることもあります。
公開前に見た項目も、公開直後にもう一度だけ確認してみてください。
ここまでできれば、かなり安心です!

難しい設定は、ひとまず後回しにしても問題ありません。
まずは、専門知識がなくても判断しやすい「内容」と「見た目」から始めると進めやすくなります。
文章を一文ずつ読むより、「初めて来た人が必要な情報を見つけられる?」という目線でたどると分かりやすいです!
ここはシンプルです!
次の情報が、現在の内容と合っているかを見てみましょう⇩
ヘッダー、フッター、本文、画像内で表記がずれていないかも確認しておきましょう。
料金や営業時間は、「変更したはずなのに、一部のページだけ古いまま」が起こりやすいところです。
「仮テキスト」「準備中」「画像が入ります」などの制作メモ、見本用の人物名や住所、使わないボタンも、うっかり残りやすいところです。
公開しないつもりのページも、URLを知っていれば見られる状態になっていないか忘れずに確認してください。
利用者が見ているのは、サービスの内容だけではありません。
「誰が運営しているの?」「困ったときに連絡できる?」という安心材料も探しています。
まず確認したいのは、次の情報です⇩
主要なページからこれらの情報まで、迷わず移動できるかも実際にたどってみましょう!
事業や販売方法によって必要な表示は異なります。
ここは、すべてを自分だけで判断する必要はありません。
法的な判断が必要な内容は、専門家や該当する公的機関の情報で確認してください。
写真やイラスト、ロゴ、文章も、ここで一緒に確認してみてください。
自分で作ったものか、公開できる権利や許可があるものかもチェック項目です!
無料素材でも、利用条件や、作者名・配布元などのクレジット表記が必要かどうかは素材ごとに異なります。
「無料なら何にでも使える」とは限らないので、配布元の利用条件も忘れずに確認しましょう。
管理画面のプレビューだけで終わらせず、できれば実際のスマートフォンとパソコンで見比べてみましょう。
パソコンでは、画面幅を変えたときの表示も確認しておくと安心です。
横スクロールや要素の重なり、途中で切れる文章がないかを確認します。
すべてを同じ細かさで見る必要はありません。
まずは、文章量が多いページや料金表、問い合わせフォームなど、崩れやすいところから確認してみてください!

見た目がきれいでも、利用者が目的の場所へ進めなければ、ホームページの役割を果たせません…。
これでは、せっかく作ったサイトがもったいないですよね。
ここでは、いったん運営者の目線を離れて、初めて訪れた人になりきって操作してみましょう。
たとえば問い合わせが目的のサイトなら、次の流れを実際にたどってみましょう。
フォーム以外も、次の操作まで見られると安心です。
リンク先が開くだけでは、確認として不十分です。
古い料金表や終了したサービスへ移動していないかも確認が必要です。
フォームは、画面に表示されていれば問題ないと思いがちですよね。
でも、それだけでは正常に動いているか分かりません。
テスト用と分かる内容を入力して、実際に送ってみましょう。
見るポイントはこちらです⇩
W3Cのフォームに関する案内でも、入力欄の目的が分かるラベル、必要な指示、理解しやすいエラー通知が重要だと示されています。
フォームは「表示された」だけで終わりません。実際に送信し、完了画面、自動返信、運営者側の通知まで届くかを確かめましょう。
ここで大事なのは、見た目だけではありません。
入力中に迷わず、間違えたときに自分で直せる状態が理想です。
ラベルは画面に表示するだけでなく、入力欄とコード上でも関連付ける必要があります。
コードまで自分で確認する必要はありません。
制作者へ「フォームのラベルが入力欄と適切に関連付けられているか」と確認してみましょう。
送信先が複数あるなら、担当者全員へ届くかも確認してみるとよいです!
迷惑メールフォルダへの振り分けや、送信元アドレスの設定ミスは、通知を見落とす原因になりがちです。
※テスト後は、不要なテストデータを適切に削除してください。

検索の設定は、画面を見ただけでは気づきにくいところです。
少し難しそうに見えるかもしれません。
でも、まず見る場所は次の2つ⇩
まずは、各ページに内容が分かる具体的なページタイトルが付いているか確認しましょう。
「ホーム」「ページ1」のような名前や、全ページで同じタイトルになっていませんか?
ページタイトルは、ブラウザのタブや検索結果のタイトル候補として使われる情報です。
Googleも、各ページに内容が分かる簡潔なタイトルを設定し、同じ定型文の繰り返しや不自然なキーワードの詰め込みを避けるよう案内しています。
ページタイトルの詳しい考え方は、Google検索におけるタイトルリンクの公式資料でも確認できます。
ページタイトルと画面内のいちばん大きな見出しが、どちらもページの内容と合っていることも大切です。
言葉が完全に同じでなくても、別のページへ来たと感じるほどずれていなければ問題ありません!
制作中のサイトでは、検索結果に載せないよう検索エンジンへ伝える noindex が設定されていることがあります。
検索されたいページへこの設定が残ったままだと、公開後も検索結果への掲載を妨げてしまいます。
検索公開設定は、Googleのrobotsメタタグに関する公式資料を参考に確認できます。
設定が分からないときは、自分でコードを消す必要はありません。
制作担当者へ「公開対象ページに検索除外設定が残っていないか」と確認してみましょう。
ここで、すべてのページを一括で公開設定に変えるのは要注意です!
会員ページ、完了ページ、管理用ページなど、検索結果へ出さない方がよいページまで一括で公開設定に変えないよう注意しましょう。
次に見るのは、URL・サイトマップ・計測です。
https:// で開き、警告が表示されないかwwwの有無や末尾の違いで、同じページが複数のURLに分かれていないかサイトマップは、検索エンジンへ重要なURLを伝えるためのファイルです。
少し似た言葉ですが、次の2つを分けて考えると分かりやすいです。
ただし、サイトマップを送信しても、クロールやインデックス登録が必ず行われるわけではありません。
作成方法と送信方法はGoogleのサイトマップ公式資料で確認できます。
サイトマップの作り方まで、自分で覚える必要はありません。
制作担当者へ「公開したページがサイトマップに入っているか」と確認してみてください!
サイトの公開後は、Google Search Console(Google検索でのサイトの状態を確認するツール)のURL検査も使えます。
Googleがページへアクセスできるか、検出できる範囲でインデックス登録を妨げる問題がないかを確認できる機能です。
※登録をリクエストすることもできますが、検索結果への掲載を保証する機能ではありません。
URL検査の詳しい見方は、Search ConsoleのURL検査ツール公式ヘルプで確認できます。
公開後は、まずトップページや主なサービスページなど、大事な1ページからURL検査を試してみてください!

公開前チェックは、すべてを一人で抱える必要はありません。
内容をよく知る運営者、技術を確認できる制作者、初めてサイトを見る第三者では、それぞれ見つけやすい問題が違います。
確認する内容 | 主に確認する人 |
|---|---|
会社情報、サービス内容、料金、問い合わせ先 | 運営者 |
読みやすさ、画像、スマートフォン表示、主要な操作 | 運営者と第三者 |
フォームの送信先、公開設定、URL、リダイレクト、計測 | 制作者・管理担当者 |
読者の迷い、説明不足、問い合わせまでの分かりやすさ | 初めて見る第三者 |
法務、決済、安全性など専門判断が必要な内容 | 該当分野の専門家 |
おすすめの確認順はこちらです⇩
この順番で見ていくと、視点の偏りを減らしやすくなります。
「どこまで自分で見ればいいの?」と迷ったら、まずは誤字、古い情報、画像、表示、主要なリンクから始めれば十分です!
一方、検索設定、リダイレクト、計測、フォームの内部処理は、問題の有無を画面だけで判断できない場合があります。
分からない項目は、いったん「未確認」として残します。無理に「問題なし」にせず、制作者や詳しい人へ確認しましょう。
「自分だけで判断するのは少し不安」と感じたら、サイト診断や第三者確認を使う方法もあります。
ただし、自動診断、人によるレビュー、法務確認、セキュリティ診断では確認できる範囲が異なります。
依頼する前に、対象ページ、確認項目、成果物、人の確認や修正作業が含まれるかを確認してください。

最後に、ここまでのポイントをまとめます。
迷ったときは、このリストだけでも十分です。
チェック項目が多いと、「まだ公開できないかも」と不安になりますよね。
でも、公開前チェックは、サイトの公開を止めるための作業ではありません。
安心して「公開する」ための最終確認です。
まずはトップページから問い合わせ完了まで、一つの流れを実際に試してみましょう!