【2026年9月18日】AI・Webニュース|カスタムGPT終了へ、ChatGPTがWord対応

今日はChatGPTまわりで、かなり大きな動きがありました。
Microsoft Wordの中でChatGPTを使えるようになった一方で、これまで作ってきた「カスタムGPT」は今後終了し、Pluginsへ移行する計画が進んでいます。
WordPressを使っている人には、セキュリティアップデートも出ています。こちらは後回しにせず確認しておきたい内容です。
カスタムGPTは終了予定。今後はPluginsへ移行
ChatGPTで自分専用のAIを作れる「カスタムGPT」について、OpenAIが今後終了する計画を案内しています。
終了自体の発表は9月11日に出ていましたが、9月17日はEnterprise向けに移行機能を提供する目標日になっています。
Enterpriseでは現在、次のスケジュールが予定されています。
- 9月17日:Pluginsへの移行機能を提供する目標日
- 9月25日:新しいカスタムGPTの作成を終了予定
- 12月11日:カスタムGPTを停止予定
既存のGPTは、対象となる終了日までは引き続き利用できます。移行後は、GPTに設定していた指示がPlugin内のスキルとして引き継がれる予定です。
ただし、ここは少し注意が必要です。
GPTから外部APIなどを呼び出す「カスタムActions」は、自動では移行されません。必要な連携は、対応するコネクタやMCPサーバーなどを使って作り直す必要があります。
また、この変更はEnterpriseだけの話ではなく、OpenAIはすべてのChatGPTプランが移行対象になると案内しています。ただし、9月25日や12月11日といった具体的な日付はEnterprise向けの予定で、ほかのプランではアカウントごとの案内を確認する必要があります。
カスタムGPTを仕事で使っている人は、まだ消えるわけではないので慌てなくて大丈夫ですが、「どんな指示を入れているか」「どんなファイルや連携を使っているか」は整理しておいたほうがよさそうです。
詳しくはOpenAI「Custom GPT retirement and migration FAQ」で確認できます。
WordPress 7.1.1公開。11件のセキュリティ修正
WordPressを使っている人は、今日はここも確認です。
9月17日に「WordPress 7.1.1」が公開されました。
今回のアップデートには、
- WordPress本体のバグ修正:17件
- ブロックエディターのバグ修正:19件
- セキュリティ修正:11件
が含まれています。
単なる細かな不具合修正ではなく、セキュリティ修正を含むリリースです。
WordPress公式も、サイトをすぐにアップデートすることを推奨しています。管理画面の「ダッシュボード → 更新」からWordPress本体のバージョンを確認できます。
自分でWordPressサイトを管理している場合はもちろん、制作会社などに管理を任せているサイトでも、更新状況だけ確認しておくと安心です。
詳しくはWordPress公式「WordPress 7.1.1 Maintenance and Security Release」で確認できます。
ChatGPTがMicrosoft Wordの中で使えるように
9月17日、Microsoft Word向けのChatGPTが正式に追加されました。
Wordの横にChatGPTのサイドバーを開き、文書を見ながらそのままAIへ作業を頼めます。
たとえば、
- メモから文章を書く
- 文書を要約する
- 選択した文章を書き直す
- 見出しや書式を調整する
といった作業ができます。
これまでもWordファイルをChatGPTへ渡して文章を直すことはできましたが、Wordから離れずに作業できるようになったのはかなり使いやすそうです。
しかも、Freeを含むすべてのChatGPTプランが対象です。
利用するにはMicrosoft MarketplaceからChatGPTのアドインをインストールし、WordでChatGPTを開いてログインします。プランごとの利用上限は適用されます。
Excel、PowerPointに続いてWordまで入ってきたので、普段のOffice作業とChatGPTの距離がかなり近くなってきましたね。
詳しくはOpenAI「ChatGPT Release Notes」で確認できます。
Gemini Notebookで、購入した本をそのままAIの資料に
Googleは9月17日、「Expert Intelligence」という新しい取り組みを発表しました。
最初に対応するのがGemini Notebookです。
Google Play Booksで購入した対応電子書籍をGemini Notebookへ追加し、その本をもとにGeminiへ質問できるようになりました。
対象となる書籍は、大手出版社のものを含めて10万冊以上用意されています。
本の内容について質問するだけでなく、
- インフォグラフィックを作る
- Audio Overviewを作る
- クイズを作る
といった使い方もできます。
長い本を丸ごとAIに読ませるために、自分でPDFへ変換したり、ページをコピーしたりする必要がなくなるのは便利ですね。
対応する電子書籍であることが条件ですが、機能自体はすでに提供開始されています。
Google Workspaceユーザーだけでなく、Gemini Notebook、Google Play、Google Booksを利用できる個人のGoogleアカウントも対象です。
詳しくはGoogle Workspace Updates「Introducing Expert Intelligence in Gemini Notebook」で確認できます。
ChatGPTの広告から、その会社のAIと直接会話する「Sponsored Agents」
最後は、Web集客の形がちょっと変わりそうなニュースです。
OpenAIが9月16日、ChatGPT Adsの新しい広告体験として「Sponsored Agents」のテストを発表しました。
普通の広告はクリックするとWebサイトなどへ移動しますが、Sponsored Agentsでは、広告をクリックしたあと、その企業のAI担当者とChatGPT上で会話できます。
たとえば商品について質問したり、サービス内容を聞いたりといったことを、そのままチャットで進められる形です。
広告を出す側についても、ChatGPT Workから自然な文章で指示して広告キャンペーンを作成・更新・分析できる機能や、Ads Managerで広告文・画像の案をAIに作ってもらう機能が追加されています。
さらにHubSpotやShopifyとの連携も始まっています。
ただし、Sponsored Agents自体はまだ一部の広告主だけを対象とした限定アルファテストです。現時点では早期アクセスの申し込みも受け付けていません。
今すぐ普通のお店や会社がSponsored Agentを作れるわけではありません。
それでも、「検索してサイトへ行く」だけではなく、「AIの中で会社を見つけて、そのまま質問する」という流れが広告にも入ってきたのは面白いところです。
詳しくはOpenAI「Reimagining advertising with AI」で確認できます。
9月18日のAI・Webニュースまとめ
- カスタムGPTは今後終了予定。EnterpriseではPluginsへの移行が始まり、12月11日の停止が予定されています。
- WordPress 7.1.1が公開。11件のセキュリティ修正を含むため、WordPressサイトは更新状況を確認しておきたいところです。
- ChatGPTがMicrosoft Wordに対応。Freeを含むすべてのChatGPTプランで利用できます。
- Gemini NotebookにExpert Intelligence。対応する購入済み電子書籍を、そのままAIの資料として使えるようになりました。
- ChatGPT AdsでSponsored Agentsをテスト。広告から企業のAIと直接会話する、新しい広告の形が始まっています。
今日は、ChatGPTを使っている人ならカスタムGPTの今後だけは一度確認しておきたいです。
WordPressサイトを持っている人は、7.1.1への更新状況も忘れずに見ておきましょう。

