【2026年10月19日】Web&Techニュース|ChatGPTにスライド共同編集、auひかりは来年1月に料金改定

OpenAIは10月16日、ChatGPTでスライドを作成し、チームで共同編集できる機能を発表しました。同日、KDDIは「auひかり」の対象プランを2027年1月から月330円値上げすると案内しています。
メルカリの新しい本人確認、nimocaのアプリチャージ、Anthropicが公表したAIと働き方の調査も紹介します。
ChatGPTでスライドを作成・共同編集。PowerPointへの出力にも対応
OpenAIは10月16日、プレゼン資料を作成し、そのまま編集や共有を続けられる「ChatGPT Slides」を発表しました。会話やファイル、構成案をもとに資料を作り、参考のスライドを渡して見た目をそろえることもできます。
作成後は文字・画像・図形・表・グラフを直接編集でき、ChatGPTに修正を頼むことも可能です。チームのメンバーと同じ資料を同時に編集し、コメントで修正点をやり取りできます。
完成した資料はChatGPT上で発表でき、Web版ではPowerPoint・PDF・Google Slidesへの出力に対応します。
対象は、資料を整理・共有する「Space」を利用できるPro・Business・Enterpriseのユーザーです。順次展開のため、利用できるようになる時期はアカウントによって異なります。
同日の更新では、チャットタブのGPT-6 Proも応答速度やツール利用を改善。複数のAIが作業を分担して並行して進める機能を、対象のProユーザーへ順次提供しています。
基本操作はChatGPTの教科書で確認できます。
公式情報:OpenAI「ChatGPT release notes」 / スライド作成・共同編集のヘルプ
auひかり、対象プランを月330円値上げ。2027年1月から
KDDIは10月16日、au one netで提供する「auひかり」の対象プランを、2027年1月1日から月330円(税込)値上げすると発表しました。現在の契約者には、1月利用分・2月請求分から新料金が適用されます。
「auひかりプラス」など、改定の対象外となるプランもあります。他のプロバイダーを通じてauひかりを契約している場合は、契約先の案内を確認する必要があります。
2027年1月1日から、対象のWi-Fiオプション料金を割り引く「auひかり でんきセット割」も始まります。
適用期間 | 月額の割引額(税込) |
|---|---|
適用開始から最大24カ月 | 330円 |
25カ月目以降 | 110円 |
割引には、auひかりと「Wi-Fiパック」または「おうちどこでもWi-Fi」、対象のauでんきを利用し、請求書をまとめることが必要です。毎月25日時点で条件を満たすと自動適用されます。
でんきセット割は、対象Wi-Fiオプションの料金からの割引です。auでんきの契約だけで適用されるものではなく、月330円の割引も最大24カ月間です。
公式情報:KDDIの発表 / auの対象プラン・条件一覧
メルカリ、カードのパスワードを使わない本人確認を追加
メルカリは10月16日、マイナンバーカードのICチップ読み取りと自撮りを組み合わせた、新しい本人確認方法を案内しました。署名用電子証明書のパスワードを忘れていても、本人確認を進められます。
スマートフォンでカードを読み取り、その場で撮影した顔と照合する仕組みです。カード自体を撮影する必要はなく、手続きはメルカリアプリ内で完結します。
対象は日本国籍で有効なマイナンバーカードを持つ人です。ICチップを読み取れるスマートフォンと、最新版のメルカリアプリが必要になります。
メルカリは、個人番号そのものは取得・保管せず、本人確認に必要な氏名・住所・生年月日・顔写真などを利用すると説明しています。
「メルカリ安心ガード」は公式アプリではなく、同社はこの名前の偽アプリに誘導するメールに注意を呼びかけています。新しい本人確認に追加アプリは不要で、手続きは普段使っているメルカリアプリから行います。
公式情報:新しい本人確認方法 / 偽アプリへの注意喚起
nimocaをスマホからチャージ。11月16日に新サービス開始へ
ニモカは10月16日、交通系ICカード「nimoca」へスマートフォンから入金できる「nimocaチャージアプリ」を、11月16日に開始すると発表しました。
アプリで会員登録と決済手段の登録を済ませ、手持ちのnimocaカードをスマートフォンで読み取って金額を入力します。窓口やチャージ機器まで行かずに、カードへチャージできるようになります。
既存の「nimoca 残額照会アプリ」を更新する形で提供され、利用には本人名義のクレジットカード登録が必要です。対応OSはiOS 15以上・Android 10以上ですが、条件を満たすすべての機種で動作するとは限りません。
チャージ先は手持ちのnimocaカードです。電車やバスに乗るときは、引き続きカードを使います。
2027年度中には、定期券を購入する機能の追加も予定されています。
公式情報:にしてつグループ「アプリによるチャージサービス開始」
Anthropicの社内調査、AIの出力を確認する人の負担も課題に
Claudeを開発するAnthropicは10月16日、AI活用が社内の仕事や採用に与えた変化を調べた報告書を公開しました。雇用・業務・AI利用の記録などに、社員17人への聞き取りを組み合わせています。
報告では、AI活用が進むにつれてコード作成や契約処理などの業務量が増える一方、AIが出した結果を人が読み、確認するための時間が課題になっているとしています。
社員は、複数のAIの進み具合を一覧で確認する仕組みを作るなどして対応。採用時の評価では、自律的に動く力や判断力を、従来より重視する傾向も見られました。
AIを深く使う1社の調査であり、すべての職場に同じ変化が起きていると示したものではありません。また、AIを使い始める時期と仕事が増える時期が重なる場合もあり、業務量の増加をすべてAIの効果とは断定できません。
公式情報:Anthropic「How employment is changing at Anthropic」
10月19日のWeb&Techニュースまとめ
- ChatGPT: スライドの作成・直接編集・共同編集に対応。Spaceを利用できる対象プランへ順次展開します。
- auひかり: au one netの対象プランを2027年1月から月330円値上げ。Wi-Fiオプション向けのセット割も始まります。
- メルカリ: カードの署名用パスワードが不要な本人確認を追加。偽アプリへの誘導にも注意を呼びかけています。
- nimoca: 11月16日からスマートフォンでカードへチャージ可能に。乗車時には引き続きカードが必要です。
- Anthropic: AI活用で作業量が増える一方、結果を確認する人の負担や、判断力の重要性を社内調査で報告しました。
ChatGPTのスライド機能は順次展開中で、メルカリは新しい本人確認方法を案内しています。nimocaのチャージアプリは11月16日、auひかりの料金改定は2027年1月1日が予定されています。
メルカリの本人確認は公式アプリ内で完結します。「安全対策」を理由に別のアプリへ誘導するメールについて、同社は注意を呼びかけています。

