【2026年8月16日】クリエイター・フリーランス向けAI・Webニュース|LINEの新「投稿」機能が9月2日開始、Claudeの文章に入る透かし、Mac版ChatGPTが操作を覚える

今日は、9月までに片づけておきたい話から始めます。
LINE公式アカウントの新しい「投稿」機能が、2026年9月2日に始まります。
LINE VOOMの代わりになる機能ですが、これまでLINE VOOMへ投稿した内容を引き継ぐ仕組みはありません。
このあとに、Claudeが書いた文章へ入る透かしの仕組みをAnthropicが公式に説明した話と、Mac版のChatGPTがパソコンの操作を覚えてくれる新しい設定をお届けします。
LINE公式アカウントの新しい「投稿」機能は9月2日から。LINE VOOMの投稿は引き継げません
LINEヤフーが、LINE公式アカウントの新しい「投稿」機能を2026年9月2日(水)に始めると案内しています。
テキストや画像、動画を組み合わせて発信できる機能で、LINE VOOMでやってきたことに近い使い方ができます。
投稿が出てくる場所は、LINEアプリの「ホーム」タブと、LINE公式アカウントのビジネスプロフィールです。
ただし、ビジネスプロフィールへ載るのは、今後予定されているリニューアル以降になります。
また、投稿すれば必ず出るわけではなく、LINEヤフーの基準に従って表示されるとも書かれています。
ここがいちばん大事なところです。
LINE VOOMへ投稿した内容を、LINE公式アカウントの新しい「投稿」機能へ移す仕組みはありません。
同じ内容を出したい場合は、9月2日以降に「投稿」機能の作成画面から、もう一度自分で投稿してくださいと案内されています。
文章も画像も手元に残っていないと作り直せない、ということですよね。
LINE VOOMが終わること自体は、8月8日のニュースでお伝えしました。
そのときは新しい「投稿」機能の開始日が分からなかったので、今回はその続きにあたる発表です。
あわせて、終了までの日程も1つはっきりしました。
メッセージを配信するときにLINE VOOMへ同時投稿する機能は、8月8日の時点では「2026年8月下旬以降」に廃止と書かれていました。
この廃止日が、2026年9月16日(水)に決まりました。
2026年9月16日の配信分まではLINE VOOMにも投稿されますが、それ以降に配信するメッセージは、チェックを入れても通常のメッセージだけが届きます。
LINE VOOMそのものは、2026年9月30日(水)に終わります。
終了後も一定期間はLINE VOOM Studioで投稿データを確認できるとありますが、その期間の長さまでは書かれていません。
残したい投稿がある方は、次の順で手元へ保存しておきましょう⇩
- パソコンでLINE VOOM Studioを開いてログインする
- 投稿の一覧から、残したい投稿を開く
- 文章をコピーして自分のメモへ貼り、画像や動画はダウンロードする
画面の表示は異なる場合があります。
終了までの日程はLINEヤフー「【重要】LINE VOOM提供終了に伴う、LINE公式アカウントへの影響について」、新しい「投稿」機能の中身はLINEヤフー「「投稿」機能の提供開始について」で確認できます。
Claudeが書いた文章に透かしが入ります。仕組みと限界をAnthropicが説明しました
Anthropicが2026年8月14日に、Claudeのテキスト透かしについての説明を公開しました。
透かしといっても、目に見えるものではありません。
言葉の選び方にわずかな傾向をつけて、その文章にClaudeが関わったかどうかを後から判定できるようにする仕組みです。
なぜ入れるのかも書かれています。
2026年8月2日から、EUは域内で提供するAIに、AIが作ったものだと分かる印を付けるよう求めています。
AnthropicはこのEUの決まりに合わせて透かしを入れています。
AIが作ったものを分かるようにするEUの行動規範には、Anthropicのほかにも主なAI各社が署名していて、それぞれの透かしを入れていく予定だと説明されています。
Claudeだけの話ではない、というのがAnthropicの説明です。
気になるのは、使い勝手が落ちないかどうかですよね。
- 速度
影響はごくわずかとされています - 料金
余分なトークンが出ないため、提供する側も使う側も同じ料金です - 文章の質
社内のテストでは、内容・創造性・読みやすさへの影響は見られなかったと書かれています
透かしが入るモデルの範囲も整理されています。
2026年8月2日より前に出たAnthropicのモデルには移行期間があり、そうした古いモデルへの対応は今後数か月かけて進めるとのことです。
判定の限界についても、正直に書かれています⇩
- 短い文章
選べる言葉が少ないので、判定しにくくなります - 事実を並べた文章
言い換えの余地が少ないため、透かしが薄くなります - ほかのAIが書いた文章
鍵が違うので、Claudeの透かしでは分かりません
透かしから、利用者本人や所属する組織、Claudeとのやりとりの中身をたどることはできないと明記されています。
Claudeで書いた文章を仕事として納品しているなら、後から判定される可能性を前提に、AIをどこまで使うかを発注元と先に決めておくと安心です。
なお、Claudeの透かしについては8月12日のニュースで、公開ヘルプに書かれていた説明をお伝えしました。
今回は、Anthropicが公式のニュースとして仕組みと時期をまとめ直したものです。
文章がClaude製かどうかを確かめる検出用のAPIは近く提供する予定で、中身はまだ検討中と書かれています。
説明の全文はAnthropic「How Claude's text watermark works」(英語)で確認できます。
Mac版のChatGPTが、パソコンの操作を覚えて続きから手伝ってくれます
OpenAIが、ChatGPTの「Computer History」という機能の使い方を公開しています。
アプリやサイトでの操作をイベントとして記録し、その日の作業を時系列でまとめた一覧に変えてくれる機能です。
「休憩の前に何をしていたっけ」「午前中に見ていた提案書はどこ」といった聞き方で、ChatGPTが答えてくれるようになります。
繰り返している作業を見つけて、自動化の案を出してくれることもあります。
使える条件は次のとおりです。
- アプリ
macOSのChatGPTデスクトップアプリだけです - プラン
ChatGPT Pro・Business・Enterpriseが対象です - 地域
EEA(EU加盟国にノルウェーなどを加えた欧州経済領域)・スイス・イギリスでは、現時点では使えません
APIキー経由やAmazon Bedrock経由の利用でも使えません。
既定ではオフで、BusinessとEnterpriseでは管理者が許可したうえで、各自が自分でオンにする必要があります。
記録されないものも、はっきり書かれています。
スクリーンショット、画面録画、マイクの音、パソコンの音は記録しません。
一時的なイベントのファイルは最大48時間で消え、作られたメモリーのファイルは自分で削除するまでMacの中に残ります。
試すときは、次の順で進めてみてください⇩
- macOSでChatGPTのデスクトップアプリを開く
- 「Settings」の「Integrations」から「Computer history」を選ぶ
- 「Turn on」を選び、プライバシーと保存場所の説明を確認する
- 案内が出たら「Memories」をオンにする
- 履歴に含めるアプリとサイトを選ぶ
画面の表示は異なる場合があります。
以前あったChronicleという研究版の後継にあたりますが、名前を変えただけではありません。
Chronicleはスクリーンショットを使っていて、Computer Historyは操作の記録だけを見ます。
設定の場所と条件はOpenAI「Computer History」(英語)で確認できます。
今日いちばん急ぐのは、LINE VOOMに残した投稿の保存です
期限があるものと、落ち着いて読めばいいものを分けておきます。
- LINE公式アカウント
新しい「投稿」機能は9月2日から※LINE VOOMの投稿は引き継げないので、残したいものは自分で保存する - Claudeの透かし
これからのClaudeが書く文章に、目に見えない透かしが入る※納品の仕事があるなら、AIをどこまで使うかを発注元と決めておく - ChatGPTのComputer History
Mac版のPro・Business・Enterpriseで、パソコンの操作を覚えてくれる※既定はオフ
急ぐのはLINEだけです。
今日は、LINE VOOMに残しておきたい投稿があるかどうかだけ、先に見てみてください。
※記事内の情報は2026年8月16日06時32分時点で、各公式ページを最終確認しています。
申請や利用の前には、リンク先の最新情報もご確認ください。
