ざっくり言うと
Grokの1回目の答えが今ひとつでも、「もっと短く」「もっと丁寧に」と続けて頼めば、その場で整え直してくれます。xAIの公式FAQにも、言葉づかいやトーンを指定すると答え方が変わると書かれています。仕事で使うなら、「真面目なトーンで」「冗談なしで」と先に伝えておくのがコツです。
イメージ
正確には
Grokは、やり取りの途中で「長さを変えて」「トーンを変えて」と頼むと、その注文に合わせて答え直してくれます。トーンとは、文章の調子のことです。
X(旧Twitter)の公式ヘルプには、Grokを紹介するページがあります(※原文:About Grok)。そこでは、こちらが選ぶ言葉やトーンで、Grokの返事の仕方を変えられると説明されています。「楽しい雰囲気で」「魔法使いになりきって」のように、好きな会話スタイルを指定することも可能です。もとの説明は、記事の最後の「参考ソース」の公式ページで読めます。
Grokは、楽しくお喋りする友達に近い話し方が持ち味です。そのため、何も言わずにビジネス文書を頼むと、軽口がまじることがあります。「丁寧に」「真面目に」「冗談なしで」の3つは、Grokを仕事に使うときの合言葉だと思っておいてください。
長さを変えてもらうときの言い方
丁寧さを変えてもらうときの言い方
冗談を抑えてほしいときの言い方
xAIのよくある質問のページにも、同じ話が出てきます(※原文:Consumer FAQs)。「楽しい(fun)」の調子で頼むと冗談まじりに返ってくる一方、「真面目に」「フォーマルに」と指定すれば落ち着いたトーンに切り替わる、と書かれています。ここを伝えるかどうかで、返ってくる文章の雰囲気は大きく変わります。
「短く」だけだと、狙いから外れることがある
「短く」の受け取り方は、そのときどきで変わります。思ったより縮まなかったり、残したかった一文が消えたりします。うまくいかないときは、次のように測れる条件へ置き換えてください。
- 長さ
「3行」「箇条書き3点」「200文字以内」 - 読み手
「初めて読む取引先向け」 - 文体
「ですます調」「絵文字なし」
この3つを一度に伝えると、直しの往復を減らしやすくなります。
やってみよう
ステップ1:まず普通に頼んで、あとから整える
1回目は、いつもどおりに頼んでみてください。
取引先に納期の遅延をお詫びするメールを書いて。
返ってくるのは、普通の長さのメール文です。ただし、軽い言い回しや砕けた表現がまじることがあります。短くしたいときは、そのまま続けて頼みます。
もう少し短く、3行くらいにまとめて。
同じ内容が、コンパクトに書き直されて返ってきます。もっと丁寧にしたければ、もう一度頼むだけです。
相手が社長なので、敬語で改まった言い方にして。冗談や砕けた表現は抜きでお願い。
敬語に整い、軽口の取れた業務メールらしい文面に変わります。
ステップ2:慣れたら、最初のお願いにまとめて書く
取引先の社長宛に、納期遅延のお詫びメールを、敬語のかしこまったトーンで、5行以内で、冗談なしで書いて。
相手・用件・トーン・長さに「冗談なし」を足して渡すと、1回目からかなり狙いどおりの答えが返ってきます。
それでもしっくりこなければ、「もう少しだけ短く」「もう少しだけやわらかく」「もう一段フォーマルに」と微調整を続ければ大丈夫です。何度でも作り直せることが、対話AIのいちばんの強みです。話がくだけてきたと感じたら、そのつど「真面目なトーンで」と伝え直してください。