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【2026年11月7日】Web&Techニュース|EdgeがAppleアカウントに対応、Windows試験版はサインインを改善

Microsoft Edge 157で、Appleアカウントを使ったサインインや、タブのメモリ使用量の表示が更新されました。Windows 11の試験版では、顔・指紋認証を待たずにPINを入力できるようになります。社内アプリのログインを管理するCloudflare Accessと、Claude Enterpriseの管理機能も紹介します。

目次

Edge 157、Appleアカウントでのサインインとタブの情報表示を更新

Microsoftは11月5日、Edgeの安定版157.0.4341.42を公開しました。プロフィールメニューやサインイン画面から、Microsoftアカウントに加えてAppleアカウントを選べます。組織で管理するEdgeでは、管理者がこのサインイン方法の利用を制御できます。

タブにポインターを合わせたときの情報表示も更新されました。タブのメモリ使用量と、使っていないタブの内容をメモリから解放したことで節約できた容量を確認できます。タブのプレビュー画像とメモリ情報は、それぞれ別に表示を設定できます。使っていないタブを薄く表示する機能は終了し、対応する設定もなくなりました。

Windows版では、従来のサインイン処理から新しい仕組みへの移行も完了します。多くの利用者は自動で移行済みです。一部では更新後にEdgeへの再サインインが必要です。前日に紹介した新しいタブのニュース表示とは別の、ブラウザ本体の更新です。

公式情報:Edge 157の安定版リリースノート(英語)

Windows 11試験版、顔・指紋認証を待たずにPINを入力可能に

Microsoftは11月6日、Windows Insider向けの新しい試験版を公開しました。Experimentalチャネルのビルド26340.9882では、Windows Helloの顔・指紋認証が終わる前でもPINを入力できるようになります。認証が進まないときに、別の方法へ切り替わるのを待つ手間を減らす変更です。

再起動後など、最初にPINが必要になる場面は残ります。その後は通常どおり生体認証を使えます。

同じ試験版では、音声を文字にする「ライブキャプション」も更新されます。文字起こしの対象を、パソコンが再生する音声、マイクで拾う音声、その両方から選べます。対面の会話だけを字幕にしたいときと、動画や会議の音声を読みたいときで、対象を切り替えられます。

どちらも試験参加者へ段階的に提供する機能です。すべてのWindows 11で利用できる更新ではなく、正式版への搭載時期や、日本語を含む表示の完成も保証されていません。日常業務のパソコンを試験版へ切り替える前提にはせず、利用中のチャネルと配信状況を確認してください。

公式情報:11月6日のWindows Insider更新(英語)、ビルド26340.9882の変更点と注意事項(英語)

Cloudflare Access、保護したアプリへのログインにパスキーを追加

Cloudflareは11月6日、Cloudflare Accessで保護するアプリと、アプリを一覧から開くApp Launcherが、パスキーでのログインに対応したと発表しました。端末、セキュリティキー、パスワード管理アプリに保存した認証情報を使い、指紋・顔・端末のPINなどで本人確認を行う方式です。

利用には、管理者が対象アプリでパスキーを許可し、利用者が対応するブラウザと認証手段を用意する必要があります。初回登録では既存のログイン方法で本人確認をします。パスキーだけを許可したアプリでは、登録時にメールへ確認コードが送られます。

パスキーを登録しても、アプリの利用権限まで付くわけではありません。既存のAccessポリシーによる許可判定は続きます。また、別の認証サービスが持つグループ情報や独自の属性は取得しないため、それらを条件にした社内ルールは導入前に確認が必要です。

管理者は紛失した端末などのパスキーを削除できます。削除が止めるのは今後のパスキー認証です。すでにログインしている接続を終了するには、別途セッションの取り消しが必要です。

公式情報:Cloudflare Accessのパスキー対応(英語)、設定・登録・権限確認の説明(英語)

Claude Enterprise、セキュリティ設定の一覧と案件別の費用集計を追加

Anthropicは11月5日、Claude Enterpriseのセキュリティ・管理機能を発表しました。ベータ版のセキュリティセンターでは、チャット、Cowork、Claude Codeの設定を一覧にし、同社の推奨設定との差を確認できます。

開けるのはPrimary OwnerとOwnerで、Adminや一般利用者は対象外です。一覧は閲覧用であり、設定を自動変更する機能ではありません。自動で確認した項目と、人が確認した項目を分けて表示し、PDFでも出力できます。推奨値との一致は、法令への適合や安全性の認証を意味しません。

また、入力内容やツールの実行要求を、組織が使う情報漏えい対策の仕組みへ渡して確認する「inference hooks」は正式提供になりました。企業全体の管理をまとめる機能などには、ベータ版が含まれます。

11月6日には、プロジェクトに案件番号などのタグを付け、利用費用をまとめる機能もベータ版で追加されました。対象のEnterprise組織で利用でき、米国外のデータ保存、顧客管理の暗号鍵、データを保持しない設定などを使う組織は対象外です。

集計はプロジェクト内の対応機能に限られ、APIやClaude in Chromeなどは含まれません。タグの反映には約2時間かかり、過去の費用へさかのぼって適用されることもありません。席数に含まれる利用は計上されず、集計額と請求書が一致しない点にも注意が必要です。タグ名と値は組織の全利用者から見えるため、機密情報を入れないよう案内されています。

公式情報:Enterpriseの管理機能の発表(英語)、セキュリティセンターの対象者と制限(英語)、11月6日の更新情報(英語)、費用タグの対象・除外・集計条件(英語)

11月7日のWeb&Techニュースまとめ

  • Microsoft Edge
    安定版157でAppleアカウントへの対応とタブ情報の表示を更新しました。一部では再サインインが必要です。
  • Windows 11
    試験版でPIN入力と音声字幕を改善します。一般向けの配信とは分けて確認してください。
  • Cloudflare Access
    パスキーをログイン方法に追加できます。既存の権限ルールと、登録削除後のセッションの扱いは別に確認します。
  • Claude Enterprise
    セキュリティ設定の一覧と費用タグを追加しました。閲覧権限、ベータ版の対象、集計に含まれない利用を確認してください。

Edge利用者は更新後のサインイン状態とタブ表示を確認するとよいでしょう。社内システムの管理者は、Cloudflareの権限条件やClaudeの集計範囲を確かめてから新機能を採用してください。Windowsの試験機能は、正式提供の案内を待つ選択もできます。

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