Studio Attrait

BLOG

ブログ

【2026年10月18日】Web&Techニュース|IPAが不正アクセス相談窓口を開設、Google検索のAI回答も変化

IPAは10月16日、不正アクセスの被害を受けた企業や、その疑いがある組織向けの特別相談窓口を開設しました。Googleは15日、AIを使った検索結果から、公式サイトや記事へ移動しやすくする変更を発表しています。

Windows 11の写真アプリ刷新、Chromeの更新、Figmaで実際のコードを扱える新機能も紹介します。

IPA、不正アクセスの被害企業向け特別相談窓口を開設

情報処理推進機構(IPA)は10月16日、「不正アクセス特別相談窓口」を開設しました。全国の企業・組織を対象に、不正アクセスや情報漏えいが起きた可能性がある場合の初動対応を支援します。

窓口では、現在起きている事象を聞いたうえで、被害の可能性や応急処置について助言します。必要に応じて、インシデント対応の専門業者やほかの相談・報告先も案内します。

  • 対象:不正アクセスの被害を受けている、またはその可能性がある企業・組織
  • 電話:03-6759-5760
  • 電話受付:平日9:30〜17:30(12:00〜13:00を除く)
  • メール:incident-support@ipa.go.jp

実際の被害やその疑いに対する初動対応の相談窓口です。一般的なPCの使い方や、被害の兆候がない段階での予防相談を目的とした窓口ではありません。

公式情報:IPA「不正アクセス特別相談窓口の開設について」

Google検索、AIの回答から公式サイトや記事へ移動しやすく

Googleは10月15日、AI Mode(対話形式で調べられる検索機能)とAI Overviews(検索結果に表示されるAIの要約)のリンク表示を改善すると発表しました。

AIの回答文中にあるリンクを増やし、回答のより上の位置にも表示することで、参照元のページを開きやすくします。また、目的に合う公式サイトを回答上部の専用欄で紹介する表示のテストも始めます。

新しい表示には、ニュース記事を並べるカルーセルの対象地域・言語の拡大や、動画の投稿者・発行元について詳しく調べられるプロフィールへのリンクも含まれます。

公式サイトを専用欄で表示する機能はテスト段階です。ニュース記事の表示拡大も順次展開であり、すべての利用者の検索結果が同時に変わるわけではありません。

今回の変更はAIの回答から元のWebサイトへ移るための表示改善です。個別のサイトへの掲載やアクセス増加を保証する発表ではありません。

ホームページ側の基本的な備えは、中小企業のAI検索対策でも整理しています。

公式情報:Google「More ways to connect with the web from Search」

Windows 11の「フォト」アプリが刷新、写真をまとめて探しやすく

Microsoftは10月15日、Windows 11の「フォト」アプリを刷新すると発表しました。写真の一覧画面「ギャラリー」、編集画面、画像ビューアーが新しくなります。

ギャラリーでは、PC本体に保存した写真に加えて、OneDriveやiCloudの写真をまとめて確認できます。「湖のそばでピクニックをしている写真」のように、写真の内容を言葉で説明して探す機能も用意されます。

編集画面では、写真の切り抜きや色の調整に加え、不要な物の除去や光の調整に対応。HDR写真の編集、HEIC・WebP形式での編集と保存も案内されています。

新しいフォトアプリは10月15日からWindows Insider向けに順次提供が始まりました。一般のWindows 11利用者には2026年内に提供を広げる予定です。

公式情報:Microsoft「Meet the new Photos app on Windows 11」

Chromeが更新、企業向け延長安定版では重大な脆弱性も修正

Googleは10月15日、PC向けChromeの通常の安定版(Stable)を更新しました。Windows・Mac向けはバージョン155.0.8059.84/.85、Linux向けは155.0.8059.84で、今後数日から数週間かけて順次配信されます。

同日に、主に企業で使われる延長安定版(Extended Stable)も152.0.7977.169へ更新されました。こちらは計10件のセキュリティ修正を含み、そのうち2件が最も重大度の高い「Critical」に分類されています。

「重大な脆弱性2件を含む10件の修正」は延長安定版についての発表です。通常の安定版155に同じ件数の修正が入ったという意味ではありません。

普段のChromeは、画面右上のメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を開くと更新状況を確認できます。段階的な配信のため、表示されるバージョンには利用環境による違いがあります。

公式情報:Chrome Releases「Stable Channel Update for Desktop」 / 「Extended Stable Update for Desktop」

Figma、デザイン画面で動くコードを扱える「Code layers」が公開ベータに

Figmaは10月15日、デザイン画面の中で実際のコードを使った試作品を扱える「Code layers(コードレイヤー)」のオープンベータ提供を始めました。

デザインをコードで動く画面に変換するほか、GitHubにあるコードや、Chrome拡張機能で取り込んだWebサイトを利用して試作品を作れます。見た目だけでなく、画面の動きや操作感を確認しながら、チームで検討できる仕組みです。

Code layersは全プラン向けに段階的に提供されます。Figmaのリリースノートでは、有料プランでのCode layersの作成・編集を11月4日まで無料と案内しています。ベータ版のため、利用可能な機能や今後の課金条件は公式案内を確認する必要があります。

公式情報:Figma「Build by design」 / Figma Release Notes

10月18日のWeb&Techニュースまとめ

  • IPA:不正アクセスの被害やその疑いがある企業・組織向けに、初動対応の特別相談窓口を開設。
  • Google検索:AIの回答内のリンクを増やし、公式サイトやニュース記事を見つけやすくする表示を拡充。
  • Windows 11:フォトアプリのギャラリー・編集画面・ビューアーを刷新。まずはWindows Insider向けに展開。
  • Chrome:通常版155を更新。企業向け延長安定版では重大な脆弱性2件を含む10件を修正。
  • Figma:Code layersが公開ベータに。デザイン画面で実際のコードを使った試作品を扱えるように。

IPAの相談窓口は、被害が起きている、またはその可能性がある企業・組織を対象としています。電話の受付は平日で、時間帯も決まっています。

Chromeの更新は通常版と企業向け延長安定版で内容が異なります。Windowsの新しいフォトアプリとFigmaのCode layersも提供状況に違いがあるため、利用する際は対象や条件の確認が必要です。

CONTACT

「こんなこと、できるかな?」
から、お気軽に。

まだ具体的に決まっていなくても大丈夫です。
お話を伺いながら、必要なことを一緒に整理していきます。